![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/f9/fac20772d2204637cea798936e581f57.jpg)
* after *
私が幼いころから、実家で使われていた小引き出し。
11歳まで住んでいた家では、確か『薬入れ』としての役目をしていたと記憶しています。
今の実家に引っ越してからは、家族が何やらこまごまとしたものを入れて、押入れに押し込んで(笑)いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/cf/a5a4543d2230aa16672bfde8103a2481.jpg)
* before *
合板に木目プリントがほどこされた、ごくありふれた製品。
…ですが。
これが驚くほど丈夫で、●十年経た今でもまったくガタがきておらず、引き出しの開閉もとってもスムーズ。
そんな小引き出しが、ある日処分の憂き目にあることを知り、「なんてこと! もったいない!!」とばかりに大急ぎで救出してきました(笑)
――けれど。
貰ったはいいけれど、デザインが昭和すぎてそのままで使うにはちょっと…
どうしたものかとしばし熟考の末、「よし、ここはひとつリフォームだ!」と腕まくり。
まずは古い取っ手を外して。
紙やすりで木目プリントを剥がして木肌を整え(マスク必須! もちろん作業は屋外で!)、布コロナマスカーとマスキングテープできっちりしっかり養生して。
あとはドライヤー片手に、お気に入りのミルクペイントを刷毛でぬりぬり*
(ミルクペイントは、ペンキ特有の匂いがまったくしないのがいい。
塗装作業をした日は台風が来ていたのですが、閉め切った部屋の中でもサクサク作業できちゃいました♪)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/24/d29682601d3892211f290e26cd7f457b.jpg)
使ったのはコレ。
今回は『スノーホワイト』一色で。
以前、ターナー色彩のワークショップに参加したとき(★)に、『クラッキングメディウム』の使いかたを教えていただいたので、今回もクラックを入れようかと迷ったのですが…
小引き出しをソーングルーム(★)で使うと決めたので、作業場ゆえの『清潔感』と『白』がテーマのインテリアに合うように、ホワイトのみですっきりと仕上げることに決定。
方針が定まったら、色ムラにならないよう、そして刷毛跡も目立たないよう気をつけて、慎重に塗り重ね。
ひと晩よーく乾かしてから、100円ショップのセリアで購入したクリアでキラキラな取っ手に付け替えたら。
…あら、ナチュラルシックで可愛い♪ (もちろん自画自賛)
この雰囲気に飽きたら、また取っ手をつけかえたら雰囲気が変わるかも*
物ごころついたときには既に傍にあり、すっかり家族の生活の一部に溶け込んでいた小さな家具。
自分の手で生まれ変わらせることができて、感慨&満足もひとしおです*
このままいつまでも、大切に使い続けたいと思います。