掃除をしていて、
布団を上げると、大きなシミが。
おそらく失禁の跡かと。
それを雑巾で丁寧に拭いていると、涙が出てきて止まらなかった。
泣いて泣いて、おんおん泣いて、作業が一時中断しながらも、なんとかやり終えた。
A4一枚の裏紙に書いてある遺書まで見つかったわ。
もう、なんも言えねぇ。
しんどいばかりで、泣き腫らしながら、掃除を終えた。
帰り道、スーパーに寄って、病院から足りないと連絡のあった、下着とパンツを買っていると、本人から電話があった。
病院の電話を借りたのだろう。
スマホまだ?と言われた。
退屈でしょうがないと。
頭に来て、
あ、そう。
退屈で良かったね。
こっちは、めちゃくちゃ忙しいのに、
と嫌味を言っておいたわ。
そうしたら、驚いていた。
あ、ごめん。掃除してくれてたの?
だって。
覚えていないのかな?
おそらくあの散らかりようだと、タンカが入り口から出なくてベランダから外へ出たのか、はたまた、ドアが開かなくて、開いていたベランダから侵入したのかの、どちらかだろう。
やれやれ、だね。
一旦家へ帰って、食事をしてからスマホを持って、病院へ行こうとすると、叔母がやって来た。
叔母も今回の事で心労がたたったらしく、元気がなかった。
無理もない。
今、もう一人の叔父さんが、息子と同じ病院で手術を受けたばかりで、それの立ち会いに行って来たみたいだから。
その心配もある上に、今度はうちの子の騒ぎで、眠れなかったと、言っていた。
まあ、眠れないのは、頼りの私が、また東京へ行ってしまう事が不安なんだと言ってはいたが。
そうだよな。
思いつきで言ったけれど、私が島を出ると、今度は叔父さん、叔母さんに迷惑がかかるよなあ。
ここまで親がわりによくして貰っているのになぁ。
身が引き裂かれるようだよなぁ。
島から離れられない一番の要因は、この叔母さんにあるんだ。
叔母さんは本当の身内なので、私と顔も似ているし、性格もとっても良くて、人からも好かれているんだよね。私の良きお手本なんだよ。
その叔母さんによくして貰っているから、離れがたいんだよな。
なので、とてもここを離れるとは言えなんだ。
とは言え、まだ何も決まった訳でもないし、これからどうなるかも分からない。
そのあと、病院へ行って息子と話をしたら、息子は呑気に、
俺もう退院して、来週から働きたいんだよな、などと言っていた。
やれやれ。
こんな騒ぎを起こしておいて、職場に平気な顔で戻れるはずもないだろうに。
また、人に気を遣わせて、嫌な思いをして、辞める、辞めると言い出すに決まっているじゃない?
けれど、息子的には、なぜ自分が関東の病院へ行くのかが分かっていなかった。
それは、私が頼んだからと言うと、ようやく納得したようだけど。
自分は島の離れた保養所でもいいなーとまた呑気な事をいう。
これが本当なら、私は先走った事をしたことになるけど、、、大丈夫かな?
と今、判断に迷っている所です。
この決められないと言うのも、発達障害の特性らしいけど…。
(この場合、島を離れるということや転院先をどうするかという問題やら、仕事を辞めるという問題など…ね。)
大丈夫なんだろうか?私が決めて…
と今、やはり悩んでいる私です。
☆それでは今日も良い一日を。
感謝します。
すべては上手くいっている。
まだ時間はあるから、じっくり考えてみます。