新しいカメラを手にしたとき、まず行うことは各種設定を自分好みにカスタマイズすることだと思います。
フォーカスを優先するのかレリーズを優先するのか等々いろいろあるわけですが、X-T2についても私なりの設定を書いてみようと思います。
AE/AF-L設定・・・押下切替
AF-Lボタン・・・AF-ON
半押しAF・・・いわゆる「親指AF」をしたいのでOFFにしました。
半押しAE・・・ONにしていると、シャッターボタン半押しした時の露出で固定される(AEロック)ので、例えば、暗いところで半押ししたまま明るいところでボタンを押し込むと、白飛びしちゃったりするんですね。逆もまた然り。なので、これもOFFにしました。シャッターボタンは本当にシャッター以外の機能を持たせないようにしています。
AEをロックしたまま撮りたいならば、AE-Lボタンを押してからAF開始すればいいので(AE-L設定を押下切替にしているのはこのためでもあり)。そうじゃないと、AE-LボタンとAF-Lボタン両押しなんて無理です(笑)
コマンドダイヤル設定・・・前ダイヤルにSS、後ダイヤルにF値(初期は逆)。
露出補正ダイヤルをCの位置にすれば前ダイヤルで露出補正できるようになります。前ダイヤルを押し込むたびにダイヤルロックが切替できます。不意に露出補正が動かないようにということなのでしょう。
このときロックを外した状態ならば、前ダイヤルで露出補正しつつ後ろダイヤルでSSも微調整できるのですが、後ダイヤルにSSを設定すると親指AF時にちょいちょい触ってしまい、気が付いたらSS変わっていたなんてことがあり、しかも後ダイヤルにはダイヤルを押し込んだからロックがかかるなんていうことはないようで、常にSSが動いてしまうのです。動体撮影時にはSSが大事になると思うので、設定誤りを防止するために前ダイヤルにSSとしました。これで、前ダイヤルを押し込むたびにSSか露出補正かの選択になりました。
こうなると後ダイヤルはF値設定になりますが、XFレンズを使用している分には絞りリングで設定するのでダイヤルが用をなさないことになってもったいないのですが、仕方がないのかなぁ。
とりあえずは、このような設定でしばらく使用していきたいと思います。
ご指摘の通り、T2の後ダイヤルが不意に触れていつの間にかSSが変わっていることが多発し、辟易していましたが、こちらの記事で回避方法を知り、大変便利で喜んでおります。
また、私の故郷秋田の写真をこうして拝見でき、懐かしく、望郷の念が湧いてきました。富根は父の生家があるところでもあり、驚きました。
今後も秋田の素敵な写真を楽しみにしております。
X-T2は私も大変気に入って使用しています。先日もファームアップがありましたし、今後も使い勝手がよくなってくれればいいですね^^
秋田にゆかりのあるということで、今後もご覧いただければ幸いです。