こんにちは~、マリーで~す。珍しいでしょう。今日は昼間から登場よ。
うちのおばはんはね、今朝、このあいだから気になっていた台所の換気扇や周りの壁の掃除をすることにしたんだけどこれが大変なんだわさ。あの人、とうとう覚悟を決めて、三段の脚立を持ち出したわよ。なんで掃除に覚悟がいるんだって? だってさあ、あの人、このところ本当にだんだん足腰の具合がよくないもんだから、三段の脚立の上に立つと足元がよろよろしてこわいのよねえ。そんでもがんばって自分でやらなくちゃ誰がやるって気合を入れて、天井の換気扇もはずして掃除したし、周りの壁や、部屋のほうの蛍光灯の笠の上の埃も脚立に乗って掃除してほっとしたみたい。
そのあとでちょっとyoutubeを見てたら、はるか大昔のまだ本当に若かったころのフォーク・クルセダーズの3人が出ていて、あの人、思わず見入ってたのよ。なんたって、うちのおばはんも今月で65歳なんだから、映っているのはもう45年以上も昔のフォークルよ。あの人が高校生のころに出てきた人たちだもん。北山修さんの頭が真っ白なのを見て驚いてたわ。自分の妹が死んだときも生前は染めてた髪が真っ白になっているのを見てびっくりしてたけど、たいていの人は60過ぎって言ったら頭がかなり白いのよね。
うちのおばはんの頭はまだまだそれほど白くないの。お父さんがやっぱり白髪があんまりでない人だったから、これって遺伝の恵みってことみたい。あの人、アレルギーも皮膚の弱さも、胃腸もみんなお父さんそっくりの体質だし、髪がなかなか白くならないのもお父さん譲りなんだわ。
だけど一見、若そうに見えても、生まれつき血管が細くて血のめぐりがわるいのが原因だって言う坐骨神経痛は若いころからだったし、それがだんだん進んできて今の脊柱管狭窄の症状になってきたのよ。だからたった三段でも脚立の上でヨロヨロ危なっかしいわけよ。一見若く見えるのも考え物よね。でも知らない人はそんなこと考えないもん。自分で用心するしかないわよ。
それはとにかくさ、あの人が子供のころに見ていた65歳っていったら母方のお祖母さんや父方の伯母さんなんだけど、今のあの人と違ってもっといかにもしっかりした65歳だったのよねえ。うちの65歳ときたらなんとも頼りなくってさあ、あいかわらずお子様の延長みたいでどうも心配になっちゃうわよ。一生こんな調子でいくのかしらね。なんたって三つ子の魂百までって言うしさあ、よくもわるくも成長しない人だわ。
うだうだ言ってもしょうがないから今日はこの辺でおしまいよ。ほんじゃまたね。
あ、そうだ明日は四谷で午後からこんなのもあるけど、よかったら来てね。
■ 自死された方々のためにささげる追悼ミサ
11/8(土)13:30~
麹町教会主聖堂で
司式:幸田和生(東京教区補佐司教)
司祭の方々は、是非共同司式をお願いします。
「苦しみの中で自死(自殺)された方々のために、神様の憐みと慈しみを願い、永遠の憩いを願いましょう。
どなたでも参加でき 参加無料・申込不要
ミサ後、希望者は分かち合う場所を設けてあります
毎月「自死遺族のつどい・虹の会」を行っています。
毎月第2水曜日18:30~20:00 第3水曜日14:00~15:30
麹町教会信徒会館401号室で
主催:聖イグナチオいのちを守るプロジェクト
連絡先:麹町教会Tel/03-3263-4584 担当 Tel/090-4959-0652 岩田鐵夫
虹の会(自死遺族のつどい)