猫女神さまのおかげ

今日も咬まれてます
    ~四十雀

ぶちがおの ぶっちくん(と おしずさん) 16。

2020-07-28 23:55:00 | ぶち顔のぶっち君
 
ぶっち君の若妻 お静さんは

どうにか5匹を捻り出したあと 産後の肥立ちが悪く

食欲が少しずつ 落ちていきました。

 でも ちゅ~るは別腹

そんな時でも 容赦なく看守ヒノキさんのパンチは飛んでくるし。

生ぬるい馴れ合いをしないヒノキさん 大好きです(笑)

 「脱獄ね?」
 
 「巣に戻りなっ

どうやらお乳も よく出ていないようで

仔猫たちも日に日に 元気がなくなってるように見えました。

  狭い?
 「狭いわ」

と言ったかどうかは分かりませんが 母子には窮屈に見えたので

ヒノキさんにあげていた 養々麺の箱を解体して 壁を作りました。

蒸すのでエアコンで除湿し お腹に床暖(カイロ)なども入れて。

少しでも温かく 快適にしてあげたい。 

 退きなはれ
 
 
 
 「これ貰うわ
 ヒノキさん ひとりでフィットしてます
 
少しは 広くなったかな? 前より 足をのばせるかな?

 御飯にしようか
 「不味~い…
 
そうこうしているうちに 生後数日で脱落者が出ました。

お乳の出が悪そうなのと 元々みんな スタミナがない。

写真では大きく写るので伝えにくいのですが とても弱かったのです

おそらく 左の脇の下の乳首が かろうじて乳が出はするものの

そこに辿りつき 食らいつける者はわずか。

 命がけの争い
 
粉ミルクで一応 補助は試しましたが まず飲む力がない 

ママのお腹の中にいた時に蓄えていた 僅かな栄養も すぐ底をつき。

内臓も未熟なため ろくに排せつも出来ぬまま…さようなら。

 生前最後の姿

一番に 冷たくなって転がっていたのは ぶっちJrでした。

残念ながら ぶっち君のようには なれませんでした…(それはそれでいいがな

 「あ゛?」
 「何か言ったか?
 
母猫は 死んだ子や 弱った子には構いません。

必要最小限舐めて ただ静かに 成り行きを見てお乳をやっている。

その姿には 心打たれるものがありました。 野性の真髄だねぇ。

 
 あるがままよね
 

数時間後 転がっていたのは Ⅲの雄。 その次やばそうなのは Ⅴの雌でした。

(計量写真。お暇ならこちらをどうぞ~ 7月25日の記事参照)

 3匹になりました
 ヒノキさ~ん この子どうかな
 「なるようにしかならん

そしてとうとう 2匹になりました お静さんの体には 楽になりました。

自然にそうなるように出来ているのですね。

 

一番体が大きかった茶白の雄が残ったのは 予想通りでしたが

意外にも 一番小さかったⅣの雌が 気の強さだけで生き残り。

 
 
 押しのけられても
 負けない!

ここで私も 静観の構えを解きました。

乳が出る乳首が ひとつしかなくて

それでも残った強豪が 2匹いるなら せっかくだから

お静さんと一匹ずつ分けて 交代で乳を押し込めば なんとかなるかも?

仕方ない・・・ やるしかないか~。 くそ。ぶっちの奴っ

 生きろ

明日はどうなってるか わかりませんが…。

ちょこっと ヘルプ入らせていただきますね~ お静さん

       いつでも里親募集
コメント (4)
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