人生で3度女装をしたと言う話を。
一度目は
以前のブログにも書いたのですが幼稚園の時です
発表会で桃太郎をやる事になったのだけれど
俺は人前で全く喋らない子でしたから
先生が一生懸命に考えて
最後、桃太郎が鬼退治をして帰って来てから
お嫁さんをもらう事にして
そのお嫁さんに俺を…となったのでした
女の子の着物を着て桃太郎と手を繋いで歩くだけの
そういう役でした…。
桃太郎は逆に女の子の方がウケると言うので
当時、活発だった女の子の真弓ちゃんが。
コレが父母に大好評だったとか。
大当りだったそうです。
人生2度目の女装
実はブログの書き始めの時には
女装は人生で2度だけと思っていたんだけれど
書いているうちに思いだした
全部で3度あって、この2度目を忘れていた。
…
東京で働いている頃のはなし
先輩と、その彼女と、三人で部屋で話をしていた
彼女は体の大きな子で、デブって言うよりも
ガッシリ、ムッチリ、しているタイプだったのだけれど
中身は女子であり、可愛い服とかTHE女の子みたいな人であった
彼女が俺の顔をまじまじと見て
『目がとっても可愛いからお化粧したら絶対に可愛くなると思う』
と言いだし
先輩も乗り気になって
んじゃ、化粧してもらえ!ってなっちゃった。
彼女の持っている化粧道具でどんどん女の子へ変身して行く
髪も割と長かったので、ゴムで留めてもらって
彼女が持っている真っ白なワンピースを着せられた
大きな女の子の服だから、かろうじて着られた
…
鏡を見る
妖怪が映っていた…
コレと山で遭遇したら誰の許可も無く撃ち殺していいヤツである
しばらく女の子の格好でポテチを食べたりコーラを飲んだりしていたのを覚えている
三度目は前の会社での忘年会だ
温泉で盛大にやったのだった
コンパニオンが二人来て
しかもコンパニオンがお婆ちゃんみたいな人たちで
二次会のカラオケボックスに行くと
その二人もカラオケについてきた
…
その一人が俺に目をつけて
『お兄ちゃん、ちょっとこっちおいで』
って呼ばれてトイレへ…
『その浴衣脱ぎなさい』
コンパニオンのお婆ちゃんが言いながら
自分の着物をたくしあげて
中から真っ赤な腰巻を取り出した
裸になった俺の体にそれを巻いて
胸のトコに脱いだ浴衣をおっぱいの形にして入れて
そのおっぱいが落ちて来ないように胸の下に細い帯の紐みたいな物で固定された
…
即席、真っ赤なワンピース姿のオカマちゃんが出来上がりました
暗がりでババアにメイクされながら
『あぁ、可愛い可愛い。とっても可愛い。』
髪にリボンが付いたヘアバンド?みたいなのを付けられたのかな
準備万端で出ていきまして
テレサテンの『つぐない』なんかを歌うわけです
カタコトの日本語で。
…
会社の大先輩方から御捻りを頂きましたよ
コレは大変に喜んでいただきました
そのあと、トイレで着替えをしたのだけれど
鏡の中には、おぞましいものが映っておりましたな
この時の写真がまだ残っているそうです
前の会社の事務員さんが所持しているようで
持っているだけで災いを呼ぶんじゃないかと思うんですが
時々、眺めて笑っていると言っていたので
霊的な物は何もないのでしょうね…
4度目のオファーはありませんが
もしもあるとしたなら
その時はギャランティーが発生しますので
どうぞよろしく。
見た事も無い化け物をご覧に入れまする。