現在我が家には、この画像のアカアシガメをはじめ、カメだトカゲだと総勢30匹を飼育しております。
水の中を棲み処にしているものから、木の上にいないと落ち着かないもの、カラッとした奴等もいればジメッとした奴等もいます。
食べる餌も肉好き、虫好き、果物好き、野菜好き、加工品好きと様々です。
リクガメ達には基本的に毎日1度、野菜を中心に与えています。
与える量は季節に応じて加減していますが、なるべく多くの種類を与えて栄養のバランスを崩さないようにしています。
ある程度成長したリクガメには毎日与えない飼育者の方もいるようですが、それはそれぞれの考え方なので否定も肯定も出来ません。
「毎日与えない方が良い」のか「毎日与えなくても良い」のか?
もし前者なのであれば、我家でも間隔を開けて与えるようにしようと思います。
後者は「どちらかと言えば毎日与えた方が良いんだけど、毎日与えなくても大丈夫だよ」と言う事なのでしょうか?
もしそうなら時間的・経済的に許す限り毎日与えたいです。
一日に1~2種類の野菜しか与えないのであれば問題ないのかも知れないですが、野草が豊富に取れる時期ならまだしも、一般に売られている野菜に頼っている時期に、数種類の野菜を食べさせようとすると、沢山の種類を保存して置くことになります。
そうなると毎日与えないと野菜が傷んでしまうので、逆にロスが多くなってしまいもったいない気がします。
何だかんだ書いても「モリモリ食べる所を毎日見たい。」と言うのが一番の理由です。
あまり与えてはいけないとされている、キャベツ、ニンジン、ホウレンソウ、水分ばかりで栄養的に与えても意味がないと言われているレタス、白菜、キュウリ等も他の野菜と共に与えますが、そのものだけを単品で与え続けないかぎり然程問題はなさそうです。
カルシウムは毎日、総合ビタミンは5~7日おきに1度適量を振りかけています。
ビタミン入りのカルシウム剤を使用している場合は、改めてビタミンのみの追加は行いません。
適量=適当な量って事で(笑)。
サプリメントは通常の餌では足りなくなるであろう栄養素を補うための物なので、栄養を考えて野草・野菜・果物などを与えている場合は必要ないでしょう。
モニターはどうなんでしょう?
アダルトにまで育った個体に、どれくらいの量の何をどれくらいの間隔で与えればよいのか、本当に頭を悩ませる問題です。
まあ、きちんとした答えなんて出ないのは解っています。
ベビーにはコオロギ等の昆虫をメインに、マウスや雛ウズラ等をおやつ程度に。
ケージに入れていてもチョコマカと動き回り、なおかつ成長するために沢山のエネルギーを必要とするベビーなら、サイズに合った餌をあまり気を使わずに与えていても問題なく育ってくれるでしょう。(ミルワームだけを与えるのは、かなり問題ありですが)
それがアダルトになると、十分に運動するだけのスペースを与えられない、成長にエネルギーを必要としない、となると毎日栄養豊富なマウスを与え続けると簡単に肥満してしまい短命に終わらせてしまう、と言うのは容易に想像が付きます。
ではマウスをメインにすると仮定した場合、一度の給餌にアダルトマウスなら何匹与えて、次の給餌まで何日位間隔を開ければよいのか?
マウス以外の物、たとえばヒヨコやウズラ、魚等をメインにした場合はどうなのか?
今の所、我家では一番大きなイエローヘッドモニターには一週間おきにヒヨコとマウスLを交互に与え、別な日にコオロギを20匹強与えています。
週に二日の給餌日と言う事です。
「一度に腹いっぱいになるまで与え、次の給餌まで数週間開ける」方法も考えましたが、消化器系に負担をかけそうな気がするので上記の方法を取り入れました。
大きくなってきたとは言え、まだまだ成長段階のトーチモニターにはコオロギメインで週に2日マウス(ホッパー)の日と雛ウズラの日を設けています。
先月位まではコオロギにあまり反応しなくなっていましたが、今月に入ったくらいから良い反応をするようになりました。
こちらは基本週に五日の給餌日です。
アダルトとは言え、ビッシュより小さいシミリスモニターにはコオロギを、月に一度程雛ウズラを1匹、今はマウスの給餌はしていません。
給餌間隔はかなり適当です。
どの仔にもマウス、ウズラ、ヒヨコは1匹のみで複数を与えることはないです。(ヒヨコを切らした時、イエローヘッドのかん太に雛ウズラを数匹与えることは例外的にあります。)
サプリメントはコオロギ給餌の時に、毎回塗して与えています。
10年近くなると思いますが、飼育していたウォータードラゴンを病院に連れて行った時に、カルシウム不足を指摘されたことがあります。
当時はビタミンDを含まないカルシウムと総合ビタミンをそれぞれのパッケージに書かれた通りの間隔で餌に塗して与えていましたが、与え方か悪かったのか十分ではなかったようです。
それ以来、トカゲとリクガメには給餌毎に毎回サプリメントを使用するようにしています。
マウスやヒヨコ、ウズラには塗しても取れてしまうので気休めにしかなりません。それなりの細工が必要になります。
今回はリクガメとオオトカゲの餌について記事にしてみました。
今回記事にした内容も、他に共感できる意見や考えがあればコロッと360° 180°変わるかも知れませんので、その時はまたブログにアップしたいと思います。
他のHPや専門書等にもよく書かれている文言ですが、『ここに書いた内容は僕個人の方法です。飼育している種類や環境に因って異なりますので、参考程度にとどめて実践する場合はみなさんの責任にて行ってください。』
飼育している他の種類のカメ、トカゲに関しては気が向いた時にでも。(笑)
餌に関しての持論や哲学は、我々飼育者一人一人の食に対する考えに影響するものです。
プラスわたくしは、その生物が四季のある温帯種かどうか、乾季/雨季のある者かで給餌スタイルを変えます。
後者は極端にいえば年の半分は餌が採れずに仕方なく寝ている場合もある。
サバンナオオトカゲを年中たらふく食べさせれば三年以内に死ぬ確率はかなり高い。
上手く乾季を作ることが出来なければ、節食気味にする程度が一番良い。尾やボディに脂肪を貯め込むタイプはどれも食べられる時に食べておく思考の持ち主ですから、そこは飼育者がコントロールせねばね。
しかし、我が家もインプレッサが来てからいろんな食材を冷蔵庫に貯蔵してますが、今は特に小さいから大変ですよ。笑
大きくなればそれなりに摂食量が増えるから無駄も少なくなるけど。
また、お互い冬眠しないリクガメを飼ってますから、似たような悩みがありますね。(^-^)
余談ですが、kame27さんは現在トカゲ15、カメ15で数合わせてらっしゃる?
今回は餌に対して色々思うところがあって、その不安や疑問を文章にして残しておきたかったのと、飼育を始めた時に「この仔には何をどれくらい食べさせればいいんだろう?」とアチコチのブログを見ても具体的に書いているものが見つけられなかったので、同じ思いをしている人がココをみて幾らか参考になればと、そんなこんなで記事にしてみました。
サバンナの食べさせすぎによる弊害はよく耳にしますよね。モニターと言うだけで一括りには出来ないですが、やはり気になります。
インプレッサ、いい感じに育ってきてますね。流石です!
でも小さいとどうしても餌の無駄が出てしまいますよね。
お陰様で我家はみんな大きくなっているので、今のところ巧く回せてます。(笑)
>現在トカゲ15、カメ15で数合わせてらっしゃる?
いえいえ、偶然ですよ、偶然。
レオパなんかは手がかからないので少なく感じちゃいますが実際数えると多い、みたいな~~
餌は植物食だと毎日あげるイメージ、動物食だと捕獲できない日もあるだろうから週2くらいのイメージかなー
あくまで自分の中のイメージなんですけど。
オニプレは雑食なので中間をとって週数回にしてまーす。
我が家のミツユビハコ達、トウブハコ、セマルハコは
お手本のような雑食ですね。
セマルハコはパイン、ミツユビハコ達はイチゴ、
トウブハコはササミなど特に喜ぶものはちがいますけど。
ニホンイシはカメプロスと虫が、ヒメニオイ達はさまざま、
でキボシイシが変なやつで虫よりもパインが喜びます。
ホシは現在はカボチャですね。
4月のドームは背の低いオヤジが松葉杖突いて行きますので
見かけたらすぐに分かると思います。
増やすのも良いですが、殖やしたいですね。
オニプレとか雑食のトカゲについても今回書こうかと思ったのですが、記事が長くなりすぎるのでやめました。
まあ、あまり気にしなくても良い種類ですよね。(笑)
雑食性と言っても、種類や個体によって好みが違いますから、それを見つけるのも飼育の楽しみの一つですね。
キボシイシが虫よりパイン好きって・・・・なんか新鮮な話題ですね。
ところで、まるとみさんはどちらから札幌へいらっしゃるのですか?(いまさらですが)
本当に適量ってわかりづらいので困ります。
長いこと飼っていけばだいたいこんなもんで良いのかなと
思うようにもなりますが個体ごとに皆違いますもんね。
これからも時々迷うんだろうな~(^_^;)
結局、長年飼育している人のこの勘(と言うより経験かな?)が大事なんだと思います。
そこだけはマニュアル化できない部分ですよね。
>これからも時々迷うんだろうな~(^_^;)
その時は一緒に迷いましょう!(?_?)