部屋の模様替えを何年かぶりにして、気持ちも僅かながらリフレッシュした。このままだとハルキストになりそうな自分にちよっとばかし嫌気がさしつつ、小説を読むことも書くことも苦手気味、下手な横好きな34歳として頑張って生きてこうと思った。読む予定さえなかった1Q84とか多崎つくるがどうのこのとかの村上春樹さんの小説をゆっくりだけど味わっているのだ。でもハルキストでは間違いなくないのでよろしく。
1Q84は読んだ達成感の自己確認で再読してしまう。とても面白い小説だ。様々な概念を超えたもしくは越えようとする冒険心に満ち且つ洗練された表現欲求を風のような文章に感じ、村上春樹さんについての吉本隆明さんの批評などに納得するのである。
村上龍さんの69も少し冒頭読んだけれど、やはり村上春樹さんの方が、やけに読み心地の良い体質になってしまったのかな。30歳くらいまでは、間違いなく村上龍作品の方が読んでたし、どちらかというと好きな感じだったのに不思議だ。きっと文学特有の煙たさってやつが村上春樹さんのほうが多くて、そこに自分自身の性質の面倒くささを重ねてしまっているのかもしれない。ぼくも歳をまあまあとったことで煙たさupしているのかもしれないなぁ。
1Q84は読んだ達成感の自己確認で再読してしまう。とても面白い小説だ。様々な概念を超えたもしくは越えようとする冒険心に満ち且つ洗練された表現欲求を風のような文章に感じ、村上春樹さんについての吉本隆明さんの批評などに納得するのである。
村上龍さんの69も少し冒頭読んだけれど、やはり村上春樹さんの方が、やけに読み心地の良い体質になってしまったのかな。30歳くらいまでは、間違いなく村上龍作品の方が読んでたし、どちらかというと好きな感じだったのに不思議だ。きっと文学特有の煙たさってやつが村上春樹さんのほうが多くて、そこに自分自身の性質の面倒くささを重ねてしまっているのかもしれない。ぼくも歳をまあまあとったことで煙たさupしているのかもしれないなぁ。
人々が文学を読まない時代だからこそ、少数派でいたいのさ。