さて どうしてこうなったかといいますと
ある日お水を飲んでる冴ちゃんに 付いてこいと納屋まで誘ったら
案外すんなり言うこときいてくれたもので。
「忙しいんだけど?」
そうなの?
「色々とね」
「回るとことかあるのね」
まあそう言わず~
ゆっくり歩いて 納屋まで誘い
わざと初めてドアを開けたまま 好奇心をかきたてて
ケージに近づいたところを 尻から押し入れたのでした。
「聞いてないわよー」
初日は 夜中ににゃーにゃーぎゃーぎゃー叫んだり
トイレが小さいと嫌がらせをしたり
ちゃぶ台いや お水をひっくり返したり
膀胱炎になりかけてる様子をみせつけてくれたり。
濃い…
でも 基本的には要領の良い大人女子なのです。
逆らっても無駄と悟るまで わずか1日いや一晩
雨風避けられて おまんま食えれば オールOKなんですね。
「それが猫生よ」
掃除中も逃げず
むしろ楽しそう(笑)
2日ほど虫除け追加して垂らし 虫下しも飲ませて待機
その間に猫部屋の方を整備していました。
ぶっち君が使っていた中型ケージが また登場です。
「オヤジ 復活したの?」
勝手に入ってる
いえそれがですねーヒノキさん ぶっち君の昔の舎弟の
ホラ 右手が短いキジトラのおどおどした男子いたでしょ。
あの時のそいつの彼女が風邪ひいてて…これから寒くなるしね。
入居
もりもり
「住んであげるわ」
かっこつけても鼻水
治療して里親でも見つけるまではねゴニョゴニョ…
ぶっち君より臭くないし 綺麗だし。大人しいんですよ?
怒ってます?
特にシャーもウガーもなかったのが恐ろしいです
なんとなく 気にしないことにしたようです。
それなら私も さっさと任務をこなしてしまおう。
ネットで包んで 野戦病院へ手術だGO!
私の中では すっかり野良専用になってしまいました。
ぶっち君が逝ったとお伝えしたら 「そうかー!」と感慨深そうでした
(しかし先生は多分 最初にぶっちゃんと呼んだことも覚えてない)
昼預けて
夕方終了
猫エイズと白血病は陰性でした
不妊手術の時はいつも 一抹の不安があります。
大抵の猫は麻酔も手術も乗り越えてくれるけど
一部の疾患持ちの猫には 耐えられなかったりする。
冴ちゃんは 体力落ちていて ちょっと早かったかもと思ったのですが…
長くなるので また明後日~
冴ちゃんは1月8日に譲渡終了しました。ありがとうございました!