ずいぶんと日が長くなってきました。
志賀高原も春の陽気が続き、ゲレンデの雪の状態が心配ではありますが、明日からの寒の戻り予報に微かな期待をしているところです。
先週から啓蟄を境にというわけではないのですが、冬山に籠っていた私も山と麓とを往来することが増えました。
元来車の運転が不得手で、特に冬は周りの風景を愉しむ余裕などほとんど無いのですが、子供たちが同乗していると前後左右のいろいろな状況を教えてくれます。
雲海、樹氷、動物の出現、事故車、夕焼け、星座、月の様子…。
ここ最近は子供たちの習い事の帰り道と日没時間とが重なるため、坊平橋で大きな夕陽を眺めたのち、発哺を経由し、山の間へ陽が沈んでいく様子を見届けてから高天ヶ原へと帰ってきています。
帰宅後も仕事があるため、以前は1分でも早く帰りたいという気持ちで運転していましたが、こんな風に一緒に夕陽を眺めていられるのも今だけなのかなぁ…と思うと、このかけがえのない時間をできる限り彼らにつきあってみようと考えるようになりました。
この夕陽の写真は昨日息子が撮ったものです。
最近は助手席から何か素敵なものが見えると、すぐに私のカメラや携帯を取り出し撮影しています。
写真が面白くて仕方がない年頃なのでしょうか。
今は未だ迷カメラマンではありますが、大きくなったら名カメラマンになって志賀高原の美しい風景を沢山撮ってほしいと願います。