私のだらしな日記

「更科日記」ならぬ、私の〝だらしな〟日記。(^^;)
日々のどーでもいい事を、だらだらと綴っていきます。

従姉妹がつくったという100歳の画家

2021年10月24日 | 日々つつがなし
野見山暁治さんのドキュメンタリーを見た。

恥ずかしくなった。
自分が。

絵は、愛しているものしか描けないー

窪島さんとおっしゃる、無言館の館長さんがおっしゃっていた。

戦争で亡くなった画学生達の絵を集めて展示している所だ。

野見山さんも一緒に集めたらしい。

思ってるだけではなくて、ちゃんと実行に移すところがまた、素晴らしい。

有言実行

そんな言葉が浮かんだ。


そして、

窪島さん曰く。

人の命には二つあると。

一つは、両親から貰った肉体の命。

もう一つは、自分がやった仕事という形でいきづく命。

だから、画学生達は戦争で肉体は滅んだけれど、絵という物がある限り、死なないんだとおっしゃっていた。


仕事が命。

頭を叩かれた様な気がした。

私も、自分の仕事の事、しんどいと思って、手を抜きたいと考えることもあるけれど、それではいけないなぁと思った。

特に今、作家として、食べていけるわけではなく、会う人、会う人毎に、

食べていけますか?とか、
仕事を紹介しましょうか?とか、

言われるので、それもなんだかなぁ…と感じていたのだ。

どんな物が売れるのだろう…と下心を出す事もある。

売れたい、作家として大成したい、と。

けれど、いくら生活できなくとも、
小説を書く、と言う事で生きようと決意して、

離婚もした。

一人になって、一から始めてみようと。

最後は生活保護でも、いいと思ったのだ。
どうなっても、自分は自分の作品を書くと。


だから、仕事では手を抜けない。

どんなに辛くとも、本物を描かなくてはいけない。

どんなにお金がなくて、生活出来なくとも、私は私にしか書けない本を書かなければならないのだ。

それが、私の仕事、私の人生だと思った。


今朝は従姉妹が作ったドキュメンタリーで泣けてしまった。


ありがとう、〇〇ちゃん!

素晴らしい作品に感謝。



☆それでは今日も良い一日を。



コメント
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