知人のお宅で色々とあり
…まぁ、結構な感じで心をやられておりました
が。
昨日の朝に追い打ちをかけるようにメールが届きました。
おふくろからでした。
『ボビーさん亡くなったってよ。聞いてた?』と言う内容でした。
ご存知の方は、ご存知かと思うのですが
幼馴染みで親友のボビーさんです。
このブログの常連でもありました。
ちょっと待ってくれと
何を言っているのだと
思ったのです。
だって5月に彼に会って会話をしたのです。
休みの日を合わせて飲もうって約束をしたのです。
それなのに。
親友ですって言える存在って
果たして何人いるだろう
俺はもう彼しかいないのだ。
そう呼べるのは。
…その彼が亡くなった。
顔に真っ白な布を乗せて
静かに眠っていた。
何て書いていいのか
果たしてこれを記事にしていいのか
…とも思ったのですがね。
彼なら言うのです。きっと。
『書かないと駄目ですよ。』
…
俺と彼は幼馴染みで
小さい頃から本当にずっと一緒で
思えば喧嘩した記憶も一切ない
いや、彼は『あるよ!!』と言うのかもしれないけれど
俺の中にハッキリとそんな記憶が無いのだ。
小学生の頃、二人でいると
高学年のお兄さんたちに
『お前たち兄弟なのか?似てるな』
なんて言われたものだった。
兄弟ではないけれど、そんな風に言われて嬉しかったのを覚えている。
ボビーさんは覚えているだろうか。
とにかく一緒に過ごした時間は長い。
何を書こうと考えるのだけれど
こういう時に限って下らない事ばかり思いだす
小学校の帰り道で湧水が湧いている所で
暑いからと言って頭を濡らして
冷し過ぎて頭痛になってキンキンした事なんて
何も今は思いだす事じゃないのに。
このブログを書き始める前に
あれもこれもと思っていたことが
また記憶の隅に隠れて
何だか上手にほじくり出せない。
ガチャガチャでカップラーメンの容器の形をしたキーホルダーが当たって
本当に小さいもので
それの蓋をあけて水を入れて
自転車のハンドルにぶら下げて
この水さえあればどこまででも自転車で行ける!!
って言ってさ
さほど遠くもない場所まで行って
ぬるくなったその水を飲んで家に帰る
…そんな俺のバカな発想に付き合ってくれるのだ彼は。
そんな小学生時代に付けた2人のユニット名がある
『いもなす兄弟』
この果てしなく田舎臭い名前が
チープな感じが好きだった
いもが俺で
なすがボビーさんだ
もっといい名前あったろうに。
なぜコレにしたのか俺は。
高校に入って
ロクに学校にも行かなくなる
二人でダラダラ過ごす
彼の父親のウイスキーをくすねて
コーラで割って飲む
煙草を吸う
別に不良じゃない
学校に行かないだけ
もしくは、早く帰って来るだけ。
…
そんな時に詩を書こうと俺が提案する
いいねって彼も悪ふざけでノッて来る
思春期の女の子が書きそうな
臭い詩を作ってゲラゲラ笑うのである
そのおふざけがいつしか真剣になって
本気で誰かを感動させたいってなる。
『いもなす兄弟』と言う名前を
『imonass bro's』とカッコイイ感じにしてくれたのは彼だった
そういうセンスがいいのだ。
俺の作る詩を彼は必ず褒めた
書いた詩のココがとてつもなくいいと褒めた
褒められておだてられて木に登った
詩人になれそうって思った。
大きな勘違い。ボビーさん。君のせいだ。
でも彼は本気で俺を褒めた。
俺の書く詩の一番のファンが彼だった。
こんな発想は出来ない。こんな言葉は俺の中に無い。
悔しいなぁ…とさえ言った。
彼を悔しがらせることが楽しみだった。
…でも、彼の書く詩もまた素晴らしかった
俺の足りない脳味噌には1ミクロンもない言葉があった。
彼は詩を作る事、文章を書く事が好きになったのか
大学に入ると文芸部に入部して
奥さんと出会うのだった
…その辺を少し俺の手柄として欲しいのだけれども。
なんだろうね
亡くなったと聞いたのが昨日の朝で
今日の夜にはこれを書いている
いいよねボビーさん。
いっぱい泣いたぜ。
水分不足だ俺。
フラフラだ。
こんなチンケなブログに書ききれないんだ。
もっと、いい話あったのに。
いっぱいあったのに。
今日はこれぐらいだ。勘弁してくれ。
寝てる君の顔に触れた
冷たかった
なんだよホントに死んだのかよ。
静かに寝てるんだと思ってたのに。
一緒に休みを合わせて飲もうなって言ってたのに
何だアレ。脱脂綿を湿らせて唇にちょんちょんって。
早いよ馬鹿。
また泣けてくるよ。
もう少し、俺の気持ちが落ち着いて
ボビーさんの事をもっと書けるようになったら
そりゃ書いていく。
奥さんにも読んでもらう。
ついでに息子さんにも読んでもらおうかしら。
俺が出来るのってそれぐらいしかない。
そして、奥さんがきっと一番のimonass bro'sのファンだったはずだ
そりゃ読んでもらわないと。
そして、そして
こんなブログを読ませていいのかとも思う。
…
ボビーさんの相方は、とんでもないクレイジーだと
思われるかしら。もうそう思われてるかしら。
今更、遅いか。
ボビーさん。
まだ書くから。
油断しないで。
油断してたらぶっ飛ばすから。
…まぁ、結構な感じで心をやられておりました
が。
昨日の朝に追い打ちをかけるようにメールが届きました。
おふくろからでした。
『ボビーさん亡くなったってよ。聞いてた?』と言う内容でした。
ご存知の方は、ご存知かと思うのですが
幼馴染みで親友のボビーさんです。
このブログの常連でもありました。
ちょっと待ってくれと
何を言っているのだと
思ったのです。
だって5月に彼に会って会話をしたのです。
休みの日を合わせて飲もうって約束をしたのです。
それなのに。
親友ですって言える存在って
果たして何人いるだろう
俺はもう彼しかいないのだ。
そう呼べるのは。
…その彼が亡くなった。
顔に真っ白な布を乗せて
静かに眠っていた。
何て書いていいのか
果たしてこれを記事にしていいのか
…とも思ったのですがね。
彼なら言うのです。きっと。
『書かないと駄目ですよ。』
…
俺と彼は幼馴染みで
小さい頃から本当にずっと一緒で
思えば喧嘩した記憶も一切ない
いや、彼は『あるよ!!』と言うのかもしれないけれど
俺の中にハッキリとそんな記憶が無いのだ。
小学生の頃、二人でいると
高学年のお兄さんたちに
『お前たち兄弟なのか?似てるな』
なんて言われたものだった。
兄弟ではないけれど、そんな風に言われて嬉しかったのを覚えている。
ボビーさんは覚えているだろうか。
とにかく一緒に過ごした時間は長い。
何を書こうと考えるのだけれど
こういう時に限って下らない事ばかり思いだす
小学校の帰り道で湧水が湧いている所で
暑いからと言って頭を濡らして
冷し過ぎて頭痛になってキンキンした事なんて
何も今は思いだす事じゃないのに。
このブログを書き始める前に
あれもこれもと思っていたことが
また記憶の隅に隠れて
何だか上手にほじくり出せない。
ガチャガチャでカップラーメンの容器の形をしたキーホルダーが当たって
本当に小さいもので
それの蓋をあけて水を入れて
自転車のハンドルにぶら下げて
この水さえあればどこまででも自転車で行ける!!
って言ってさ
さほど遠くもない場所まで行って
ぬるくなったその水を飲んで家に帰る
…そんな俺のバカな発想に付き合ってくれるのだ彼は。
そんな小学生時代に付けた2人のユニット名がある
『いもなす兄弟』
この果てしなく田舎臭い名前が
チープな感じが好きだった
いもが俺で
なすがボビーさんだ
もっといい名前あったろうに。
なぜコレにしたのか俺は。
高校に入って
ロクに学校にも行かなくなる
二人でダラダラ過ごす
彼の父親のウイスキーをくすねて
コーラで割って飲む
煙草を吸う
別に不良じゃない
学校に行かないだけ
もしくは、早く帰って来るだけ。
…
そんな時に詩を書こうと俺が提案する
いいねって彼も悪ふざけでノッて来る
思春期の女の子が書きそうな
臭い詩を作ってゲラゲラ笑うのである
そのおふざけがいつしか真剣になって
本気で誰かを感動させたいってなる。
『いもなす兄弟』と言う名前を
『imonass bro's』とカッコイイ感じにしてくれたのは彼だった
そういうセンスがいいのだ。
俺の作る詩を彼は必ず褒めた
書いた詩のココがとてつもなくいいと褒めた
褒められておだてられて木に登った
詩人になれそうって思った。
大きな勘違い。ボビーさん。君のせいだ。
でも彼は本気で俺を褒めた。
俺の書く詩の一番のファンが彼だった。
こんな発想は出来ない。こんな言葉は俺の中に無い。
悔しいなぁ…とさえ言った。
彼を悔しがらせることが楽しみだった。
…でも、彼の書く詩もまた素晴らしかった
俺の足りない脳味噌には1ミクロンもない言葉があった。
彼は詩を作る事、文章を書く事が好きになったのか
大学に入ると文芸部に入部して
奥さんと出会うのだった
…その辺を少し俺の手柄として欲しいのだけれども。
なんだろうね
亡くなったと聞いたのが昨日の朝で
今日の夜にはこれを書いている
いいよねボビーさん。
いっぱい泣いたぜ。
水分不足だ俺。
フラフラだ。
こんなチンケなブログに書ききれないんだ。
もっと、いい話あったのに。
いっぱいあったのに。
今日はこれぐらいだ。勘弁してくれ。
寝てる君の顔に触れた
冷たかった
なんだよホントに死んだのかよ。
静かに寝てるんだと思ってたのに。
一緒に休みを合わせて飲もうなって言ってたのに
何だアレ。脱脂綿を湿らせて唇にちょんちょんって。
早いよ馬鹿。
また泣けてくるよ。
もう少し、俺の気持ちが落ち着いて
ボビーさんの事をもっと書けるようになったら
そりゃ書いていく。
奥さんにも読んでもらう。
ついでに息子さんにも読んでもらおうかしら。
俺が出来るのってそれぐらいしかない。
そして、奥さんがきっと一番のimonass bro'sのファンだったはずだ
そりゃ読んでもらわないと。
そして、そして
こんなブログを読ませていいのかとも思う。
…
ボビーさんの相方は、とんでもないクレイジーだと
思われるかしら。もうそう思われてるかしら。
今更、遅いか。
ボビーさん。
まだ書くから。
油断しないで。
油断してたらぶっ飛ばすから。