チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「白鳥湖#26情景」

2007年10月08日 21時06分49秒 | 瓢湖不充分白鳥の湖舞イアーリンク泡沫事件
有楽町の名は織田信長の弟で世渡り上手だった
有楽斎長益の屋敷があった、ことに由来するそうである。が、
その説は裏臭い話である。ともあれ、有楽町西武のあたりは、
ウソ築地デスな「歴史」の捏造反日に日夜勤しむ新聞社の跡地である。
ときに、汚いマリオン・ジョウンズがやっと自白したそうである。
これまでの、憤慨して否定してみせるというその厚顔ぶりから、今度は、
涙ながらに謝罪してみせるという、手のひらを返すがごとき態度である。
自分は「知らずに」使ってた、という常套的な言い逃れで
人の憐憫の情に訴えるというこれまた卑怯な手ではあるが、
こういう輩に典型的な行為である。
こういう手合が禁止薬物を使うのは、もとより
倫理観や誠実さなどが欠落してるからであるが、
「バレやしない」という「自分に都合がいい予見」に
後押しされるからである。それはまったく
泥棒の頭の中とおんなじで、「ナミ」の人間とは一線を画すものである。
「嘘つきは泥棒の始まり」という諺があるが、そうではない。
「嘘つきはもとから泥棒の属性」なのである。いとも簡単に
約束を破ったズィークフリート王子の神経ははかりしれない。
それにつけても、織田裕二の
「マリオォ~ン、最高! やっぱ、すごいなぁ~~~!」
というベタボメック・スィンドロウムも懐かしい。そりゃ、
凄いだろうよ、反則技なんだから。ソウル五輪女子100m決勝で
故フローレンス・グリフィス・ジョイナーにまったく歯が立たなかった
ガチンコのエヴリン・アシュフォード女史のぶざまな姿こそ、
「悲壮な」姿と言うべきであろう。

[アッレーグロ・ノン・トロッポ、C、無調号]
前曲終いのイ短をアタッカ・スービトでそのまま引き継く。
オーボエ2管(第2奏者は3度下ハモり)+
オクターヴ下のファゴット2管が、
*♪【ミー・>ラン<シ・・<ド<レ・<ミ】<ファ│
 <ソー・<ラン、>ソ・・>ファ>ミ・>レ<ミ│<ファ*♪
という「#25の主題の変形」を吹奏し、オクターヴ重ねのホルン2管が
旋律と同じ律動で主音(a)を保持する。ちなみに、
この「#25の主題の変形」は、
*♪【ミー・>ラン<シ・・<ド<レ・<ミ】*♪
と、【白鳥の歌】にもなってるのである。これを受け、
*♪ラー・>レン、<ミ・・<ファ<ソ・<ラ<シ│
 <♯ドー・<レン、>Nド・・>♭シ>ラ・>ソ>ファ│<♯ファ*♪
(*♪ミー・>ラン<シ・・<ド<レ・<ミ<♯ファ│
  <♯ソー・<ラン、>Nソ・・>ファ>ミ・>レ>ド│<♯ド*♪)
と、弦楽五部が短期ニ短で「#25の主題の変形」を反復する。
この間、低弦二部は旋律の律動どおりのa音保持を踏襲してるのだが、
これ以降も幕が開くまでこのa音保持は続けられる。さて、今度は
短期ホ短に転じて、「#25の主題の変形」は
オボ&ファゴ、そして、弦楽五部で奏され、さらに、
短期嬰ヘ短にシフトして、「#25の主題の変形」は
後半部分が切り離されて前半だけになり、
短期ト長で、短期ホ短で、短期ロ短で、ゼクヴェンツされ、
「幕開き」
となるのである。
「オデットの友らは、
オデットがどこにいってしまったのかわからずに途方にくれてる」
木管群+ホルン1管と弦楽五部が交互に、
*♪ソー・>♯ファン<ソ・・ソ*♪
という「#25の主題の変形」の最初の2拍半の律動をかけあう。
このゼクヴェンツがクロマティカルに上昇され、
*♪♯ソー・>♯♯ファン<♯ソ│<ラ*♪
となったところで、金管群が短期イ長で
「#25の主題」の断片を吹奏する。
*♪ドー・>ソン<ラ・・<シ<レ・>ドー*♪
ほぼそれ以外の楽器で反復されると、
短期嬰ハ短に変形され、同様に反復される。すると、
冒頭からのそれまでの音楽が繰り返されるが
今度は短期嬰ヘ短で始められ(つまり、短三度下げられて)、
ほぼそっくり反復されるのである。そして、
*♪ミー・>♯レン<ミ・・ミ*♪から
*♪♯ミー・>♯レン<♯ミ│<♯ファ*♪となり、
短期変ト長に転じて、
*♪ドー・>ソン<ラ・・<シ<レ・>ドー*♪
変ロ短になって、
*♪ラー・>ミン<♯ファ・・<♯ソ<シ・>ラー*♪
高中弦による変ロ短主和音がトレモロで全音符分
sfからpにディミヌエンドされ、
ハープが3拍めに変ロ短主和音をアルペッジョで爪弾くと、
4拍めから独奏フルートが、
*♪ミー│>レー・>シ<レ・・>ドー・>ラ<ド│
 >シー(<ド>シ)・>ラ>♯ソ・・<ラー*♪
という寂しげな節を吹く。それを独奏クラリネットが
オクターヴ下で反復し、さらにオクターヴ下で
独奏ファゴットがダメ押しをして、またさらにオクターヴ下で、
*♪シー(<ド>シ)・>ラ>♯ソ・・<ラー・●●*♪
だけを繰り返す。すると、
オクターヴで変ロ短の主音を吹くファゴット2管に
下のb音をコントラバスが重ね、2管のホルンがそれぞれ
変ロ短の主和音の第三音、第五音をかぶせる。そして、
ハープが1拍6連の分散和音を5小節爪弾く。終いは、
弦楽五部+ホルン2管、ついで、木管群が、
*♪ラー・>ミン<♯ファ・・<ラー・ーー*♪
と断片を奏し、それぞれの4拍めにハープが
変ロ短主和音の分散を爪弾き、金管群が変ロ短の、
*♪●ド・>シ<ド・・>ラー・ーー*♪
という、次曲#27「雛白鳥らの踊り」の
主主題の主要動機を「予告」する(無調号のまま)。

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