チャイコフスキー庵 Tchaikovskian

有性生殖生物の定めなる必要死、高知能生物たるヒトのパッション(音楽・お修辞・エンタメ・苦楽・群・遺伝子)。

「チャイコフスキー『眠れる森の美女』第3曲パ・ドゥ・スィスbアダージョ」

2009年08月16日 21時56分45秒 | やっぱりリラだ! 百年経っても大丈夫
元TBSアナでパテスリー・サダハル・アオキ夫人の
雨宮塔子女史は、2児の母となった38歳の今でも、
下着はTバックを常用してるらしい。
留守録しといた今日の「ウチくる」をさっき観たのだが、
そこで自身が公言してた。
日本に帰ってるときには実家にいて、
Tバック一丁の姿で父親の目の前に立ってるとか、
友人の息子の前でもパンツの下から
Tバックが覗いてて困ると言われたりしてた。
美人でプチインテリで、かつエロいなんて、
じつにステキな女性である。ちなみに、旧姓の
「雨宮」は葡萄の国甲斐に多い名である。だからか、
ワインの本場に呼ばれたかのごとく、
渡仏したのかもしれない。ときに、
菓子といえば小麦である。いっぽう、
チャイコフスキーのバレエ「眠れる森の美女」の
オロールに美徳を授ける6精の一である、
"fleur de farine(フルール・ドゥ・ファリーヌ)"は、
きめ細やかな上質の小麦粉、の精である。
白くてサラサラである「清純な心」を
オロールに授ける。
「多麻河泊爾左良須 弓豆久利佐良左良 
爾奈仁曽許能児能 己許太可奈之伎」
多摩川の源流は笠取山である。
雨宮姓の多い地域である。

[アンダーンテ、4/4、2♭(変ロ長調)]
この「アダージョ」は、
a-b-a-c-a´という構成である。
高中弦による2分音符の主和音に、
8分休符のあとに6の七の和音の
下降分散を爪弾くハープ、そして、
2拍&4拍を8分音符の主音で
ピッツィカートする低弦……とくれば、
導かれるのは、アオフタクトで始まる主題である。
B管クラリネットのソロが、モルト・カンタービレで、
a主題を吹く。
**♪●●・ミ<ファ・・<ソー、>レ<♯レ│
 <ミー・ー>ド・・>♭ラー・ーソ│
  ●●・ミ<ファ・・<♯ファ<ソ、>♯ド<レ│
 <♯レ<ミ、>ド>ラ・・>ソー・ー-、<♯ソ│
 <シー・>ラ●<シ・・<レー・>♯シ●<♯ド│
 <ミ<ラ・ー、>ファ・・>レー・ーー♪
モーツァルティアーナなチャイコフスキーらしく、クロマティカルな
修飾を施して偽装してはいるが、 つまりは、
♪ミー・<ファー・・<ソー・ーー│>レー・<ミー・・>ドー・ーー♪
ということである。「白鳥の湖」第1幕の第3曲で、
側近や村人らから成人の「祝い」を受けてる
ズィークフリート王子のもとに、母王妃が来訪し、明日、
城内で花嫁選びの舞踏会を催す旨を伝える場面、
の節なのである。いっぽう、
ヴォルフガング翁のような飲んだクレドもと違って
6精が乳児オロール姫の「幼児洗礼」を「祝う」
この場面でも、チャイコフスキーは同じ節を用いた。
ついで、独奏クラリネットが、
***♪●♯ソ<ラ・<♯ド<レ<ファ・・
  <シ>ラ>ファッ>レッ・>シッ>ラッ>ファッ>レッ│
  >ドーーー・ーー<レ>ド・・>シーーー・ーーーー♪
と2小節をつなげると、独奏オーボエが、
***♪ソ<シ<レ│<ソー>ファー・>ミーー、>レ、・
  >ドー<ミー・>ドーー、>ラ、│
  >ソー<ドー、・>ソー<ラー・・<シー、
  >♯ラー・<シー<(レ>)ドー│>シーーー・>ソー♪
というフレイズを吹き、
フルート1管とオクターヴ下のユニゾンのコ-ラングレがカノる。
独奏クラリネットの低音から高音、そして低音への
パッセージが4小節吹かれる。すると、
ホルンの3連伴奏に乗って、オクターヴでユニゾる両翼vnが、
b主題を奏でる。
**♪ソ<ラ│シー(これをイ長調のドと置換して)、
 >ミ<ファ・・<♯ファ<ソ・<ファ>ミ>レ│
 <ミ<ファ・<ソ<ラ・・>シ●>ラ<シ│
 <ドー、>ミ<ファ・・<♯ファ<ソ・<ファ>ミ>レ│
 <ミ<ファ・<ソ<ラ・・>シ●♪
これを、ヴィオーラとチェロのオクターヴ・ユニゾンがカノる。
そして、ヘ長調に転じ、さらにト短調に変じて
クライマックスを向かえる。そして、
独奏オーボエがト短調のレチタティーヴォを歌う。
**♪ミ<ファ>ミ・>♯レー<ミー・・<ソー>ファー・>ミー>レー│
 >ドーーー・ーーーー・・>シーーー・ーー●●♪
これをチェロがカノり、変ロ長調を回帰させる。
a主題の冒頭6小節がほぼそのまま再現されると、
1番ホルンの**♪ラ<レ<ファ│<ラ♪に導かれて、
d主題がフルート1管、コーラングレ、クラリネット1管、高中弦、
によって奏でられる。
**♪●ラ・>♯ソ<ラ・・<シ>ラ・<シ<ド│
  ドー・>ド♪
この「訴えかけるような」節を、
2管のトロンボーンがカノる。ここからの
盛り上げかたと和声とオーケストレイションは、
チャイコフスキーの音楽の魅力の典型である。
そうして形成された2度めのクライマックスは、
4管のホルンとハープのグリッサンドによる
[e(<)g(<)b(<)cis]
の減7で閉じられる。
→[アッレーグロ・ヴィーヴォ、2/4、2♭(変ロ長調)]
打楽器使いの名人チャイコフスキーはここで
トライアングルを起用する。a主題が、
テンポを速められ、拍子を2拍子に変じられて、
最後の登場となる。
「アダージョ」内「コーダ」となってるのである。
**♪(ド●>)・ミッ<ファッ│<ソッ●・
 >レッ<♯レッ│<ミッ●・<ファッ<♯ファッ│<ラ>ソ♪
6精の統制がとれたコーダが繰り広げられる。
ツカツカ床に打ちつけられる
トウ・シューズの音が心地いい、このバレエの中でも、
激しく感動をおぼえる曲のひとつである。

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