Burning Pavilion Part3

日常のもろもろ

マジックアワー

2008-06-09 23:26:01 | 日常
先週の土曜日、三谷幸喜監督の「マジックアワー」を見に行った。
前情報ほとんど無しで見に行った。綾瀬はるかが出てるので楽しみだった。

結論から言うと、相当面白い映画です。かなり笑えます。笑わせ方がうまいなぁ~。中盤まで会場中爆笑の渦でしたね。後半は少し泣かせるような場面もありましたが、最後までダレずに、もうちょい見たいという気にもさせてくれる映画でした。三谷作品ではダントツに好きです。
笑えて楽しい気分で終わる映画というのも久々だったような。。。

結局、佐藤浩市が反則しまくりの映画です。



その後、半年ぶりのCANNONBALLミーティング。
かなり楽しかった記憶はあるんだけど、どうやって店を出たか、皆と別れたか、地下鉄に乗ったか、、が全く思い出せない。
地下鉄の終点からタクシーに乗るつもりが、具合が悪くなって途中で降りたとか、車内で何度も吐きそうになった記憶はあるが、家までたどり着いたのが不思議なくらいに記憶無し。
翌日も復活するまで夕方までかかった。
最近どうもダメだ。飲み会が続いていたのもあるけど、ここまで来たらダメだね。思い切って、酒をあまり飲まないことにします(弱い)。
とりあえず、今日は晩酌する気になれませんでした。




恐るべきJ・A・シーザーの世界

2008-06-09 23:03:51 | 音楽
書こう書こうと思ってつい後回しになってしまったJ・A・シーザー。
おそらくこの名を聞いたことのある人はあまりいないのではないでしょうか。

1967年に寺山修司により設立された劇団天井棧敷の音楽を担当、寺山と並びその後のアンダーグラウンドカルチャーに多大な影響を与え続けた、孤高の音楽家J・A・シーザー。

夜中にテレビで見た寺山修司が監督した映画「田園に死す」で触れたのがシーザー初体験でしたが、何ともおどろおどろしく、日本の土着的な暗さをなんだかトリップしたような不思議なアンサンブルで聴かせる音楽でした。ジャパニーズ・サイケデリック・ロックといったところでしょうか。これをサントラで聴きまくってた時期がありました。
そのうち、書店でCD付きのシーザー本を見つけ、本の怪しさに大いに期待してCDを聞いたものの、あまりにトホホな内容にズッこけたことがありました。なんかアニメの主題歌みたいな、どれも同じに聞こえるなんか変な曲が、Gacktみたいな歌声でズ~ッと入ってると。これが俺のウソいつわり無い感想でした。

そんな、シーザーが!ということで、以下コピペ。


彼が所蔵し、門外不出としていた貴重なマスターテープ音源から劇団天井棧敷の歴史的未発表音源が遂に蘇る!!

1973年2月3日と4日に渡って行われたシーザーのリサイタルを収録し、日本サイケデリックロック、ヘビーロック史に輝く永遠の名盤としていまだロングセラーを続ける「J・A・シーザーリサイタル 国境巡礼歌」(オリジナルリリース:ビクター、1973年)だが、実際は140分程のリサイタル楽曲群から相当数の楽曲を編集、抜粋し、50分強にまとめたもの。今回はその「国境巡礼歌」に収録されなかった未発表楽曲群を加え、さらにはリサイタル当時の演奏順に並び替えてリサイタルの実時間そのままを再現した「国境巡礼歌完全盤」!
さらには、劇団天井棧敷の演目で使用された幻の劇中歌を発掘し収録。日本ロック史、演劇史上に残る貴重な資料的作品であり、この作品で聞けるJ・A・シーザーの時代を先取りしすぎた音楽センス、その破壊力は、演劇ファンだけでなく、サイケデリックロック、ヘビーロック、プログレッシヴロックファン全てを完全に打ちのめすこと確実! 本物のJ(呪詛)ロックはここにある!
貴重な台本、絵、写真を収録した豪華ブックレットも付いた歴史的な作品です。

disc1:J・A・シーザーリサイタル~ 第1部
disc2:J・A・シーザーリサイタル~第2部
disc3:青少年のための無人島入門
disc4:走れメロス+恐怖の音楽
disc5:こども狩り




どうですかこの怪しさ(笑)。本物のJ(呪詛)ロックすよ!。
正直カケでしたが、早くも廃盤になったので俺のコレクターの血が騒ぎ出し、少数余っていたブツを購入してしまったのであります。
フタを開けてみると、田園に死すのラインでした。見事、ジャパニーズ・ドゥーム・ロック!。
すごいっす、どん底の怖さです。まさに恐怖の音楽。
合唱、太鼓、ハードロック、朗読、演説、絶叫、なんでもあり。
夜道、1人でカーステレオで爆音でこれをかけてドライブすればチビること間違いなし!。

どんな音楽かは、下の1曲ごとのタイトルを見ていただければ大体想像出来ます。
このイメージまんまです。
それにしても、お前の骨を粉にしてラッタッタって…(笑)


Disc 1
1. 転生譚(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
2. 国境哀歌(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
3. エンプティ・バード変奏曲(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
4. 首吊りの木(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
5. オルフェ・ヒロシマ(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
6. 帝政ロシア顛落のロック(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
7. 民間医療術(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
8. 人形昇天(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)
9. 大鳥の来る日(J・A・シーザーリサイタル~ 第1部)

Disc 2
1. 狂女節(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
2. 東京巡礼歌(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
3. 長髪楚囚〜あわれ自由や〜(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
4. 英明詩篇 1(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
5. 越後つついし親不知(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
6. 母捨般若経(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
7. 母恋しや珊瑚礁(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
8. 英明詩篇 2(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
9. 和讃(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
10. 人力飛行機の為の演説草案(J・A・シーザーリサイタル~第2部)
11. 山に上りて告げよ(J・A・シーザーリサイタル~第2部)

Disc 3
1. エンプティバード(青少年のための無人島入門)
2. 雅歌(青少年のための無人島入門)
3. ノアノアララト(青少年のための無人島入門)
4. 血約聖書(青少年のための無人島入門)
5. 老ロビンソンのテーマ(青少年のための無人島入門)
6. エキストラ(青少年のための無人島入門)
7. 神々のワイルドパーティ part1(青少年のための無人島入門)
8. 神々のワイルドパーティ part2(青少年のための無人島入門)
9. オルフェヒロシマ(青少年のための無人島入門)
10. 一切滅亡響(青少年のための無人島入門)
11. 青少年のための無人島入門(青少年のための無人島入門)

Disc 4
1. オープニング(走れメロス)
2. 奴隷市場(走れメロス)
3. 鎖につながれた奴隷たち(走れメロス)
4. 国境哀歌(走れメロス)
5. 盲人書簡(走れメロス)
6. らまいまだ(走れメロス)
7. 国名埋葬歌(走れメロス)
8. 大鳥の来る日(走れメロス)
9. 母捨般若経(恐怖の音楽)
10. 母恋しや珊瑚礁(恐怖の音楽)
11. あなたへのメッセージ(恐怖の音楽)
12. 越後つついし親不知(恐怖の音楽)
13. 組曲“マハラと鮫”(恐怖の音楽)

Disc 5
1. オープニング(こども狩り)
2. 飛ぶ教室1(こども狩り)
3. 半ズボンとジャムパン(こども狩り)
4. こども礼儀作法(こども狩り)
5. 消しゴムの教室(こども狩り)
6. 少年探偵団(こども狩り)
7. 食い屋(こども狩り)
8. 考える体操(こども狩り)
9. 怠け者のパパとママ(こども狩り)
10. ブタマンパパ(こども狩り)
11. ニクマンママ(こども狩り)
12. パン屋のせがれ(こども狩り)
13. 歌うなレニーボードン1(こども狩り)
14. 消しゴム(こども狩り)
15. 食い屋とパン屋 part1(こども狩り)
16. 食い屋とパン屋 part2(こども狩り)
17. 食い屋とパン屋 part3(こども狩り)
18. ブーメラン(こども狩り)
19. リボンを結んだ(こども狩り)
20. 怪魚と少女(こども狩り)
21. 黒パンのテーマ(こども狩り)
22. ブーメラン(スロー)(こども狩り)
23. お前の骨を粉にしてラッタッタ(こども狩り)
24. 歌うなレニーボードン2(こども狩り)
25. 悪口唄(こども狩り)
26. 飛ぶ教室2(こども狩り)
27. エンディング(こども狩り)



まもなく20000アクセス

2008-06-04 01:23:28 | 日常
2006年1月に移行して以来ブログを書いているyaplog!でのアクセス数があとわずかで20000となります。

日々の諸々、時には喜び、悲しみ、怒り、楽しみながら書いてきた日記も300に近づいてます。
ほぼくだらない話に終始しているブログですが、意外と多くの方々に見ていただいたんだなぁと実感した次第であります。

ご愛顧いただいた方々、ありがとうございました。
これからも読んで何かを感じてくださる人がいる限り書き続けますので、何卒宜しくお願いします!。





Paul Is Back!!

2008-06-02 20:33:48 | ビートルズ
昨日、2007年10月以来半年ぶりにポール・マッカートニーのコンサートが開かれました。ポールの故郷リバプールでの大イベントでのメインアクトとして。
早速、ポールのオフィシャルサイトにセットリストが掲載してあったので転載。
驚きの曲もセットリスト入りしてますが、その他はほぼ定番ですね。定番と言えど欠かせない曲ばかりではあります。

Hippy, Hippy Shake
Jet
Drive My Car
Flaming Pie
Got To Get You Into My Life
Let Me Roll It
My Love
C' Moon
Long And Winding Road
Dance Tonight
Blackbird
Calico Skies
In Liverpool
Follow The Sun
Eleanor Rigby
Something
Penny Lane
Band On The Run (with Dave Grohl on guitar)
Back In The USSR (with Dave Grohl on drums)
Live And Let Die
Let It Be
Hey Jude

en
Yesterday
A Day In The Life
Give Peace A Chance
Lady Madonna
I Saw Her Standing There (with Dave Grohl on drums)

冒頭のヒッピー・ヒッピー・シェイクの高揚感は一体なんだ!?。ポールの超人ぶりは何度も見せつけられてきたけれど…恐るべし。2008年にこの曲をやるとは!。すばらしすぎる。50年くらい前の曲ですぜ、これ。
そして、ア・デイ・イン・ザ・ライフ。いつかはやるだろうと思っていたけど実際に聴いてみるとやはり感動する。
ビートルズのフロント3人の中で最後まで残ったポール。ジョンとポールが合作し、それぞれが作ったパートを歌ったこの曲をポールが1人で歌っているこの動画で見ると、1人だけ残ったということがさらに実感される。と思ったら、客席にいるジョンとジョージの妻2人が手拍子しながら聴いて楽しんでいる。なんという編集。ヨーコとポール・・・。余計に感動的だった。
それにしてもこんな大きなイベントで、大きな意味のあるこの曲をやっておきながら歌詞を間違えて吹き出すとはポールらしいね(笑)。
そのまま平和を我らにになだれ込む。これを聴いているともっとジョンの曲をライブで演奏してあげるべきだと思う。ポールだけじゃなく誰もが。

In Liverpoolという曲も中盤に演奏されている。見慣れないタイトルだが、偶然にもyoutubeで、このイベントの動画を探したところ見つかった。声から察するにアンソロジー頃(94~95)の未発表曲か。顔はもっと若く見えるのでさらに2,3年前かもしれない。意外といい曲ですな。
このイベントにピッタリなタイトルだが、5年前のリバプール公演では演奏されていない。謎。


以前と比べると10曲くらい演奏曲が減ったように思えるけど、ウイングスナンバーはあまり減らされてないのが嬉しい(やる曲はかわらないけど…)。
マイ・ラヴが前半に演奏されるのは珍しいですね。メイビー・アイム・アメイズドが来るような位置だよな、ここは。
それにしても、去年のシークレットライブから曲目が少なくなってるけど今後もこの調子なのだろうか。65歳という年齢を考えると仕方がないことなのかもしれないが。
じゃ、2夜連続ライブでセットリスト全く違うのをやるということで手を打とう(笑)。

半月後はウクライナ公演。
ウクライナと言えば、ピエール瀧の名著「屁で空中ウクライナ」を思い出してしまいますが。。。

そして、それが終わるといよいよワールドツアーかな??。
日本にもまた来て欲しい、って前にも書いたことありますが、何回でも書きます。
次は全公演行きたいが…なかなか1週間も休む勇気が(^^;)




曽我部恵一BAND@ベッシーホール

2008-06-01 19:52:28 | ライブ
昨日、曽我部恵一BANDのライブを見に行った。札幌のベッシーホール。
前回の感想はこちら

前回からわずか半年くらいで再度ライブを見に行ったのだが、会場も、見るポジションも、ソカバンの服装(SOKABE KEIICHI BANDとでっかくプリントされたTシャツ)も、1~2曲目に演奏された曲まで全く一緒だったので、あの時に戻ったみたいだった。
それでもあのバンドの醸し出す雰囲気に包まれた空間の多幸感ったらない。1曲終わったらもう汗だくになり、演奏後は息を切らせながらチューニングするあの姿。全てが全力投球。心なしかソカベさんの腕が太く全体的にマッチョになったような気がした。あれだけ力一杯ならそうもなるだろう。

メジャーレーベルからサニーディサービスでデビューし、ソロもメジャーから発売していたが、自主制作レーベルを立ち上げ、インディな活動をしている。ツアーも自分たちでブッキングし、CDやグッズを売り、次の街へ行く、というオン・ザ・ロードを地でいくバンド。実に格好いい。

今回もアンコールでハイタッチをしたが、前回よりも疲れている感じがした。前回よりも力一杯やってますというところでしょう。
アルバムが発売になり、そこからの曲をほとんど(全部?)やったんだろうけど、前回のライブと全く同じような内容に感じた。何回でも見たいのでそれはOK。

ライジングサンで会おう!とソカベさんが叫ぶと会場のリアクションも最高潮に達した。が、ソカバンじゃないみたいです。それはそれでいいか。

曽我部恵一BAND http://www.youtube.com/watch?v=_h3f8YqiFRA&feature=related
恋人たちのロックをはじめ、泣けるロック満載。