ギャンブル三昧その後

今朝、会社に行くとお仕事が入っておりまして

ああ、今日は少しバタバタするのかな…とも思ったのですが

意外と俺はヒマで

ほぼカジノで遊んでいました（待てコラ

目標にしていたコインの枚数を大きく上回りまして

30万枚に到達です

…

もういいよ。

世界の平和とか、どうでもいい。

俺はこのままカジノで遊んでる方が幸せだし

敵に殺されたりする事も無いし。

本当に世界って、そんなに物騒なの？

スロットマシーンの前にいると

そんな風に思えないんだけどなぁ…

赤い7が5つも並んで

さらにその後に

青い7が5つ並んで『ジャックポット！！』

何だか知らないけどいっぱいコインをもらえた

もう本当にこのままでいい

世界はきっと平和。

悪の魔王とかラスボスとか嘘。きっと嘘。

信じない。

信じられない。

そんなものがいたらきっと、カジノを壊しに来ているはずだもん。

…

コインが増えたら教会でセーブをして

またカジノへ戻って来てスロットマシーンの前へ…

もうこの繰り返しこそが冒険って言えるんじゃないかなぁ

これこそがドラゴンクエストの神髄なんじゃないかなぁ

僕、間違ってるのかなぁ








俺のやるドラクエはいつもこんな風に寄り道をして

道を逸れて

一体何をするのかを完全に見失い、お話を忘れる

あんなにメタルスライムを追いかけてレベルを上げてたのが嘘のように

今、持てる最強の武器や防具を身に着ける事に専念してたのが嘘のように

俺は軽快な音楽が流れるカジノで

シャレたグラスに酒などを貰って

きっとリッツにチーズを乗せてキャビアみたいのを乗せたやつを食いながら

スロットマシーンのレバーを叩いている

時々、近くを通りかかるバニーガールのケツを触っては卑猥なジョークを言って下品に笑い

まだレベル30にも届いていないクセにカジノの顔になっている

もう勇者でも何でもない

ただのオッサンである

…

…

こんな勇者に誰がした

耳を澄ますと世界が崩壊して行く音が聞こえてくる

マジ、ヤバイ

カジノで遊んでる場合じゃない。多分。

しかし、やめられない止まらない。

そうだ

目標をコイン50万枚に設定して

50万枚貯まったら

世界の平和についてちょっとだけ考える時間を持とう。

うん。そうしよう。

そんなに焦らなくても平気。多分、平気。







…

50万枚までしばらくお待ちください（やかましいわ

水曜どうでしょう DODESYO CARAVAN 2017

今年もこの季節なのですね

去年はものすごく暑い時期でしたが

今年は…いい感じ。

助かります。





9日の『くずまき高原牧場』に参戦の予定であります

…

しかし

仕事がね…

もうどうしてもって場合があるんです。

その時は泣き寝入りです

世界泣き寝入り選手権で毎回、決勝まで行く俺です

当然、万が一の時には泣き寝入りますよ







もしも

もしもです

このブログの読者さんで

9日に参戦される方がいらっしゃって

この変態ブログの著者に会いたいという方がいらっしゃった場合

何らかの形で教えてください…

俺も参戦している場合は、会場の隅の方で

ぎこちなく笑いながら挨拶を交わしましょうよ






さてさて

参戦できるでしょうか…どうでしょうか…

ギャンブル三昧

俺が幼稚園生の頃

オヤジはギャンブルに狂っていた

最悪の家庭環境だった

友達を家に集めて酒を飲みながらの賭けマージャン

茶の間と薄いガラス戸を一枚だけ隔てた部屋が子供部屋

ジャラジャラとマージャン牌の音

ロン！！

うわぁぁっ！！

いや～○○が○○で…（麻雀用語わからん

チキショ～！！！

ゲラゲラゲラ…

…

こんなのが一晩中聞こえる

寝るに寝られない

オヤジに言うと怒られるのが目に見えている

オフクロを呼んで

眠れないと泣きながら言う

オフクロだって言いづらい

お客さんが来ているのに

『子どもが眠れなくて泣いているから少し静かに…』なんて。

それでもオフクロはどうにかして伝えてくれたようだと分かったのは

茶の間から、マージャンをしながらオヤジが

『いつまでもグズグズ泣いてねぇで早く寝ろ！！子供の起きてる時間じゃねぇぞ！！』

と…。

こうなるとおしまいである。

次に俺が泣いているのが伝われば俺を叩きに来るのである。

ここは俺が折れるしかない。地獄の夜を寝て過ごすほかない。








ある日の日曜日の朝だったと思う

出掛けようとするオヤジにオフクロが言った

『たまには子供と遊んであげて』

一気に不機嫌になるオヤジ

俺の事を車に乗せてパチンコ屋へ…

『大人しくしてろよ』と、すご味をきかせて一言。

大人しくも何もこんな所子供の遊ぶところじゃない

最初の頃はオヤジが座っている台の隣に座って見ていたけれど

俺もやってみたくなって床に落ちている球を拾って打ち始めた

最初はオヤジの足元、その周りに落ちてる球が無くなると

違う場所、遠い場所へ球を探しに四つん這いですすむ

昔のパチンコ屋の床は汚かった

床が灰皿代わりみたいなもんだった

手もズボンも汚れてしまった

と、頭を強く引っぱたかれた

鬼の形相で立っているオヤジだった

俺が居なくなったと思って探してみたらこのザマだ

『だからガキは連れて来たくねぇんだよ！！！』

と、俺の腕を掴んで車に乗せてお家へ直行

帰りの車の中でメソメソ泣いていると

『女じゃねぇんだから泣くな！！』

…

家の前で降ろされて、オヤジはまたパチンコへ…








このように

ギャンブルって家族を巻き込んで不幸になる場合がある

…





俺のドラクエ

カジノのある街へ到着

大切な目的を忘れて

もうカジノに入り浸り

大好きなスロットマシーンの前から離れませんよ

『旅の目的は…？こんなところで遊んでいていいんですかね？？』

『うるせぇ！！勇者がカジノで遊んじゃいけねぇって誰が言ったんだぁ？ああ？？』

『いやいや…世界を平和にしてからでもカジノは…』

『うるせぇよ！！俺がカジノで遊んでるから、お前らで平和にして来い。な？』

『な？っておかしいでしょ！どう考えたっておかしい！！勇者が倒さないと…』

『あぁ、んじゃほら。このベルトとか剣とか盾とかお前にやるから。これで勇者に見えっから』

『…ぇぇぇ。そういう事じゃないと…』

『面倒くせぇよ！カジノで遊ぶ俺が悪いのか、堀井雄二が悪いのか、どっちだと思う？』

『えぇ…答えづれぇぇ…その質問、答えづれぇぇ…』







そんなわけで

今日の目標コイン10万枚まで増やそう！（働け