真田丸－３４

2016-08-28 21:24:20 | Weblog
先ほど、真田丸の今週分が終わって、今、我が家のテレビはディープオーシャンを映し出しているところ。深海生物たちの不思議な姿を見ながら、頭の中で思い出していたのは実は山一證券の破綻事件。

真田丸の世界は日本史の中でも当時の日本の社会の大きな変化の真っただ中の話だ。今日もまだ徳川家康と石田三成がそれぞれ自分の主張をもって張り合っている。来週はついに犬伏の別れだ。なんだかこれって、今の時代でも次から次へと起こっている大企業の組織の再編とか、吸収合併とか、予想もしないような社会の大変動にも似ているような感じ。

その中で振り回されているのは我々庶民というわけだが、それはおいて、その世界を生きていた昔の英雄、豪傑、悲しい運命をたどる姫君や若様の姿を通して、現代のわれわれの生き方をも問われているような気がするのだ。百年後、千年後の子孫たちにどんなものを見せることになるのだろうか。

どんな未来を残すのだろうか。