いい日旅立ち

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ライバル藤井聡太七段に連勝記録を許した増田康宏六段~東の天才~

2019-08-03 13:06:49 | 思い出の詩


今は、藤井聡太七段に注目が集まっている。
彼に、新記録29連勝を与えてしまった男、増田康宏六段。
しかし、彼は、藤井のライバルなのである。
西の藤井、東の増田。
増田は、1997年11月4日生まれ。東京都出身。
小学校4年のとき、小学生倉敷王将戦高学年の部優勝。
才能を見抜いたアマ強豪が、
森下に奨励会入門を頼んだ。
彼は、弟子をとらない方針にしていたが。
送られてきた手紙に入っていた棋譜を見て、驚いた。
プロ棋士は、100手以上の将棋を、30秒で頭の中で再現できる。
プロのような将棋なのである。
増田は、10歳で森下門下となる。
16歳で四段となり、C級2組に所属。
竜王戦では連続昇級をして、4組に入り、六段に。
2017年6月26日、
藤井聡太が29連勝をかけた一番で、敗れ去った。
将棋界に新記録誕生。
しかし、増田は、将来、藤井聡太とナンバーワンを争う逸材である。
師匠森下九段
「君は羽生さんを超えるんだよ」
弟子増田康宏
「はい」

あるとき、こんな事を言った。
「今1番強いのは藤井くんだと思います。自分が唯一食いついていかねばならない相手です」
「将棋に強くなるには、感情を殺すことが大切です。
ぼくは、何があっても泣きません」
最後に泣いたのは、祖父がなくなった3年前だという。

7時起床。
午前中は将棋の研究。
午後体幹トレーニング。
そのあと、また将棋の研究。
立ったまま、パソコン画面を眺めながらの研究。
1日の研究時間6時間。

現在、順位戦C旧1組に在籍。
1勝1敗だが、昇級候補である。

近いうち、タイトル戦で
藤井聡太と増田康宏が闘うのを見ることができるだろう。




まるで、プロのような将棋である。


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