続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

話を書くということ(世界一どうでもいい近頃の趣味の話)。

2015-04-12 13:29:40 | 日々のこと。

※※ 世界一どうでもいい情報である、個人的な萌えとか思ったことを取り留めなく書いているだけです。申し訳ない。※※

受験も無事に終わり、先週からはいよいよ新しい職場にて仕事が始まった。

周囲には共に勉強した仲間がおり、職場の方々も優しく親切な方ばかり。
仕事も、まあこれまで経験してきたものと共通するところが多々あり、
覚えることは決して少なくないが、頑張れそうな感じ。

また、今後あらたに受験を考えている資格もあるが、
法改正がきちんと盛り込まれたテキストが出るまで少し間がありそう。
そんなこの頃。

精神的にも余裕が出て、余暇には趣味でも。。。と思えるようになったので、
現在、ちょっとした出来心から生まれて初めて「二次創作」というものに手を出している。


「二次創作」というのは、 Wikipediaの解説を借りると、

原典となる創作物(以下、「原作」という)に登場するキャラクターを利用して、二次的に創作された、
独自のストーリーの漫画、小説、フィギュアやポスター、カードなどの派生作品を指す。


とされている。
漫画とかアニメとかゲームとか、そういう元の作品で確立されている世界観やキャラクターを用いて
そこから膨らませたものを創作するジャンルである。

私はとあるゲームの二次創作として、ボソボソと小説(と呼ぶのはおこがましいレベルで恐縮だけれど)
を書いて某所で公開している。

今回のようにきちんと公開するために書くのは初めてなこともあり、
不特定多数の人の目に触れるというのがもう何とも言えず恐ろしい心持ちがされるのであるが、
それほどたくさんの人が読んでいるわけでもなさそうなので、気楽に時間が許すときに書き繋いでいる。

元はといえば、ゲームにハマって自分の内に「萌え」が蓄積しすぎて
妄想が捗りまくって止まらず、しまいには眠れなくなってきたので
「こりゃいかん」とばかりにアウトプットしたのが始まりであったので、もう結末まできちんと話はできている。

しかし、そこに辿り着くまでは相当のページ数が必要になりそうで、書いても書いても話がなかなか進まない。
それが話が回りくどい性格からくる「無駄」が多すぎるからなのか、要領が悪いからなのか、
話が膨らみ過ぎているのかわからない。
でも書いていると、自分の中のこれまで誰にも言わずに眠っていた澱が溢れ出てくるようで、
その初めての感覚に戸惑うと共に爽快感を覚えるのだ。

何ていうか、「書く」ってすごいことだ。

こうしてブログにてあれこれ書いたりもするけれど、
この場は自分のことを捻りもなくまんま書いているだけで、意図しない心のあれこれが滲んだりはしない。
まあポエマー気質だからこっ恥ずかしいことも平気で書くけれど、
それは実際にそう思ってるからそのまんまを文章にしているだけで、
意図してもないのに隠しておいた心の内がだだ漏れたりしない。

絵でも音楽でも文でも何でも、そういう媒体を通して何かを表現しようとするとき、
どう誤魔化そうとしても「その人の核」みたいなものが透けて見えてしまうのかもしれない。
その人の心だか頭だかにあるブラックボックスを通って変換された本音が、
色々な形をとってだだ漏れになるというか。
既に完成している元ネタをお借りして書いていてさえこうなのだから、
一から創作している人々はいかばかりかと思う。

架空の話を書いているのに、赤裸々な自叙伝を書いているような感覚。
まったく別のことが書いてあるのに、自分の誰にも見せたくない日記がバーン!と公開されてるようだ。
本当に不思議。

そんなこんなで、この年にして初めて味わった感覚の話であった。
知らないことを知るって素晴らしい。
今でもまだちょっと恥ずかしいけれど、どうせ顔も名前もわからないのだしせっかく考えた話なので
最後まで頑張って書ききろうと思う。

以上、世界一どうでもいい私の話であった。お粗末様でした。



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4 コメント

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それすごくない? (mac)
2015-04-13 22:38:03
んんん!!
なんかコミケの核みたいなところに行かれていたのですね!なんだか羨ましいやらなんやら!!
書くが発散なのはわかります。
自分も匿名をイイことに。。。。
でも地続きの自分も居るので、吹っ飛ばして別の自覚に基づく世界を作るのなら、いっそのことの世界です。
私の世界はいくつもあるのは事実ですし、人格に使い分けが存在するのも事実ですけど、書くのが発散と呼べるほどの別の懺悔部屋みたいな(痰壺?)ブログを興すのももしかしたらいいのかも…。と思わせてくれる記事でした!
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Unknown (のん)
2015-04-16 23:41:08
『赤裸々な自叙伝を書いているような感覚』、分かりすぎるほど分かります(笑)
もうほんと、一次創作なんて公道で尻出して道行く人に見てー!って言ってるようなもんですからね。ただの変態ですよ。
こういう恥ずかしさってきっと慣れで消えていくんだろうけど、未だにたまに、「……すみません、汚物をお見せして……」って気分になります(笑)

二次創作されてるんですね! 私は二次は書けないけど(なんででしょうね、不思議)、読むのは大好物です(キッパリ
ハマったゲームや漫画、アニメの二次小説は、NL、BL、カップリングなしでもなんでも超食いついて読んじゃいます(涎)
もしかしたら、作者がpada01さんって気づかないで読んじゃってるかも( ´艸`)ウフフフー
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macさん。 (pada01)
2015-04-18 17:17:20
コミケ!
本を出す方ってすごいな~!といつも思っています。
近場でハマってるジャンルの開催があるのに、ぼっち参戦の勇気が出ずに未だ迷い中のヘタレです(´・ω・`)

懺悔部屋ブログ、いいですね!
書き出したら止まらなくなりそうな危ない魅力を感じます。。。
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のんさん。 (pada01)
2015-04-18 17:33:06
うおおお、一次創作の方がおいでになった~!

公道で尻・ただの変態とは何たるアバンギャルド。
それより汚物なんてとんでもない!泣きますよ(´;ω;`)

二次創作に関しては、まさかそういうものを自分が書けるとは夢にも思っていなかったので、
そこまで突き動かされてしまう「萌え」の衝動の強さと激しさに心から驚いています。
そして、未だに誰かに読まれてると思うと変な汗が。。。

もしいつかどこかでそれらしきものを見かけたら、生温かく見守ってくださいorz
結末まで書けるよう頑張ります☆
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