対局日誌。
地域のサークル(善行将棋サークル)にて。
於・善行公民館。
相手は強豪O四段。
60歳、3級から始め、10年後には四段になった人。
佐伯九段の弟子で、徹底的に学んだ。
いわば、佐伯九段のアマの秘蔵っ子。
棒銀を得意とし、銀の捌きに特徴がある。
一時、「棒銀男」の異名をとった。
純粋居飛車党。
駒落ちの場合以外は、振ることはない。
一手違いの激しい勝負を好む。
相手が飛車先をついてくるので、
棒銀を警戒し、77角から88銀とあがった。
本来なら、68銀として、右四間飛車に誘導する手もあるが、
そうしたときに、棒銀でこられるとまずい。
相手も、角換わりは避けようとするので、
本来は68銀と突っ張りたいのだが。
銀の位置ひとつで、優劣は極端に変わる。
案の定、44歩から角換わりを拒否されたので、
右四間飛車にくむ。
作戦負け。
銀が進出してきて桂の捌きを抑えられた。
34歩が拠点だったが、
巧妙に受けられ、金が進出してきて、
この歩をただ取りされたのが敗因。
勝負は、終盤の入り口で決まったが、
形だけは作った。
わたしが、そのような考え方をしたのかどうかは
わからなかったらしい。
爽やかな後口が残った。
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