日々の整理整頓を欠かしたことはないけれど、ずいぶんと物が増えてごちゃごちゃしてきました。
特にソーイングルーム。
買ったり貰ったりして生地は増えるばかりだし、服や小物を作ったぶんだけはぎれも増えて。
ミシン糸だって同じような系統の色ばかり品番違いでたくさんあるし、特定のものを作るための専用の備品だって細々と場所をとっていて。
持っている品番や個数をきちんと把握していたつもりでも、たまに同じものを買ってしまって、「うわ!これ持ってたやん!」なんてこともあったり。
そのたびに反省するものの、喉元過ぎれば何とやらで、また「うわっ、しまった!」。
一度腰を据えて断捨離&整理分類をし直さなきゃなぁと思いつつも、ついそのままに。
そんなとき家族が家を建てることになり。
彼らなりの創意工夫やこだわりについての話を聴くうちにすっかり影響を受けて(我ながら単純)、重い腰が上がりました。
毎日こつこつと作業すること、半月あまり。
持っている物をひとつずつ丁寧に見直し、整理分類を繰り返して、ようやく部屋全体が整いました*
作り付けの長机。
ここはさほど変わってはいませんが、母から譲られた古いミシンのカバーについていた傷がずっと気になっていたので、ちょっとだけデコって隠してみました。
3年前にDIYで取り付けた飾り棚(☆)の隣の壁が真っ白で物足りなかったので、マスキングテープで額縁もどきを作って、お気に入りの写真をぺたり*
その左下にあるのは、100円ショップのコルクボードを白く塗ったもの。
洋裁に関するTo Doリストや購入品メモなどを貼って、備忘録がわりに。
今回の断捨離の真打ち、作り付けのクローゼット。
このために買ったのは、ミシン糸を色別に収めるための、無印の引き出し式収納ケースのみ。
あとは持っていたものに手を加えて再利用しています。
例えば大小さまざまなお揃いの箱に見えるのは、通販の段ボール箱や贈答品箱に100円ショップのインテリアシートを貼ったもの。
その上に自作のラベルを貼り、ひと目で何が入っているのか分かるようにしました。
細かな備品や道具類は、種別にジップロックに入れた上で箱のなかへ。
これでワンアクションで目当ての物が取り出せるようになりました。
在庫管理も簡単*
100円ショップのプラかごも多用しています。
いろんな大きさ深さのものがあって、ほんとに便利*
買うときにはできるだけ同じ種類の白いものだけを選んでいたので、他の部屋から寄せ集めてきても似たような雰囲気で揃えることができました。
そして。
右側中段でちょっと目立ってしまっている茶色いプラスティックの小引き出しは、父の形見。
職場で使っていたものを、廃業するときに貰ってきました。
思い出の品なので、これだけは手を加えることなくそのままで。
いろんなものの寄せ集め収納ではありますが、必要なものたちをすっきりと収めることができたかなと思っています。
そんなにたくさんのものを捨ててはいないのに、棚には新たな空間まで生まれて。
当たり前ですが、整理整頓の大切さを改めて認識しました。
さぁ! 気分一新、ソーイングもがんばるぞ*
* * * * *
※おまけ※
ミシン糸とボビンの保管方法を参考までに。
私は品番ではなく色を見て糸を選びたいので、糸巻きを横にして収納しています。
ボビンは今まで専用ケースに入れてミシン糸本体とは分けて収めていましたが、それだとミシンにセットする際、糸を探すのが二度手間で。
なので今回、そのふたつをドッキングさせてみました*
裁縫用品メーカや100円ショップから専用のクリップも出ているようですが、いかんせん入っている数が少ない。
既に何十個もあり、これからも増えていくであろうものに、そんなにお金はかけられず。
手元にあるもので試行錯誤してみたところ、文房具のゼムクリップがぴったりなことを発見*
ボビンの穴にクリップの重なっているほうを軽く押し込んで…
↓
クリップのもう片側をミシン糸の穴に入れると…
↓
はい、納まりました♪
ゼムクリップを押し込むことで軽いバネのようになるので、少しくらい転がしても取れません*
私のボビン(家庭用の薄型)には、28ミリのクリップがいちばんフィットしました。
大きすぎるものを無理に押し込むとボビンに傷をつけてしまうだろうし、小さいと簡単に抜けてしまうので、ちょうどいいものを探してみてください*