あれほど私を苦しめていた、
実家の継承問題だけど、
先週、父から電話があって、
二日くらい立ち直れなかったあの日以来、
何か憑物が落ちたかのように、
スッキリ!としている。
不思議です。
だって、私、本当に苦しかったんだもの。
何度も何度も手放し作業をして、
それでも手放せなくて、
とても辛かった。
けれど今は、本当に全てが終わったと言う気がしている。
夫との関係の精算と実家の問題。
これが私の人生における二大巨頭だったので、それらが一気に片付いて、
(まぁ、一気でもないけれど…)
本当に良かったなぁと、心から安心している。
もう、実家の問題に立ち入らないと思ったら、別に父の事もいいや、とか、弟の事も、もっといいや、と思えた。
あれほど怖かった嫁も、
前世で私を陥れて、私を殺した女だったと分かったら、別に怖くなくなった。
あ〜あ、そう言う事?
と思った。
正直な所、私はこの嫁さんが来てから、
本当に好きになれず、好きになれないどころか、彼女が来ると思っただけで、心臓がバクバクして、冷や汗が出て、どうしようもなく不安になっていたのだ。
対処するのに苦慮していた。
けれど、私を殺した女と言われた時には、
さもありなん!
と思ったし、実は、それ以来、彼女の事を思っても、何の反応も出なくなったのだ。
やれ、ありがたや!
私の中で、府に落ちたんだと思った。
人間、訳の分からない事が一番困る、
どう処理していいのか分からないから。
でも、原因が分かれば、しめたもの。
そう言う点では、とても良かった!と思う。
訳の分からない不安感…というのは、
実は、自分を前世で殺した相手などに出会うと、そう言う事が起きるらしい。
なんかこの人苦手…とか、
なんかこの人、嫌だな…などと
感じる人には、そう言う事があるらしい。
身を持って経験した自分には、
そうだろうな…と言うしかない。
彼女がそうだと知っても、別に彼女に対する恨みなどはない。
ただ、分かって良かった〜!
と安堵しただけだ。
なにせ、今まで言うに言われぬ、
感情の揺れがあったので、
それが消えただけでも、
ありがたい!と思っている。
しかし、幸福感に浸ってばかりはいられない。
これを踏まえて、これからどうしたらいいのかを考えていかねばならないのだ。
まあ、とにかく、実家には近づかないようにしようと思った。
父の事ももう面倒みようなどとは思わない。
第一それは父が望んではいないからだ。
私はこの件に関しては完全に手を引こうと思っている。
そして、実家の面々とは、会う事はもちろん、電話などもやりとりも、一切しないようにしようと思っている。
接触すると、この間の父の電話のように、なんでもない事で、怒りを向けられたり、攻撃されたりするので、もう良そうと。
極力会わない、接触を持たない、と言う事を徹底しようと自分に言い聞かせている。
盆暮れの付き合いも、何なら止める。
こちらがしなかったら、おそらく向こうもしてこないだろう。
今年から思い切って止めると言う事も、一つの手だ。
年賀状くらいは出すけれど、
正直言うと、彼らから送られてきた年賀状を見るのも嫌なのだ。
不思議なことに、ああ言うのは、相手の気を運ぶのかを正月早々嫌な気持ちになる事が多かった。
もちろん、これは実家だけではなく、手紙全般に言えることだけど。
だから、思い切って止めてもいいかな。
問題は、父の葬式の時だ。
まだ亡くなった訳ではないけれど、
今からこれだけはどうしようかと悩んでいる。
行くべきか行かざるべきか、それが問題だ。
行けば弟夫婦に会う事になる。
これ以上、彼らとの間のトラブルはごめんだし、今の自分に彼らに会うだけの勇気があるかどうか…。
まだ会うのは、心の傷が癒えてないって感じだ。
アウェイに一人やらされるのは、大丈夫か?と心配になる。
まあ、それは父が亡くなった時に考えればいい事か。
弟との継承問題も、私に勝ち目は無いし、父も味方では無い以上、どうする事もできない。
先祖には悪いが、力及ばずって事で、勘弁してもらおう。
そして、実家には立ち寄らない。
墓参りだけして帰ろう。
とにかく、彼らには近づかない、
関わりを持たない。
頼み事は優しく断る。
争わない。
なんでも、どうぞ、どうぞと譲る。
それでいいのかも。
まあ、これが、私流のやり方かな?
そうして、自分とは合わない気の中にはもう行かない、と決めた。
それでいいのだ。
親族だからと言って、
気の合わない人達と、
心臓がバクバク言いながら、
付き合う事はないだろう。
身体は正直で、そこが危険な場所であると
教えてくれているのに、わざわざ、火中の栗を拾いに行かなくてもいいかも。
考え方も変えていかねばなぁ…
と思った。
まぁ、そんな感じです。
こうやって、彼らの影響から徐々に抜けて行こう。
☆それでは今日も良い一日を。