散歩していたら、道路と公園の境をお掃除している方がいます。
手に持っているのは、ステキなピンクの箒。
もしや ホウキギ ( 箒木)(ホウキグサ)では!
名前は「箒木・箒草」でも実際に箒を作ってお掃除に使っているのを見るのは初めて!
嬉しくなってお声をかけて写真を撮らせていただきました。
この淡いピンクのもの以外にも、真っ白や真っ赤のなど数本あるんだとか。
持ち手は、奥さんが巻いてくれたそうです。
箒木・箒草のほうきで掃除すると、ホコリが立たないので使いやすいそうです。
すっかりきれいになった道路脇、いつもありがとうございます。
その後見かけたホウキギはどれも、枯れて茶色になっていました。
ラッキー。マンションの花壇のは、きれいな色です。
色のグラデーションが美しい。
クリスマスの飾り付けが」、引き立ちます。
めも:2020/12/19 SW001SH で撮影
ホウキギ(箒木、学名: Bassia scoparia)はヒユ科(旧アカザ科) ホウキギ属(Bassiaバッシア属)の一年草。
別名、ホウキグサ(箒草)。イソボウキ、イソホウキギ、サマーサイプレス、バーニングブッシュ
かつてはコキア属(Kochia)に分類されていたので、コキアと呼ばれていますが、今はバッシア属(Bassia)になっています。
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★ ところで、分類って?
植物の分類には、形態や構造に基づく 『新エングラー体系』や『クロンキスト体系』が使われてきました。
被子植物の新しい分類体系として、ゲノム解析に基づいて構築した『APG分類体系』が提唱されました。
『APG分類体系』は、1990年代にDNA解析による分子系統学に基づいて新たに構築された被子植物の分類体系です。
1998年に最初に発表され、その後2003年、2009年および2016年に改訂されており、それぞれAPGⅠ、APGⅡ、APGⅢ、APGⅣとよばれます。
現在は、「APGⅢ」による分類が、主流のようです。
当ブログでは、上記のことがよくわかっていなかったので、これらの体系の表示が混在しています。
少しずつ整理をしていきたいと思います。(*^_^*)♪
参考
・ 植物の分類が変わる!-植物の新しい分類について
・ 植物進化の道筋と系統分類
めも:2021/01/13 すべての 「ホウキグサ」や「コキア」を「ホウキギ」に修正
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