東京の今朝はこの冬一番の寒さだったらしい。が、
湯島天神は受験生と梅がすでに咲き始めてる。
「東風吹かば、にほひをこせよ、梅の花。
主なしとて、春を忘るな」(菅原道真)
私は梅が好きである。やはり、
ニオイがその魅力のひとつでもある。
毎年、2月にはいると都内の
あちコチの梅をみにいく。今日は
市谷に用があったので六番町の梅をみにいった。
「土付かば、小澤に飲ませよ、爪の垢。
主なしとて、炙り忘るな」(泉狂歌)
泉鏡花は極端な潔癖性で、食べ物もナマはだめで、
菓子の類でも炙ってたそうである。さらに、
イメージとしても「豆腐」の「腐」の文字までだめで、
「豆府」と書いてたらしい。
小野道風ほど達筆だったかどうかは、
お笑い芸人の小沢一敬と山里亮太の声の区別が
何回聞いても、アン・ドゥ・トロワ」と数えても、
聞きわけれない拙脳なる私ゆえ知るはずもないが、
泉鏡花は豆腐自体は好物だったそうである。そして、
お笑い芸人でないほうのオザワの大好物も豆腐らしい。
潔癖性なんだろう。潔癖なんだろう。
「いいえ、別れろ切れろは経世会の時にいう言葉」
♪タナカ、派わりは、ない、ですか? 日ごと、寒さが、つのります♪
泉鏡花邸跡近くのフタバは栴檀より芳しい。
まいどオザワがせなカンジチョウは
「政治資金収支報告書虚偽記載」のかどでは起訴をまぬかれた。
いっぽう、「紡錘で糸をつむいでた女性らは赦される」
目出度し、めでたし。かくて、領民らのワルツが始まる。
「アッレーグロ(テンポ・ディ・ヴァルス)、3/4拍子、2♭(変ロ長調)」
領民らが踊る。コール・ドゥ・バレエである。このヴァルスは、
バレエを観たことがないむきにもポピュラーである。
3/4拍子が約300小節、というように、
わりと短めなのも一般向きではある。その
1/10あまりを占めるのがイントロである。
最初の8分音符の音主和音の一撃がffであるが、
すぐさまpに減衰して、そこからイントロの前半の終いまでに
ffに到達する。ちなみに、
以降、イントロの後半はずっとffである。
イントロ前半は、ティンパニとコントラバスが16分刻みの属音を通奏する。
***♪ドー・ー、>ソ・<ラ<シ│
<ドー・ー、>ソ・<ラ<シ│
<ドー・ー、>ソ・<ラ<シ│
<ド(そ)ー・>♭シ(ふぁ)ー・>ラ(み)ー│
<レ(ら)ー・ー、>ラ(み)・<シ(♯ふぁ)<♯ド(♯そ)│
<レ(ら)ー・ー、>ラ(み)・<シ(♯ふぁ)<♯ド(♯そ)│
<レ(ら)ー・ー、>ラ(み)・<シ(♯ふぁ)<♯ド(♯そ)│
<レ(ら)ー・>ド(そ)ー・>シ(♯ふぁ)ー│
<ミ(ら)ー・ー、>シ(み)・<♯ド(♯ふぁ)<♯レ(♯そ)│
<ミ(ら)>シ(み)・シ(み)>ソ(ど)・ソ(ど)>ミ(ら)│
<ファ(ど)ー・ー、>ド(そ)・<レ(ら)<ミ(し)│
<ファ(ど)>ド(そ)・ド(そ)>ラ(み)・ラ(み)>ファ(ど)│
<【♯ファ(み)ー・ー、>♯ド(し)・<レ(ど)<ミ(れ)】│
<【♯ファ(み)ー・ー、>♯ド(し)・<レ(ど)<ミ(れ)】│
<【♯ファ(み)ー・ー、>♯ド(し)・<レ(ど)<ミ(れ)】│
<【♯ファ(み)ー・ー、>レ(ど)・<ミ(れ)<♯ファ(み)】♪
変ロ長調→変ホ長調→ハ短調→ニ短調→変ホ長調→ハ長調
と、めまぐるしく転調を重ねる
(厳密には上記の調とはいえないものもある)。
加藤清史郎君が何人もいるかのごとく、
「ドコモ転調」ばかりなのである。それはともあれ、
このイントロの骨子は、
♪(ド)●・●>ソ・<ラ<シ│<ド♪
という、ベートーヴェンの「交響曲第5番」3楽章トリオの
主題(律動)である。この交響曲に
「運命」というタイトルがあるかないかにかかわらず、
「運命の動機(リズム)」が用い符られてるのは明白である。
チャイコフスキーにとってバレエの前作である「白鳥の湖」でも、
(第1幕)第8曲のコール・ドゥ・バレエ「ポロネーズ」が、
ズィークフリート王子が「運命」に向かって動き出す
鍵になる「乾杯」の曲となってたことと符合する。
【】の音型【み>し<ど<れ】の繰り返しは、次曲第7曲で、
成人したオーロラ姫が初登場する場面の
[アッレーグロ・ジュスト]部でも2/4拍子で再び用いられてる。
湯島天神は受験生と梅がすでに咲き始めてる。
「東風吹かば、にほひをこせよ、梅の花。
主なしとて、春を忘るな」(菅原道真)
私は梅が好きである。やはり、
ニオイがその魅力のひとつでもある。
毎年、2月にはいると都内の
あちコチの梅をみにいく。今日は
市谷に用があったので六番町の梅をみにいった。
「土付かば、小澤に飲ませよ、爪の垢。
主なしとて、炙り忘るな」(泉狂歌)
泉鏡花は極端な潔癖性で、食べ物もナマはだめで、
菓子の類でも炙ってたそうである。さらに、
イメージとしても「豆腐」の「腐」の文字までだめで、
「豆府」と書いてたらしい。
小野道風ほど達筆だったかどうかは、
お笑い芸人の小沢一敬と山里亮太の声の区別が
何回聞いても、アン・ドゥ・トロワ」と数えても、
聞きわけれない拙脳なる私ゆえ知るはずもないが、
泉鏡花は豆腐自体は好物だったそうである。そして、
お笑い芸人でないほうのオザワの大好物も豆腐らしい。
潔癖性なんだろう。潔癖なんだろう。
「いいえ、別れろ切れろは経世会の時にいう言葉」
♪タナカ、派わりは、ない、ですか? 日ごと、寒さが、つのります♪
泉鏡花邸跡近くのフタバは栴檀より芳しい。
まいどオザワがせなカンジチョウは
「政治資金収支報告書虚偽記載」のかどでは起訴をまぬかれた。
いっぽう、「紡錘で糸をつむいでた女性らは赦される」
目出度し、めでたし。かくて、領民らのワルツが始まる。
「アッレーグロ(テンポ・ディ・ヴァルス)、3/4拍子、2♭(変ロ長調)」
領民らが踊る。コール・ドゥ・バレエである。このヴァルスは、
バレエを観たことがないむきにもポピュラーである。
3/4拍子が約300小節、というように、
わりと短めなのも一般向きではある。その
1/10あまりを占めるのがイントロである。
最初の8分音符の音主和音の一撃がffであるが、
すぐさまpに減衰して、そこからイントロの前半の終いまでに
ffに到達する。ちなみに、
以降、イントロの後半はずっとffである。
イントロ前半は、ティンパニとコントラバスが16分刻みの属音を通奏する。
***♪ドー・ー、>ソ・<ラ<シ│
<ドー・ー、>ソ・<ラ<シ│
<ドー・ー、>ソ・<ラ<シ│
<ド(そ)ー・>♭シ(ふぁ)ー・>ラ(み)ー│
<レ(ら)ー・ー、>ラ(み)・<シ(♯ふぁ)<♯ド(♯そ)│
<レ(ら)ー・ー、>ラ(み)・<シ(♯ふぁ)<♯ド(♯そ)│
<レ(ら)ー・ー、>ラ(み)・<シ(♯ふぁ)<♯ド(♯そ)│
<レ(ら)ー・>ド(そ)ー・>シ(♯ふぁ)ー│
<ミ(ら)ー・ー、>シ(み)・<♯ド(♯ふぁ)<♯レ(♯そ)│
<ミ(ら)>シ(み)・シ(み)>ソ(ど)・ソ(ど)>ミ(ら)│
<ファ(ど)ー・ー、>ド(そ)・<レ(ら)<ミ(し)│
<ファ(ど)>ド(そ)・ド(そ)>ラ(み)・ラ(み)>ファ(ど)│
<【♯ファ(み)ー・ー、>♯ド(し)・<レ(ど)<ミ(れ)】│
<【♯ファ(み)ー・ー、>♯ド(し)・<レ(ど)<ミ(れ)】│
<【♯ファ(み)ー・ー、>♯ド(し)・<レ(ど)<ミ(れ)】│
<【♯ファ(み)ー・ー、>レ(ど)・<ミ(れ)<♯ファ(み)】♪
変ロ長調→変ホ長調→ハ短調→ニ短調→変ホ長調→ハ長調
と、めまぐるしく転調を重ねる
(厳密には上記の調とはいえないものもある)。
加藤清史郎君が何人もいるかのごとく、
「ドコモ転調」ばかりなのである。それはともあれ、
このイントロの骨子は、
♪(ド)●・●>ソ・<ラ<シ│<ド♪
という、ベートーヴェンの「交響曲第5番」3楽章トリオの
主題(律動)である。この交響曲に
「運命」というタイトルがあるかないかにかかわらず、
「運命の動機(リズム)」が用い符られてるのは明白である。
チャイコフスキーにとってバレエの前作である「白鳥の湖」でも、
(第1幕)第8曲のコール・ドゥ・バレエ「ポロネーズ」が、
ズィークフリート王子が「運命」に向かって動き出す
鍵になる「乾杯」の曲となってたことと符合する。
【】の音型【み>し<ど<れ】の繰り返しは、次曲第7曲で、
成人したオーロラ姫が初登場する場面の
[アッレーグロ・ジュスト]部でも2/4拍子で再び用いられてる。
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