続・床屋の穴掘り。

王様の秘密を知ってしまった床屋のように、時には穴を掘って思いっきり言いたいこともある。そんな日記。

トースターでチョコレートケーキを作ってみた。~リベンジ玉砕編~

2010-02-14 16:59:33 | オーブン無くても頑張る菓子作り2010。
前回、手痛い仕打ちをトースターと100均ケーキ型にくらって
相も変わらず失敗続きのチョコレートケーキ作り。

正直、もう「無理なんじゃね?」という気持ちが湧き上がってくる。
我が家のトースターでまともなケーキを焼くなんて、最初から不可能なのではないか。
きっと、ちゃんとケーキを焼いている人々は私とは違うエリートなのだ。
私は満足にトースターケーキも焼けないダメ人間なのだ。。。

とまあ、なぜここまで凹んでいるかと言うと、
実は先日もまた性懲りも無く挑戦したからなのである。
そして、もう予測はつくと思うのだが、
またもや思わしくない出来であったからである。。。

生地は前回とほぼ同じだが、
今回はちょっと目先を変えて二種類のチョコを混ぜて使ってみた。


           今回はミックスで。  近所のスーパーで半額だったYO!

  前回と同じ手順で。 前回と同じ手順で。。。 心なしかドロドロ。

前回に比べ、
チョコ+製菓用マーガリンを湯煎に欠けた物の濃度がドロドロな気がする。
そして、チョコが甘めなのでメレンゲの砂糖は少なめにした。
更にあまり固く泡立て過ぎないように注意して作成。
手順に慣れた事もあって、ほんの十数分で生地完成。

それはいいのだが、問題はこれからなのである。
毎回ここまではまともに進むのだ。
しかし今日は違う。絶対焦がしたりこぼしたりせずに焼いてやるZE☆
。。。と意気込んで、トースターへ型をイン!

睨むように成り行きを見守り、適切にホイルを被せ、火力を弱め、
無事に焼き上げた!と自信を持って取り出したのであるが。。。

        こ、これは。。。  こ、これは。。。


  厚揚げ!!  厚揚げ!!

ひどく焦げたりはしなかったものの、見た目も触感もまるで「厚揚げ」である。
ガトーショコラと言えば、表面がひび割れるのが上手な焼き上がり。
それなのに、なぜにこのケーキはシワシワなのか。
だからといって生焼けな訳ではない。火はしっかり通っている。

型から出して考えてみたが、
「火の偏りと焼きの温度が適正で無い」事が一番の原因のように思われる。
と言うのも、側面・底はやや焦げ位まで焼けているのだ。
中央まできちんと火を通そうとすると、ホイル等で自衛してもどうしても側面や底が焦げ
それを避けようとするならば、フォンダンショコラ状態になってしまう。

ハート型で焼いた方。やはり側面・底は焦げ気味。  こちらは無事だった。

これまでオーブンで焼いて失敗した事も無かったので、
温度調節がうまく出来ていないのが敗因という可能性が高そうだ。
ああブルー。

こうなったら、奴に賭けるしかない。
オールマイティのにくい奴、私の心の友のアイツ。
そう、炊飯器である。
こんな有様では、炊飯器の方がよっぽどまともな物が出来そうだ。
奴はプリンも蒸すし、パン生地の発酵もこなすし、ケーキだって上手に焼く。
最初から奴に任せた方が良かったのではないか。

という訳で、
もうヤケッパチの感もあるが次回は同じ生地を炊飯器で焼いてみようと思う。
こうなったらとことんまでやるわ。
たとえ嵐が吹こうとも、たとえ大波荒れるとも。

ぼそぼそ失敗ばかりしている内に、結婚記念日であるバレンタイン・デイはすぐそこだ。
もう、責任を取って胸焼けを抑えつつ失敗チョコケーキを食うのは嫌だ。
次回こそ決めてやる。。。と怪気炎を上げる私なのであった。



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