エッセイと虚構と+α

日記やエッセイや小説などをたまに更新しています。随時リニューアルしています。拙文ですが暇つぶしになれば幸いです。

本の紹介

2013-02-23 10:45:31 | 本の紹介

①書くこと

受験・テストシーズンでありますね。
大学のテストなど小論文がありけっこう苦労したのを思い出しました。作文力をなんとかつけたいと自己流で奮闘していたのですが、ある日ふと本屋に立ち寄ると「800字を書く力」という本に出会いました。

わたくしには女性との出会いは皆無に等しいくらいなのだけれど、本とはよく運命的な出会いをします。
この「800字を書く力」は文字通り400字詰め原稿用紙2枚分、800字を書く力をつける方法を国語の先生が教えてくれている本です。わたくしは何年か前にこの本を読んだのですが、いちおうこれを参考にしながらそれなりにまとまった文章を書けるようになりました。800字は普通の書籍全般の1ページ半くらいの分量です。でもいざ書くとなるとなかなか難しいもので、わたくしは作文が苦手で、小学校、中学校、高校と国語で苦労していたためなかなか800字書けませんでした。すごくたくさんの量な気がしていたのですが、最近はなんとか拙文ですが書けるようにはなったと思います。もし気になった方がいたら本屋やAmazonやブックオフをお探しになられると良いでしょう。ちなみにこの本がある確率は普通の本屋よりブックオフのほうが高いかもしれません。確実なのはAmazonですが・・・。
では次に、先の本が基礎だとしたのなら、少し応用的な本があります。
ちなみにチョットくどいかもしれませんが、あくまでもわたくしの個人的な意見なので絶対はなくあくまで参考までに。
「文章は写経のように書くのがいい」

ご活躍中のコメンテーターであり、著述家であり、医師の香山リカさんの書いた本です。
この「文章は写経のように書くのがいい」もやはり本屋で偶然出会いました。そうあれは夏の昼、リブロの地下で「こんないい本があるよ」と800字は書けたけどもっと書くにはどうすればいいかわからなくうつ向いて歩いていたときに問いかけて来てくれたのがこの「文章は写経のように書くのがいい」という本でした。
執筆には手書きよりパソコンで、しかもエディターというメモソフトを使ってライトにスラスラ書いていくと良いというような箇所には思わず目から鱗が落ちたのです。
女性はさきの「800字を書く力」はすでに持っていると思しき方はこちらの「文章は写経のように書くのがいい」から読ままれるのが良いと思います。著者が女性ということもあり女性の感覚に近い本だと思います。でもわたくしのようなもてない男の中の男にも参考になりました。間違いないです。
本屋やブックオフにはもしかしたらなかなかないかもしれません。Amazonで買うのが徒労はなく済みそうです。
ではより応用というかビジネス文書向け、お仕事でのプレゼンテーションなどに文章作成しなくてはならないなどの方には、こちら

「原稿用紙10枚を書く力」がオススメです。言わずと知れた明治大学の斎藤孝教授の書かれた本であります。
とりあえずまず、わたくしはいままだ原稿用紙10枚を書く力はないです。
たまに原稿用紙10枚ようするに4000字を書いたりもしますが、たとえば毎日継続的にはなかなか書けません。
ようするにわたくしもいまこの「原稿用紙10枚を書く力」をまだまだ参考にしながら文章力の強化に日々邁進中です。
そんなわけでもし文章が苦手な方がいたらと思い上の3冊を紹介させていただきました。

②電子書籍とケータイ小説

「ケータイ小説がウケる理由」

こちらは絶版になっているため書店にはおそらくないと思います。
ちなみにわたくしは2日前に隣の隣の町のブックオフで見つけ出しました。
この「ケータイ小説がウケる理由」という本は、2008年に出版されたもので絶版になってしまっているのですが、すごくいい本だとわたくしは個人的に思っています。
たいていすぐ絶版になってしまう本というのは売れなかったか評判が良くなかったかなのですが、この「ケータイ小説がウケる理由」の絶版に関して詳細はわかりませんが、わたくしはこの本はケータイ小説の未来や電子書籍の未来を考える上ですごく参考になる本だと思いました。
元値約800円でブックオフで400円で手に入れたのですが、新書にしては元値が高かっただけの価値はありそうです。絶版になってしまったジャンクフードならぬジャンク本の中の掘り出し物だとわたくしは個人的に思っています。
ケータイ小説も一般の小説も読む女子大生へのインタビューや、なぜケータイ小説を書籍化した本がベストセラーになるのかなど割と現場の肌感覚でケータイ小説を分析されている本で、著者は女性です。
いわゆるケータイ小説というもののステルスマーケティングだと言われればそれまでなのですがスマートフォンもこれから進化していくなかで電子書籍やケータイ小説の出版界での意味は大きくなっていくと思っています。
わたくしはこのgooブログはすべてiPhone4で書いてます。チマチマとフリック入力をしながらです。
さっきの記事内容で書くにはパソコンが良いらしいということを見出しましたが、わたくしはiPhoneやスマートフォンでの執筆もこれからはありなのではと思っています。
現に2つ折り携帯だけで、書かれた書籍がベストセラーになっているので、現実味のないビジョンではないかもしれません。そんな希望をわたくしに与えてくれた「ケータイ小説がウケる理由」という本は心からオススメです。
絶版なので、Amazonかブックオフにしかないです。ブックオフに探すと意外とあります。他のケータイ小説に書かれた新書もなかなか参考になります。

③表現すること


「演劇は道具だ」宮沢章夫
とりあえずこちらの本に関してはAmazonのレビューがものすごく参考になります。
演劇について、劇作家の宮沢章夫さんが書かれている著書ですが、演技すること全般に考えさせられます。
わたくしが好んだ本なだけで、賛否両論な中身かもしれませんが、わたくしはこの宮沢章夫さんの「演劇は道具だ」という本は面白いと思いました。
こちらは絶版になっているためAmazonで買うしかないようです。
表現することについても考えさせられあくまで本なので演技することとは遠い事柄かもしれませんが、面白かったからつい紹介しちゃいました!

④はじめての少女漫画購入

きのう久しぶりに漫画を買いました。

かなり面白かったし、なんだかキュンキュンときめいた(*_*)乙女になった気分で人生初少女マンガを買ってキュンキュンしてしまった( ´ ▽ ` )ノ☆!
マンガもやっぱりいい作品は本よりたくさんの感動とキュンキュンを与えてくれるわけです。
ちなみに写真に写っているのはわたくしの指です 笑
顔などはとても人様に自信をもってお見せできない感じで(^_^;)そんなこともないか・・。
とりあえず10kg痩せます!!! 切実に!!!
もっとキュンキュンするために!!

⑤モテ問題

深遠なる男の悩みそれはモテ問題。いやズバリ言うなれば童貞問題!わたくしは24歳まで童貞でした。童貞を克服したからといって人生が取り立てて前に進むようなことは無かったのですが、少し背負っていた重荷は軽くなったような感じがしました。しかし人間というのは結婚をし子供が産まれ育てなくてはならない家のローンを払わなければならないと年齢を減るにあたり背負う重荷は多くなってゆくようです。童貞を捨てて背負っていた重荷の代わりに新しい重荷を背負うことになったのです。意外とその重荷は重く生活全般にのしかかり人生というのはやはり重荷を背負い坂道を登ってゆくようなものだという名言を思い出し、楽なことなんてなかなかないなぁ~と実感したりしたわけです。
わたくしには子供もいませんし、結婚もしてないので、また家のローンがあるわけではないです。
一般的な30代の男子よりも気楽かもしれませんし背負うものは少ないかもしれません・・。
しかしあえて言うなれば、親の介護問題(これは皆変わらないですが)や孤独や将来への不安という重荷は背負っているわけです。将来への不安はどんな人にもあるし、孤独もある意味ではみんな背負っているものかもしれませんが、パートナーや子供がいない分、わたくしは孤独の重みは少しばかり既婚者の方より重そうです。責任のようなものは既婚者の方のほうが重いに違いありませんが、孤独はやはり親と暮らしていてもなかなか埋められません。親がいるだけ有難いですし、孤独を選んできたので後悔はほとんどしていないんです。
ようするに将来への不安とかで背負っているものは、無職も正社員の方も成功者も敗残者もそうは変わらなくありみんな苦しみながら生きているんだななどと柄にもなく考えてしまったのです。童貞を捨てたってそんなに変わらないけれど、捨てたら新しい何かが入ってくるハズだ!それは新しい重荷であり孤独であり、不安。それでもやはり童貞を捨ててわたくしは良かったと思っています。童貞を守りきって亡くなられた作家の宮沢賢治さんのよだかの星でも読みながら今夜も夜と遊ぼうかな・・・。





※ 上記の4冊の文献は深遠なる旅を生き抜きひとまずのゴールへと辿り着くためのなんらかのヒントになるであろう・・・。童貞道は深く険しい 故に挑むべきものだ それは登山家がなぜ山に登るのか という問いに似ている・・。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アイドルについて | トップ | エッセイと虚構と+α »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

本の紹介」カテゴリの最新記事