なにかいる。

猫の鼻は　獲物を追跡できるほどは良くありません。

目は動体視力だけ達者で　けっこう近眼。

でも耳については犬より正確。

盲目でも　耳とヒゲのセンサーのおかげで飼い猫なら特に不自由なく暮らせるし

人間なら「あっちかな？」という小さな音でも　猫なら「そこ」と

音源の位置や距離を１０センチ範囲で絞れるそうです。

つまり壁のむこうのハエの羽音とか　遠くで夜の散歩をしている人の話し声とか

私には全く聞こえないものがよく聞こえている。



・・・虫か何かいるだけ　ですよね。

呼びかけてみても　ヒノキさんは

薄型テレビの上　ゆらゆらしながら伸び上がって天井見つめて真剣。

ネズミはもういなくなったので　ヤモリかな。

時には何もない空間にむかってなぜか「にゃーん」とかわいく鳴いたりもします。

そこに　どなたかいらっしゃる？？



世の中には不思議なことなど何もない。　京極堂も言ってます（笑）

心を澄ませば　私にも見えて聞こえるようになるかしら。

楽しみです　うふふふ・・・