続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

炊飯器でチョコレートケーキを焼いてみた~最終リベンジ編(前)~

2010-02-14 17:01:09 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
さて。数々の失敗、数々の涙、数々の脱力笑いを経て、
とうとう今日、バレンタイン・デイがやってきた。

まさにその名に恥じぬ、スイーツ(笑)な今日のこの日の為に
これまで幾度もの失敗と胸焼けを繰り返してきたのだ。
本番が成功しなければ意味は無し。
いよいよ、これまでの努力と実力を見せる時である。

特に今回は、
ずっと焼きに使用していたトースターをやめ
「初心に立ち戻り炊飯器で焼く」といいう大幅な作戦の変更を
土壇場で決断した上での決行である。
それが吉と出るか凶と出るか。。。
こればかりは神のみぞ知るといった所、まさに運頼みである。

また、そんな博打的な菓子を食わされる旦那は受難であるが、
それもこれも私という伴侶を選んだが為の運命だと思って
あきらめて貰う次第である。

今回のポイントは以下の通り。

・前回、ダー○で頭がバカになるような甘さにノックアウトされたので
 今回は初心に帰る意味も含めてチョコを変更した。


          基本に立ち返り。  待たせたな。

・上記の流れで、砂糖も大幅に削減。大人の味を目指す。

・メレンゲ使用。また、今回は卵黄もモッタリするまで泡立てる。

・前回はあまりにずっしりチョコ過ぎ、冷えたらその固さが包丁を跳ね返す
 勢いだった事を踏まえて、粉を増量。また、メレンゲもゆるめにしてみる。
 

とまあ、前回からの教訓を生かして決定した。
分量は以前にも増して目分量。
というか状態を見て減らしたり増やしたりしたので、おおよそである。


【本番!結婚記念日おめでとう☆チョコケーキ】

・板チョコ 2枚(58g×2)
・製菓用マーガリン 50g

・卵 3個
・砂糖 卵黄用 大1 卵白用 大1.5

・ホットケーキミックス 30~40g



手順は、

チョコとマーガリン湯せん → メレンゲ作成 →卵黄泡立て
→チョコ投入 →粉投入 →メレンゲ投入 →炊飯器で焼き上げ
 

といつもとそれ程変わらないので、出来上がりは炊飯器の仕事次第である。
奴は常にクールに与えられた仕事をこなすので心配はしていないが、
それでも今までの事を思うと不安に駆られるヨメである。

準備にかかる。
生地作成に関しては、もう手馴れたものだ。
メレンゲもさほど苦労せず作れるようになった。

      メレンゲ余裕。  もう電動いらないな。

                  生地まではいいんだ、生地までは。 サクサクと生地完成。

今回はチョコ+マーガリンに混ぜ込む粉を増やしたので、
メレンゲを混ぜる段階で生地がだいぶ固めであった。
ゆるめのメレンゲがちょうどいい感じに馴染んでくれたので一安心。
砂糖を前回に比べてかなり控えたので、
足りなければココアを入れようかと思っていたが
味見をした所充分な甘さがあったのでそのまま続行。
っていうか、今まで砂糖入れ過ぎだった。
板チョコの甘みを、言葉通り甘く見過ぎていたようだ。

前回の甘さったらもう、いっぺんで頭がパーになるレベルと言うか
以前アメリカから上陸!を謳ったカフェで飲んだ、
突き抜けたあり得ない甘さのシェイクを思い出したくらいだ。
外国の甘い物って、時に脳みそ直撃レベルの物があるので侮れない。


  <懲りずに後半へ続く。>



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