「未熟の晩鐘」という歌がある。
作詞、作曲、歌唱、
小椋佳。
「未熟」 熟してないこと。
「晩鐘」 夕方の鐘。
年をとっても、いつまでも、
人間は未熟だ、という。
それを告げる如く、夕方の鐘が鳴る。
私は、病弱のため、50歳まで生きられないと思っていた。
ところが、馬齢を重ねてしまった。
ところが、高齢者になった今も、
毎月の検診で異常が出ない、
という果報者である。
頭痛が続く、
ということはあった。
しかし、
MRIを撮っても、何の異常もない、という。
ついでに、
最近ボケてきた(時々自分の年を忘れる)ので、
認知症ではないだろうか、
と聞いてみた。
「一切の異常はありません」
「安心してお帰りください」
という診断であった。
定期検診でも、
血圧
血液検査
レントゲン
内視鏡検査
ひっかかったっことがない。
未熟の晩鐘。
たしかに、60歳を超えて、まったくの未熟者である。
が、
若者のような健康に恵まれている。
年齢を気にせず、
のびしろを感じている。
「まだまだ」
これから。
未熟の晩鐘。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます