翅の一部を失いながらも、懸命に生きるコミスジ
峨瓏峡のトンボスポットへ向かう途中、トカゲに出会いました。
本州西部に生息するのがニホントカゲで、東日本に生息するのがヒガシニホントカゲというそうです。
胸の斑紋で調べるとムツアカネに見えなくもないんですが、アキアカネでしょう。
「日本のトンボ」によれば、ムツアカネは国内では北海道と本州の山岳地域に分布するようで、分布図上では藤里町では見ることができない(秋田県内でも東成瀬近辺のみ)はずなのです。
トンボを見つけたらとりあえず撮っとけば、あとで意外な生息に気が付くかもしれません。
初めて見つけたのは、2年前の芝谷地湿原でした。
数あるトンボの中でも、比較的見分けやすいのかもしれません。翅の途中に褐色の模様をもつのはミヤマアカネとコフキトンボだけのようです。
その次に見分けるとしたら、胸の斑紋(黒っぽい模様)。ミヤマアカネは目立った斑紋がありません。
二ツ井から藤里町に向かって、矢坂地区へ向かうY字路のそばでした。
写真に収めるなら長めの望遠レンズが必要ですが、藤里でこのトンボを見るならここがいいかも。
ハラビロトンボ
ぶれてますが、何度も水面に卵を産み落としていました。
ちょっと前になりますが、ルリボシヤンマに会いたくて芝谷地湿原を再訪してきました。
お目当てのトンボには出会えなかったのですが、他にもトンボはたくさんいて、産卵の季節でした。
キイトトンボ
ハッチョウボンボ
初めて観察した方もいらっしゃって、その小ささに驚いていました。
左下の♀が産卵するときは、赤い♂が付近を警戒飛翔している姿も見ることができました。
8/23は、藤里町で「白神山地ブナの森マラソン」が開催されました。
全応募者のうち走れるのは先着150名という、今年で2回目の大会です。
土日に家族が不在だったので、ゆとりあ藤里の温泉にでも入ろうかなと訪れたら、藤里館前にテントがたくさんあり、イベントに気が付きました。
沿道からの、こんなアングルの写真見たことあるぞ!と、ちょっと挑戦してみたり。
藤里町の「町の鳥」はクマゲラです。着ぐるみを被ったランナーもいらっしゃいました。ドラえもんもいました(笑)
10時ちょうどにスタートし、田中のイチョウを通り過ぎ、素波里園地へと向かう高低差300mm、16.8kmのコースです。最初の4kmで一気に上りますが、つづら折りのため、かなりキツイようです。
第1位のかたは約1時間5分でゴール。
3位の方までは1分内でした。そこからは差がついていたようです。
リストバンドをゴールに設置している機器に反応させると計測されるシステムのようです。
NHKのインタビューを受けてた方もいらっしゃいまして、その方はなんと岩手から参加されていました。
自然がキレイでした。と答えていましたが、やはりコースの起伏がきつかったようです。その後の温泉が最高に気持ちいいんでしょうね!
私も入浴してきましたが、脱衣所・浴場共に広くてとても気持ちがいい温泉でした。