別にウイングスのワイルドライフラフミックスについて書くつもりは毛頭ないことを最初にお断りしておきます。
でもちょっとだけ書きますが、この音源、なんかすごく完成度低いです(爆笑)。
ポールのアルバム中、最も完成度が低いと言われるこのアルバム、言われるほど悪くないと思えるのが80年代後半からのポールファン(現在40代中盤の団塊ジュニアです)。
その中でも相当甘めの評価をしてしまうダメダメのポールファンですが、そんな私でも3年くらい前に発売されたウイングス・ワイルドライフ・スーパーデラックスエディションを購入後3回目くらいで聴きましたが、これはひどいですね。
どうひどいのかというと、って結局書き始めてますが、録って出しのライブ的な勢いが良いとされているこのアルバムですが、ラフミックスの方は中途半端に加工されてちゃんとスタジオで録りましたみたいな感じになっている?。それにしてはなんか脱力系っていうか。
順番を考えると、正式に発売されたやつの方が勢いを感じさせるように加工されているのかもしれないが、まあどっちでも良いです。
その後、引き続き正式な方を聴いてますが、やっぱりこっちの方がいいですね。
ラフミックスではめっちゃ下手なトランペットソロがオーバダビングされてる曲とかも、ちゃんとギターソロになってたり、回転数が遅い曲とかもあるべきピッチになってたり、ブラッシュアップしたものを当時のポールは発売したのです。このセンスはさすが。
しかし、その正式なやつ、せっかくリマスターされたのに、ある曲のエンディングがデジタル化のエラーか知りませんが一瞬伸びているというとても残念な仕上がり。この一瞬のせいで5分近くこの曲を聴いた努力が水の泡。どうしようもないスタッフによってこのスーパーデラックスエディションは製作されたようです。
リマスターされる前の盤では、私はイントロが始まった瞬間にこの曲を飛ばして聴いていたので、何でわざわざ最後まで聴いてるんだという感じですが、もしかしたらこの気持ち悪さを味わいたくて聴いているのかもしれない(笑)。
(笑)を入れないと本気でそう思ってると思う人も世の中には思いの外いるからね。本当に。気をつけなきゃ。
私はSNSをやらないので発信手段はここかmixiしかありませんが、このウイングス・ワイルドライフ・ラフミックスを聴きながら、久しぶりにmixi内のメール機能でやり取りされたお手紙の数々を見てると、これが懐かしいものもあれば全く記憶のないものもあり、読み耽っていた。
なぜ記憶にないのかというと、古いもので15年ほど経っていることに加えて、書いた人が既に退会していて誰かわからないというのが大きい。更に相手からのメールの言葉が少なすぎて何についての話かわからないのである。当時のブログを見て分かったものもあるが、結局わからずじまいなものもあった。
特に頻繁にやり取りするわけでもないのにメールの文章が一言というのは私は好まないため、音信不通になるのは仕方あるまい(でもこちらからは音信不通にすることはありません)。
あと、ライブのお誘いとかの返事メールとかも結構もらいましたが、どう考えても初めから来る気無かった割に、来れなかった理由を述べているメールもなかなかありました。
本当に来れなかった人はその後来てくれましたので、そういうのも大体音信不通になっても仕方ないですが、当時の気分を思い出すと、結構可哀想になってきます(こんなこと書いたらプロなら炎上するな…)。その中にあってライブの感想やYouTubeで見てくれた人には本当に感謝しかありません。
当時は気づかなかった、ある人の性格の良さ。私は未熟だった。
記憶を呼び戻すために見始めた過去のブログですが、結構文体が軽快で面白いですね。30代の俺。まだ脳が冴えています。
CRCK/LCKSの井上銘さんの語り口や文章が好きなのですが、僭越ながら結構近いものを感じた。好きな傾向は変わらないみたいですよ。小田朋美さんのようなブログもとても良くて好きなので、ちょっと目指してみようか。途中から何を読んでいるのかわからなくなる感じのやつを。
そう、後半が書きたかった内容です。