若い頃、
上司から、「将棋はやめろ」と
よく言われた。
私の生活の全体は知っていたろうし、
職務の性質も考えたのだろう。
上司として、
仕事にもっとも有効に使うには
どうすればよいか、も考えたはずだ。
しかし、わたしは、
人生の師に
ずっと将棋は続けた方がいいと
言われていたし、
趣味として貴重だと思っていたので、
やめなかった。
今は、それは、まことに正しい判断だったと
思っている。
上司としても
定年後のことまで考えたことはないだろう。
今、定年後の生活をするにあたって、
将棋ほどしっかり自分の生活を支えてくれるものは
ない、と感じている。
仲間と一緒に
茶話会を開いたり、
旅行したり、
新年や、
忘年会を開いたりしている。
3つのサークルに所属し、
それぞれに貴重な友人たちがいる。
老後の生活の核となっている。
これからも、ほどほどに将棋とつきあっていこうと思う。
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