最近私は、困った事があると、
タロット占いで審判を仰ぐ事に
しているのだが、
実は田舎へ帰った時に、
弟の嫁から、自分の娘の三番めの子の
出産の為に行きたいので、
三ヶ月、私と妹に東京に父を引き取って欲しいという申し出があった。
正直な所、母の面倒もロクにみてくれなかったこの人から、協力して欲しいんですと、笑顔で言われても、協力などする気はさらさらなかった。
しかも、おそらくこれは序章なのだろう。
これを皮切りに、父をこちらにたらい回しにする気でいる事は容易に想像出来る事だ。
交渉事はその場で即決する事はタブーなので、私はこの件はそれぞれの家庭もある事だし、持ち帰らせて欲しいと言った。
その上でまた相談しようと。
帰り際、空港で父に、本当に東京へ行きたいのかと聞いた。
母が亡くなった時に、私が父の事は兄弟三人で面倒をみた方がいいと再三言ったにも関わらず、あんたにみられると東京に連れていかれるから嫌だと言った父だからだ。
しかも私は父を関東の自宅に呼ぶつもりはなくて、自分がその間、島に行くつもりだったのだが、父は頑なに、私が東京へ連れて行くと思い込み、聞く耳を持たなかった。
すると、父は、本当は行きたくないけれど、弟夫婦から、なんで自分たちばかりが、親の面倒をみなくちゃいけないんだと言われ、東京へ行け行けとばかり責められるのだそう。
私は唖然として、
あの二人が面倒をみるって言ったのにね…と言った。
そうなのだ。
絶対にこうなると分かっていたので、最初から、三人でみた方がいいと私は言っていたのだ。
弟夫婦は、その時はいいけれど、後から、面倒くさくなって、放り投げるタイプの人種だからだ。
おまけにその為に、財産も多くもらう予定なのに。
私は、父に、もしそうなった時は、東京に呼ぶと言うよりも、私が島に行くよと言った。
父はホッとしたようだった。
空港で別れ際に、まるで火が消えたようになってしまった父の手に触れ、
また来るからね
と言うと、
あんたが来てくれてよかった
と一言つぶやいた。
どういう意味なのだろうと考えていたのだが、やはり普段から弟夫婦に辛く当たられているのだろうと想像できた。
飛行機の中で父の状況をタロットで占ってみると、
地に堕ちた王様のカードが。
けれど、東京に行かないにワールドのカードが!
これはめちゃくちゃ
いいカードなんです。ハッピーなカードで、全ての物事が上手くいくと出ました。
しかし、次に出たカードが、悪魔で。
これは、執着を表し、何かに捉われているという事。
真逆なカードが出たので、気になっていてこちらに帰って来たのですが、
今日ふと気づいて…
あ、そっか!これは父の事なんだと。
父が弟夫婦への執着を手放せたら、ハッピーになれるという事なんだなと思いました。
しかし、父は一族の家長として、ずっと君臨していたし、私が小さい頃から、弟は家の跡取りだからという事で、大切に育てられてきたので、
その弟を果たして手放す事が出来るのか?
と思いました。
弟は父にとって特別な存在なんです。
男の子というだけで。
家を継いでくれる跡継ぎという事で。
だから、父にとってもこれは試練なのだなと思います。
人生の最後の最後まで、人は選択の連続なんですね。
そうして、そこに自分というものが出てしまう。なんとも残酷な結果だなぁと思いました。
☆それでは今日も良い一日を。
父がどういう選択をするのかは分かりません。
再び私たち女の兄妹の負担が多くなるのかもしれないし…。
けれど、タロットは誤魔化せないんだなあと思いました。
タロット占いで審判を仰ぐ事に
しているのだが、
実は田舎へ帰った時に、
弟の嫁から、自分の娘の三番めの子の
出産の為に行きたいので、
三ヶ月、私と妹に東京に父を引き取って欲しいという申し出があった。
正直な所、母の面倒もロクにみてくれなかったこの人から、協力して欲しいんですと、笑顔で言われても、協力などする気はさらさらなかった。
しかも、おそらくこれは序章なのだろう。
これを皮切りに、父をこちらにたらい回しにする気でいる事は容易に想像出来る事だ。
交渉事はその場で即決する事はタブーなので、私はこの件はそれぞれの家庭もある事だし、持ち帰らせて欲しいと言った。
その上でまた相談しようと。
帰り際、空港で父に、本当に東京へ行きたいのかと聞いた。
母が亡くなった時に、私が父の事は兄弟三人で面倒をみた方がいいと再三言ったにも関わらず、あんたにみられると東京に連れていかれるから嫌だと言った父だからだ。
しかも私は父を関東の自宅に呼ぶつもりはなくて、自分がその間、島に行くつもりだったのだが、父は頑なに、私が東京へ連れて行くと思い込み、聞く耳を持たなかった。
すると、父は、本当は行きたくないけれど、弟夫婦から、なんで自分たちばかりが、親の面倒をみなくちゃいけないんだと言われ、東京へ行け行けとばかり責められるのだそう。
私は唖然として、
あの二人が面倒をみるって言ったのにね…と言った。
そうなのだ。
絶対にこうなると分かっていたので、最初から、三人でみた方がいいと私は言っていたのだ。
弟夫婦は、その時はいいけれど、後から、面倒くさくなって、放り投げるタイプの人種だからだ。
おまけにその為に、財産も多くもらう予定なのに。
私は、父に、もしそうなった時は、東京に呼ぶと言うよりも、私が島に行くよと言った。
父はホッとしたようだった。
空港で別れ際に、まるで火が消えたようになってしまった父の手に触れ、
また来るからね
と言うと、
あんたが来てくれてよかった
と一言つぶやいた。
どういう意味なのだろうと考えていたのだが、やはり普段から弟夫婦に辛く当たられているのだろうと想像できた。
飛行機の中で父の状況をタロットで占ってみると、
地に堕ちた王様のカードが。
けれど、東京に行かないにワールドのカードが!
これはめちゃくちゃ
いいカードなんです。ハッピーなカードで、全ての物事が上手くいくと出ました。
しかし、次に出たカードが、悪魔で。
これは、執着を表し、何かに捉われているという事。
真逆なカードが出たので、気になっていてこちらに帰って来たのですが、
今日ふと気づいて…
あ、そっか!これは父の事なんだと。
父が弟夫婦への執着を手放せたら、ハッピーになれるという事なんだなと思いました。
しかし、父は一族の家長として、ずっと君臨していたし、私が小さい頃から、弟は家の跡取りだからという事で、大切に育てられてきたので、
その弟を果たして手放す事が出来るのか?
と思いました。
弟は父にとって特別な存在なんです。
男の子というだけで。
家を継いでくれる跡継ぎという事で。
だから、父にとってもこれは試練なのだなと思います。
人生の最後の最後まで、人は選択の連続なんですね。
そうして、そこに自分というものが出てしまう。なんとも残酷な結果だなぁと思いました。
☆それでは今日も良い一日を。
父がどういう選択をするのかは分かりません。
再び私たち女の兄妹の負担が多くなるのかもしれないし…。
けれど、タロットは誤魔化せないんだなあと思いました。