parismaris's days*

梅雨の晴れ間に (庭だより*2020.夏)

今年の梅雨は、ちょっとヘン。

雨となったら土砂降りで、数日間は徹底的に降る。
かと思ったらカラリと晴れて、それがまた数日続く。

なんともメリハリのついた天気の、不思議な梅雨です。


そんな夏の、梅雨の晴れ間の庭だより*



アジサイ

わが家の今年のアジサイは、どれも花が小さくて、色が不安定。

昨年の花後の剪定と、施肥のタイミングが悪かったのかな。
アジサイってほんと、毎年同じように咲かせるのが難しい植物よね…(≡Д≡;)




咲いたばかりの、みずみずしい姿もきれいだけれど




時を重ねて、色が褪せていくさまもまた美しいのが、アジサイ。



ウズアジサイ (おたふくアジサイとも)

色づくのが極端に遅くて、花も小さく、これも今年は不調。
私にとっては他には代えがたい大切なアジサイなので、健やかに咲かせたいのにな。







ガクアジサイ

これも花数は少なめながらも、瑠璃色がきれいに出て嬉し♪







カシワバアジサイ(柏葉紫陽花)

大きくなりすぎたので深めに剪定したら、今夏はほとんど蕾がつかず。
想定内のこととはいえ、ちょっぴり淋しい花姿です。



ナツツバキ(夏椿)

ひっそり咲いて、ひっそりと落ちる、一日花。

これが咲くと、「あぁ、夏が始まったんだなぁ」と思います。



ビヨウヤナギ(美容柳)

眩しいほどに咲きました*

テーブル上に枝を広げたイロハモミジの下に咲いているのですが、ここだけスポットライトが当たっているかのような明るさです。




この頬紅ブラシのような、ふわっふわの『しべ』がかわいい*



山ブドウ 『ピッコロワイン』

小型の山ブドウです。
今年もたくさん収穫できそう!



キキョウ(桔梗)

日本の夏といえば、この花。
涼やかないい色*



クレマチス 『篭口(ろうぐち)』

四季を通じて庭に紫系統の花があるのは、もうひとりの庭の主、母の好みです。
決して嫌いではないけれど、私自身はあまり植えない色。

ひとつの庭に、得意分野(と性格)の異なるふたりの庭主がいるのが、この庭の特徴です。

それぞれがほぼ無計画に(苦笑)、好きなものを好きなように育てているのですが、それでも庭全体が支離滅裂な景色にならないのは、やっぱり母娘だからでしょうか。


そして、こちらは新入りさん。


スプレーバラ 『エクレール』

黄緑色の、ポップコーンのような花。
バラとは思えぬ形状ですが、これで開花しています(笑)

外出自粛要請が出る直前の、お花のレッスンで使った切り花の残りの部分を、挿し木にしたもの。

無事に発根し、スクスクと育っていくようすを見守るのが、自粛中の楽しみでした。

スプレーバラを育てるのは初めてなので、どんなふうに大きくなるんだろうと、ワクワクしています*



『晴耕雨読』ではないけれど、晴れ間にしておかなければいけない庭仕事が多すぎて、大忙し。

今日もこれから、新芽が伸び放題のシルバープリペットを剪定します。
次の雨までにこれをしておかなきゃ、庭の小道が通れない…

では、でっかい剪定バサミを持って、いってきます!


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