9時からは、いよいよデュオ曲の録音。
トリオよりも更に緊張感が増す。
録音は、歌とピアノの1発録り。
ジャズでは当たり前の事ではあるが、ここまで、歌とトリオを別録りしてきたので、やはりそれなりの緊張感はある。
一応電車の事も考えて、全ての音は10時には終了しようということで、1時間で出来るところまでやろうということにした。
ところが、予定した曲3曲を、1時間で録り終えてしまった。
奇跡である。
1回軽くリハをし、それから録音に入る訳であるが、3曲とも全て1テイク。
もちろん、完璧ということでは無いのだけど、もう一度演って、それ以上のテイクは録れないだろう。それくらい、いいテイクが録れた。
僕は、この時、本当に生きていて良かったと思った。
自分で企画したCDながら、このCDに参加できて、本当に良かった。
「一生にあと何度、この様な充実した時が過ごせるのだろうか?」
何て事を考えながら、新所沢を後にしたのだった。
(川島茂)
トリオよりも更に緊張感が増す。
録音は、歌とピアノの1発録り。
ジャズでは当たり前の事ではあるが、ここまで、歌とトリオを別録りしてきたので、やはりそれなりの緊張感はある。
一応電車の事も考えて、全ての音は10時には終了しようということで、1時間で出来るところまでやろうということにした。
ところが、予定した曲3曲を、1時間で録り終えてしまった。
奇跡である。
1回軽くリハをし、それから録音に入る訳であるが、3曲とも全て1テイク。
もちろん、完璧ということでは無いのだけど、もう一度演って、それ以上のテイクは録れないだろう。それくらい、いいテイクが録れた。
僕は、この時、本当に生きていて良かったと思った。
自分で企画したCDながら、このCDに参加できて、本当に良かった。
「一生にあと何度、この様な充実した時が過ごせるのだろうか?」
何て事を考えながら、新所沢を後にしたのだった。
(川島茂)