Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

シャ・ラ・ラ

2009-10-29 19:55:46 | 音楽
引き続き民生のカバー話をば。
案外原曲を知らず民生のカバーから先に聴くことが多い。うめぼし、ばらの花、散歩道、Whole Lotta Rosie、プレゼント、とか。これらは普段あんまり聴かない人の曲です。
最後のニュース、唇をかみしめて、Hey!Bulldogとかはかなり馴染みがありましたが。

今回のテーマはつじあやののカバーに奥田民生がゲストで参加したシャ・ラ・ラ。
この曲はサザンオールスターズが原曲なんだけど、元々もんのすごい好きな曲で、恐らく小さい頃にどこかで聴いていて印象が残っていたのが、高校生くらいの時に再び聴いてこれだったのか!と余計に好きになった曲です。
クリスマスソングのようでそうでない、ユニコーンの雪が降る町から相当先駆けた年末ソング、というもの。
クリスマスを過ぎ、年末の静寂感漂う切なさがたまりません。
桑田佳祐と原由子がほぼ半々で歌うありそうでなかなか無いパターン。これがまた情景が浮かびやすく曲のイメージがさらに伝わる。

という曲を、つじあやの&奥田民生によりカバーされたバージョン。初めはあまり期待してなかったものの、原曲のイメージを壊すことなく適度にアレンジされたバックトラックと、それぞれ個性と実力を持った歌い手に歌われることにより、曲の良さが引き立つという、好感度大のカバーで、原曲・カバーの両バージョンともかなり気に入っているという珍しい曲です。

今年もあと2ヶ月、年末が近づいてきましたね。
恐らくあっという間に過ぎていくんだろうな~。

サザンのシャ・ラ・ラ
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つじあやの&奥田民生のシャ・ラ・ラ<かなり切ないPV>
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年末目標のライブに向けてアコギにピックアップを取り付けたり、フロアにいい音で聞こえるようなハウリ防止のアコギ用エフェクターを準備しようと意欲はあるものの、インフルエンザ後、どうも呼吸気管が弱っている。
喉は使って無かった分声質がつるっつるなんだけど、力が入らず裏返ったりして、折角鍛え上げた音が出なくちょっと勿体なくも自信がなくなる。
この上練習で、本番はともかくリハやらでの細い部分の歌詞違いをあんまり毎度言われると、記憶力の良さとしつこさに呆れるやらうんざりするやらで歌う気がしなくなる。確かにそこ間違った、というのは俺も覚えてるけど仲間のあら探してどうすんだよ(笑)。
と、悪循環にハマっているが、めげないようにしよう・・・。そんなことよりもライブは勢いだと思う。とりあえず復調してあの声をとりもどさねば。




ばらの花

2009-10-27 19:57:54 | 音楽
くるりのトリビュート盤(鶏びゅ~と)に奥田民生が参加し、ばらの花をカバーしているので即購入した。
これがまた良い。絶品。
民生のカバーが絶品なのはもはや定説だが、この曲も自分のものにしていた。いや、ライブとかで聞くと明らかに自作曲と違うので浮くんだけど
が、声、サウンドから来る情感が民生でしかない。うっすら聞こえる後半の高音ハーモニーが良い。雑誌のインタビューによるとプロトゥールスを使いこなすためにこの曲を取り上げたので何バージョンもあるとのこと。

ライジングサンのひとりポックルで聞いた弾き語りのが最高に良かったので弾き語りバージョンもいずれどこかで発表してくれないかな。
このアルバムでは、9mm Parabellum Bulletも良かった。オリジナルを聴いたこと無いんですが(笑)。

この間一人バンドで民生がスピッツをカバーしたバージョンのうめぼしをコピーしてみたけど、民生のカバー曲ばかりのライブもいつかやってみたい。

民生のカバー曲で聞き漏らしていた、AC/DCのWhole Lotta Rosie、ジュディマリの散歩道、MORAで購入したけどどっちとも凄い。前者はほぼコピーなんだろうなと。後者も普段と違うアレンジを試しつつ、サビのメロディは民生が歌うのを待っていたかのような、、、と言ったら言い過ぎですかね。
たまりません。


その他、キリンジの堀込泰行ソロ「馬の骨」のニューアルバムを購入。久々のソロだけど、前作1stよりも断然良い。amazonの評価を見るとちょっと低い。1stの方が良かったからという評価だけど、1stこそキリンジと比べると楽曲にパワーダウン感があってあんまり好きじゃないんだよな~。この2nd「River」はキリンジとは別世界であって、泰行が持つ嗜好が現れている。プログレ趣味の叙情編が出てきた感じがする。あと、ジャケットで出てくるグレッチのギターが全面的に大活躍している。これもこれまでない面でしょう。
メロディがとにかく良い。キリンジで泰行楽曲を聴くと兄・高樹のこってり系よりあっさり聴こえてしまうきらいがあるが、今作では高樹寄りの濃厚なメロディに聞こえる。
キリンジは冨田恵一の編曲から離れてから、薄味になった感じがして何度も聞きかえすことが無くなってきたけど、久々に何度も聴いてます。

あと、ちょっと前だけど、ユニコーンの半世紀少年。
これには救われた。今月に入ってからの急転直下の不運ぶりでどん底になった気持ちを救ってくれました。一時、いつになったら立ち直れるんだろうか不安だったけど、これまで思いの外鍛えられていた魂がこの曲に触れ、次なる一歩に踏み出せた、と言うくらい前向きな曲だと思う。
カップリング曲と共に、と言うのはあまり大きな声では言えませんが

このところいい音の収穫が楽しいです。


ヒゲとボインとジェフ・リン

2009-10-27 19:14:15 | 音楽
このブログを見て頂けるのが嬉しい私としては、どこから辿って来てくれたのかがやはり気になります。
どういう事に興味を持って来てくれているのか、検索ワードがわかるようになっているんですが、その中で今回ピンときたのが、「ヒゲとボイン ボコーダー」。はい、またマニアックな話しになります(笑)。

ライブでヒゲとボインをやったときにボコーダーを使ったという内容だったか、一人バンドでやったときにボコーダーを使ったからかどちらかと思いますが、よくよく考えたらボコーダーが無いとなかなかやりずらい曲ではあります。
1回ボコーダーなしでやたこともありますが、やはり使った方が感じが出ます。

ボコーダーとは何かというと、声を電気的に変換して音階をつけれる機械。と、簡単に言うとこんなところ。厳密には間違ってるかもしれませんが。

うちはボコーダーを使ってますが、ユニコーンバンドってみんなこれやるときボコーダー使ったりするんですかね?。嫌みとかじゃなくて。気になるところです。
最後にヒゲとボインをやった時は徹底的に聞き込んだ割に、結果ホンモノと違うオリジナルになったけどかなりグッと来る良い和音になったと思います。
お客さんや盛り上げ係のおかげで全体的に良い感じで盛り上がっていたおかげで、このボコーダーパートもおぉー!!みたいな感じの声が聞こえてきて嬉しかったです。心の中でやったぜ!と思ったもんです。あの快感は代え難いものがあります。あの機械って、、、?と聞かれた時は大体心の中でガッツポーズですね。

民生パートがいきなりボコーダーにシフトというのは違和感ありかもしれませんが、このパッと変わる感じはYMOのBehind The Maskにおける坂本龍一やZAZENBOYS向井秀徳がギターを背負いながらのキーボード捌きを意識しているのでお構いなしです。

それで、タイトルに戻りますが、ヒゲとボイン発表時に気になったのが、何でこのアレンジ??という。
まさに、ジェフ・リン(ELO)サウンドなわけですが、ヒゲとボインみたいな曲ってELOにはそんなに無かったと思うのでなんでわざわざこのアレンジにしたのかが当時?でした。この頃チョイ昔の洋楽ばっか聞いてたので。
当時奥田民生ってELO好きだったんだ~くらいにしか思わなかったけど、アジアの純真もこれだし、後年遡ったら、アルバム・ヒゲとボイン収録の車も電話もないけれどはモロに元ネタが存在しそうな音。
さらに、ハラダ記念日、月ひとしずくもジェフ・リン+ジョージ・ハリスンの音。

で、最も心当たりのあるELOの曲を聴いたところ、やっぱりヴォコーダーが入っていた。
あのドラムとボコーダーとあとストリングスが入ったら、この音になります。
久々に聞いたらよかった。

↓Youtube  Mr. Blue Sky by Electric Light Orchestra
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↓Youtube  大林宣彦監督が歌う、ホレスの日記 by Electric Light Orchestra
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沈まぬ太陽

2009-10-26 20:41:34 | 映画
この数日、必ずこの口上からですが、気管支はやられているものの、菌を放出する恐れが無くなったことから、週末、映画を見てきました。

インフルエンザでダウンしている間、テレビを見ると、長門裕之か高相ばっかり出てきた。そんな中、渡辺謙がところどころたまに出てくる。映画「沈まぬ太陽」の宣伝で。
ほぼ寝ながら見てたのでもうちょっと先の公開かと思いつつも、日航機墜落事故が主題?と徐々に刷り込まれていたのかもしれない。日航機墜落といえば、小学校4年くらいの夏休みに起こった衝撃的な事件。

週末になり、王様のブランチを寝ながらかけてたら、今日から公開、なのだそうだ。
それまでの数日も含め、恐ろしくヒマだったので、見に行くことにした。
そのくらいの情報で見たのがよかったのかもしれない、とても面白いといってはなんだが、映画として面白いものだった。内容は重厚なもの。
3時間半の上映時間、少しもダレることなく、最後まで息つく暇のない映画だった。原作との比較から賛否両論だが、最近原作見て映画を見るとガッカリすることが多いので見ないで見て正解というか、普通に良くできた映画だし、非常に満足度は高いです。
最近は邦画のほうが見たいのが多いです。が、2012は見たい。
ともあれ、ここのところどっちかというとハズレだったけど、見たい感じのが見れて良かった。


原作は白い巨塔、華麗なる一族、不毛地帯などなどの山崎豊子で、沈まぬ太陽は全5冊ある。
この映画でさえ、端折ってて登場人物の背景が描き切れていないなどという批判があるので、原作を読んでみたくなった。


映画で少しだけ気になったこと。
前日に、先日TVで入っていたマジックアワーを録画していたのを見てしまったせいで、小日向文世のシーンがちょっと・・・なんて言うんでしょう、コントみたいに見えてしまった。飛行機もおもちゃに見え。重要なシーンだったんですが。

チョイ役で大物を出すのはいいんですが必ずしも効果的でない場面も(笑)。小日向と長谷川初範を組み合わせると面白い風にしか見えないのは俺だけでしょうか。関連して東幹久もこの場面で出てくるんですが、もう笑ってはいけないシリーズのレギュラーにしか見えないですからね。シリアスなシーンだったから全然セーフでしたけど。

でも、3時間半で気になったのはたったそれだけ。
映画になったのは、表側から見た言い分。裏側から見たこの作品に対する言い分も相当あるでしょう。作品化された時、映画化されるまでの抵抗も相当あったそうです。そういうことも全て含めて、もの凄くパワーのある映画でした。


主要人物の人名がすごいっすね。
恩知もすごいけど、行天というのも。慣れるまでちょっとかかった(笑)。




つけ麺とホルモン

2009-10-26 20:11:41 | 日常
今日からインフルエンザより復帰、職場に出ました。
よほど具合が悪かったのか、タミフルを飲んでいたせいか、かなり眠っていたので時間が経つのが感覚的に早く、そんなに休んだ感はないもののの、丸1週間ぶりでした。

久々にヒゲを剃ろうと鏡に映った自分を見て、髪が伸びた、と思ったり、外へ出た瞬間、急に寒くなったなと感じたり、紅葉が進んだどころかほとんど枯れ木になった風景を見て思った。
あぁ、長いこと寝てたんだなと(笑)。

とはいえ、週末は暖かい札幌へ帰っていたから余計にそう思った、ということで。
熱が下がって数日経ち、呼吸気管はまだ万全でなかったものの、菌を放出する危険が無くなったことから、ラーメン屋へ出てみた。
札幌といえば以前住んでいた豊平区内あるいは豊平近隣の山嵐、あらとん、まるは、麺eijiといったあたりが好きで、そこばかり行っていたが、近頃は実家に近い北方面が熱い。
まだ行列になってないもののの、雑誌に出始めたりしていて、これ以上火が点いて前述の4店のように入れなくなっては俺が損するので店名は書きませんが、聞いてくれればこっそり教えます

この北方面のうち、実家に最も近い店、ここのつけ麺が絶品!。
付け汁2種類あり。2種類とも全く違う種類でありながらどっちも最高にうまい。ラーメンでこれ以上衝撃を受けることはないだろうと思った上記豊平~南方面の名店もさることながら、このお店のつけ麺の汁の濃厚さと言ったら!。
丁寧に作っているのが伝わってくる優しい味のラーメンもいいが、攻撃的なつけ麺。これだ、と思った。
そして2種類のつゆで、麺も使い分けている。この麺がまたたまらない。ツルツルという食感と、弾力。おいしい手打ちそばに感じるものも越えた。
ということで、美味しいつけ麺にハマっています。

つけ麺の美味しい店、 もう1件あります。こっちの麺は浅草の桜花楼という製麺店の麺を使っています。これもたまらない。適切な茹で方をしているんでしょう。ツルツルの食感と弾力がたまらない。ラーメンといえばスープだったが、麺もここまで美味しいとは。この歳にしてようやく麺の良さがわかりました。


もう一つ、最近ふと腹が減ると食べたくなるのは、ホルモン。
しばらく飲み会もなく、街へも飲みに行っていないのですが、故に遠ざかっているホルモン。
如何にうまくビールを飲むか、が今のところ人生で3番目くらいに重要な俺にとってはかなりの割合でホルモンが気になります。最近雑誌を開くとホルモンのお店の特集だったりしますしね。
とりあえず、1ヶ月前に行ったちりとりのような鉄板でホルモンを焼くお店が、ホルモンの油の付き具合からして本当に美味しくて、最後のチーズリゾットで昇天でしたが、もっぱら気になるのは、網焼きできるところっすね。もうRSRの夜中以来食ってないから(笑)。
うまいホルモンが食べたい~=うまいビールが飲める、ということですから

と、食欲はあるので、食べ物に幸せを感じてます。