このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
小学生の時に彗星のごとく現れた天才ピアニスト
しかも、礼儀正しくて、お育ちもよさそうで
現在でも若干14歳。
彼の演奏がどんなものか、とても興味があって足を運んでみました↓
演奏曲目はこちら↓
プロコフィエフ ピアノソナタ第7番 「戦争ソナタ」 変ロ長調 第1楽章~第3楽章
モーツァルト ピアノソナタ第11番 イ長調 第1楽章~第3楽章
リスト メフィスト・ワルツ第1番 「村の居酒屋での踊り」
ショパン 練習曲 「別れの曲」
リスト パガニーニ大練習曲集より 「ラ・カンパネラ」
ラフマニノフ ピアノソナタ第2番 変ロ長調 第1楽章~第3楽章
その後、アンコールに5回も応じてくれて、思わず「サービスしすぎ、頑張りすぎだよ」って独り言をつぶやくほど
(残念ながら曲目が掲示されてなかったんですが、どれもこれも名曲ぞろいで)
素晴らしいテクニックでした
とても10代の若さとは思えない技量。
そして軽やかな演奏・・・
そう、素晴らしいんだけど、はぎお的には、まだまだ演奏が軽いかな~と思って見たり。
そして、「一生懸命」さが伝わってきて、余裕の演奏とまではいってないかなとチラッと感じました。
それは、なかなか難題な作曲家の曲目もあるかなぁと。
(プロコフィエフ・・・初めて聴きました)
ちょっと、エラそうでしたか
でも、とても好感のもてる演奏でした
いずれにしても、5年後、10年後がとても楽しみです。
いつ以来でしょう。「宝塚」以外での観劇・・・
ホントの意味での観劇は、そうそう去年の3月、広島での「CATS」以来ですよぉ・・・
愛之助さん、そして平さんと益岡さんを生で観たくて、チケット取っちゃいました↓
でもねぇ、チケットを確保したものの、5月の「宝塚ドタキャン騒動」以来、行くのが怖かったんですよね。
体力にね、不安が残りまして
現地までたどり着けるか、そればかりが気がかりで。
それに、最近広島では、休日の昼間の公演がほとんどないので、なかなか行きづらいというのもあって。
前置きが長くなりましたが、久しぶりの生観劇、やっぱいいですねぇ。
実は、2階席をとっていたんですが、売れ行きが芳しくなかったのか、1階席に移らされました。
長年観劇してますが、空席が目立っても、こんな経験は初めてです
役者さん目当てもありましたが、やはり、武骨な東北の武士たちの生きざまを描いた大河ドラマ「炎立つ」の印象が強かったので、そういう舞台を期待してのも理由の一つ。
ですが、今回のアプローチは若干違ったようです。
昔、蝦夷と呼ばれた陸奥・奥羽の地は朝廷から何度となく攻め込まれ、荒廃していた。その地に生まれ、虐げられた生活を送ってきた奥州藤原氏の清衡がいかに理想郷「平泉」を作り上げようとしたか。
そこまでは、ドラマでも記憶にありますが、清衡の異父兄弟家衡の権力欲をあらわにするとき、古代神が目覚め、さらに骨肉の争いが始まる・・・神話的要素から、人間の思惑、エゴを濃く描こうとしている感じです。
「時代劇」「史実」というよりも「神話」に近い印象でした。
そのためか、セットも衣装も簡素、基本的にセリフ劇で、時々入る民族音楽、そして狂言回し的役割のダンサーたちが、さらに強調している気がします。
これは、演出の栗山さんか、それとも原作の高橋克彦さんの影響か・・・好みがわかれるかもしれません
愛之助さんはやはり発声も滑舌も良く、力強さがありました。
母と妻を理不尽に失って、失意のどん底から這い上がりながらも、決して戦をしようとしない・・・運命を背負って力強く生きていく清衡。
ただ、役柄上仕方ないとはいえ、ちょっと「いい人すぎる」気がして・・
対する異父弟、家衡の三宅健君。
欲望のまま、権力を欲し、兄に負けたくない一心で戦いに明け暮れたい、そして母に認められたい、少し歪んだ性格。
はっきり言って、良い役、儲け役です。
熱演。。。なんだけど、如何せん声がねぇ。デビュー当時から変わらない少年の声。仕方ないとはいえ、もったいないよねぇ。
朝廷から赴任した陸奥守。
表面上は「蝦夷の平安」を目的に赴任したと言いつつ、朝廷で認められれ出世するために、実績を挙げようと謀を画策。反面失敗に終わると、いかに無事に逃げおうせるか考える昇進もの。実際こんな人が多いのかもしれないけど。
演じたのは益岡徹さん。
この方も最近「誠実な役」が多いので、その印象が強かったのかな?
はぎお的にはもっと厭らしさがあってもよかったかな~と思いまして、若干物足りなさを感じた気がします。
昔よく演じてた「知的で嫌味な犯人」役くらいの迫力があってもよかったかなぁ~なんて。
チラシもなく、パンフを購入しなかったので(だって2000円もするんだもん)、ずっと誰?って思ってたのが巫女?。
透き通るような歌声が、心地よかったのですが、新妻聖子ちゃんだったんですね。
何度か舞台を拝見してますが、声に艶が出てきたような。今後も楽しみですねぇ~
清衡の母役、三田和代さん。
さすが舞台女優。
受けてきた屈辱、争いを続ける兄弟に心を痛める母心、背負うものの重さが言葉の端々に、動きの一つ一つに感じられました。
一挙手一投足まで、食い入るように見てしまう女優さんです。
結局一番場をさらった感のあるのはやはり平さん。
「神」の役で登場とは
醸し出すオーラ、地を這うような声。貫録が違いました。別格。さすが神
平さんを見れて、来た甲斐があったかもしれません。
音楽も生演奏金子飛鳥さんのトリオで、民族的な匂いから、自然の音まで、3人であれだけの表現ができるんだなぁと改めて感心。
久々に見た舞台がはぎおにとってはなんとも表現が複雑で、若干の戸惑いがありましたが後からジワジワと余韻が来る感じです。
これを機会に、改めて「大河」の配役を見たんですが・・・これが超豪華で
BSもCSも未だに再放送がないので、残念でなりません。
すっごく見たくなりました
しかし、やっぱ往復だけで疲れますね。
正直、セリフ劇ということもあって、開始後若干ウトウトしてました
しばらくは、撮りためた舞台映像で毎週「観劇」を堪能しますかねぇ
だいぶ前に、経費縮小?!ということで、泣く泣くWOWOWを契約解除しました。
結局、録画してもなかなか見ることができないので・・・・
でもね、お芝居を劇場まで見に行くことが難しくなってきた今やっぱりテレビで見る方がお得かもしれないな~なんて。
まぁ、スカパーで宝塚も見られるし、他局でもわずかながら劇場中継をしてくれる。
残念なことに、NHK-BSさんがあまりやってくれないのが悔しい限りですが・・・
まぁ、一番感じたい「リアルなライブ感」を感じられないのは惜しいんですけど・・・・・・
それでも、高額チケット料と交通費をかけて行くことを思えば、やっぱり安い
行けないというストレスは、テレビで我慢します。
ま、録画してどこまで見られるかわからないけど、1週間に1度は「観劇タイム」を作ろうかな~
宝塚以外で「ダンス」の公演に行くのは、いつ以来でしょうか・・・
以前から興味のあった「アイリッシュダンス」 (そういえば、10年前の月公演「Jazzyな妖精たち」でもやってましたよね)を見る機会がようやく訪れたので、足を運んでみました↓
タップにバレエなど様々な要素が入り乱れているようなダンス。
アイリッシュ・・・と言うくらいだから、アイルランドの団体かと思いきや、実はアメリカのアイリッシュダンス世界チャンピオンの団体。
でも、そこは「エンターテインメント」の国、いろいろと愉しませていただきました
伝統的なダンスはもちろん、コンテンポラリー的なもの、ボディパーカッション・・・なんというか、一糸乱れぬ整然とした中にも、個々のエネルギーが感じられて、一緒にリズムを取りたくなるほど興奮してきました
若干、バレエをかじったことがあるので、その基本ステップを垣間見ることができ・・・というより「あれは何番」「何ステップ」と、そっちが気になって
アイリッシュダンスは、いろいろな要素が含まれたダンスなんだと改めて実感
ボディパーカッションもありましたが、人間って「全身楽器」になるんだなぁと感心しました。
そういう「生楽器」から発するリズムって、受け手にも『ガツッ』と伝わってきます。
それにしても、あの躍動感、元気もらえましたね。良いもの見ました
如何せん、田舎の公演だったので、観客があまりに少なすぎて申し訳なかったんですが盛り上がりは結構最高潮でした
終演後、ロビーで出演者がお見送り。
みんな意外に小柄で、顔も小っちゃくて↓
一緒に行った母が、珍しくパンフを購入し、おまけにサインまでいただいちゃって
相当お気に入りだったみたいです。
とても高尚な?「ベルリン交響楽団」を聞いた翌日、全く同じホールで
「爆笑バトルライブ」
なるお笑いライブに行ってきました。
(このホールのスケジュール管理、ちょっと面白すぎ)
落語以外でお笑いライブに行ったことはないのですが、メンバーが
サンドウイッチマン
U字工事
スギちゃん
キンタロー。
インスタントジョンソン
という、はぎお的にはずれのない面々だったし、しかも田舎にこんなにたくさんの芸人さんが集まることもないと思って、ついついチケット確保。
しかも、先日の「ベルリン~」は2階の1番後ろだったけど、それよりもお安い価格で1階前から4番目。
クラシックもこれぐらい安価だと、もっと気軽に行けるのにね
客層も、まぁ前日とはうって変わって、家族連れ、若者、そして年配の方と、年齢層の幅がかなりあって、服装も今どきの方がたくさん。
でも、みんなきっと、楽しんで帰ろうという気満々。
県内各地から来ているようで、中には奈良から来たという強者も
さて、始まりました。
トップバッターはU字工事。
さすが安定感のある漫才ですが、途中なぜか益子さんがセリフを忘れて大慌て
普段でもあまりないことなんだとか。
それも「ライブ」ならではのアクシデントで、この辺からお客さんもいい雰囲気で、気楽に楽しんでました。
次はキンタロー。
やっぱり顔は大きかったけど、ダンスの切れはさすがですね~
AKBはもちろん、モモクロなども全力で披露してましたが、E-girlsの時は、ホントにファンから洒落にならないような脅しのメールが来てるみたいで、芸人さんて大変なんだなぁと。全然バカにしてるわけじゃくて、一生懸命真似してるんですけどね。
一番ネタで受けてたのはベテラン、インスタントジョンソン。
笑点のオープニングアクトで随分前に見てから、結構好きでした。
生はやっぱり絶妙なタイミングでのボケと突っ込みで面白いです。さすが
お客さんとのコミュニケーションの取り方も上手くて、かなり会場のテンションが上がりました~
「東京03」もそうですけど、トリオコントってやっぱりいいですね~
誰一人同じ人がいない個性のぶつかり合いが独特な「小芝居」にジワジワ来る笑い。
次は03もぜひ行きたいなぁ・・・
さて、スギちゃん。
ここで面白い展開になります・・・多くの観客がトイレに立ち始めた
それが逆に受けちゃって。
確かに、ちょうど行きたい時間帯だったんだよねぇ~
戻ってきた子供の隣にいたお姉ちゃん?「今彼がトイレに行ってた間、楽しかったよね?」と聞くと「あまり面白くなかった」ってバッサリ。
子供って残酷
確かにネタは・・・イマイチでしたが、この客席とのキャッチボールが楽しかった。
スギちゃん、立ち直れたかしら。(この日、2回公演だったからなぁ)
そしてラストはサンドウイッチマン。
もうさすがの貫録と安定感。広島と宮城の共通点から話を広げて、余裕綽々で、安心して見られてました。
やっぱり伊達さんの貫録と、富沢さんの不思議な存在感と心地よい低音ボイスのミスマッチが好きですねぇ。
彼らも確か、笑点のオープニングアクトでよく見るようになったなぁ・・・
東京03もそうだけど、笑点ってなかなか侮れないですねぇ。
今までライブといえば、音楽か、お芝居だけだったけど、ここまでお客さんの返し、盛り上がりを見て話が進んでいく「お笑いライブ」が一番「ライブ感」を感じましたね。観客のお願いをその場で聴いてくれるなんて、なかなかないですよねぇ。
最後は全員集まって、サイン色紙抽選会と、サインボール投球でおしまい。
何も考えることなく、本当に楽しい時間でした。こんなに笑ったの、何年振りだろう
たまにはいいですね。
何に関しても知識の浅いはぎお。
てっきり地元に「ベルリンフィル」が来ると思い、そそくさと申し込んだのですが・・・よくよく考えると
『ベルリン交響楽団』
ちょっと違いました
でもでも、半世紀以上にわたって音楽の本場で活躍している交響楽団。
なじみの「広響」とどんなに違うのか、それを味わって見たいと思い楽しんできました
音楽ホールとしては全国的にも自慢できる・・・と思ってますが、なにしろ田舎です。
自分自身を含め、客層を見ながら「大丈夫かなぁ」と若干心配に
だって、クラシックを聴くマナーがイマイチわからなくて
ま、2階の一番後ろだし、皆さんのやってるように拍手すればいいかなぁ~と思いつつ、始まりました。
指揮は リオール・シャバダール氏
経歴を見ると、すごい人のようです・・・がお姿は、お腹がぼってり、短足の、まんがのキャラクターみたいな方で
それでも、指揮棒を下した瞬間、迫力のあるサウンドが。
ホールの音響のせいもあるでしょうが、楽器一つ一つの音がクリアに聞こえ、パワフルかつ繊細な音楽が耳を流れます。
曲目はこちら↓
①エグモント序曲 (ベートーヴェン)
②ピアノ協奏曲第五番「皇帝」 (ベートーヴェン)
ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ
~アンコール~
12のエチュード OP.25-1
12のエチュード OP.25-12
12のエチュード OP.10-12「革命」
(ショパン)
③交響曲第六番「田園」(ベートーヴェン)
~アンコール~
フィガロの結婚 序曲 (モーツァルト)
ハンガリー舞曲 第五番 (ブラームス)
エニグマ変奏曲 ニムロッド (エルガー)
アンコールを含め、盛りだくさんの内容でした
ベートーヴェンはさすが、本場のオーケストラということもあり、本当に「本物」を聞かせてもらったような気がします。
正直、「田園」はもっと全体的にのんびりした感じかと思いきや、第四楽章「雷雨、嵐」などは、本当に雷雨にあったような衝撃感で、テンションあがりました。
考えてみれば、のどかな田園風景も、天候に左右される・・・そういうところも含めてイメージして作られた交響曲なんですねぇ。
(小学生のような感想で申し訳ないです)
ピアノのリシッツァさんは、お若い女性なんですけど、体格が(かなり)良いせいか、男性並みの力強さと繊細さで聴かせてくれました。
特に、力強さでは、鍵盤をたたく音が2階席まで聴こえてくるほどのパワフルさ
初めて聴く曲、なじみの曲、どれもこれも、まるでドルビーサラウンドで聴いてるような心地よさ
敷居が高い気もしましたが、やはり行ってよかったです。
全国縦断するようですが、近隣では地元と岡山だけだったみたいで、遠方から来られてる方も多かったようです。
良いものは聴いておくべきですねぇ
世の中、いわゆる
ゴールデンウイーク
ってやつに突入しましたねぇ。
ま、カレンダーどおりのはぎおにとっては、あんまし実感ないですが
これが過ぎれば、ようやく憎っくき「花粉」の季節も収まって、やっと本当に過ごしやすい時期がやってきます(すぐに梅雨が来ちゃうけど)
という訳ではないですが、「おでかけ」の虫が騒ぎ始めました。
そう、「観劇」やら「ライブ」やら
まぁ、遠方に行くのはなかなか難しいので、近場を中心に。
6月 「ベルリン交響楽団」 本場オーケストラの『ベートーベン」を聴いてみたかったので。
「爆笑バトルライブ」 観る前から「爆笑」って。でも地元だし、メンバーが
サンドウィッチマン/スギちゃん/U字工事/キンタロー。/インスタントジョンソン
という渋いラインナップだったので。
7月 宝塚雪組「宝塚傾奇絵巻『一夢庵風流記 前田慶次』 / グランド・レビュー『My Dream TAKARAZUKA』」
行く予定はなかったんですが、まっつ退団と聞いてしまって。Bの末席ですが、もともと前田慶次は興味があるし、「堅物」のイメージ壮さんが
どう演じるのか楽しみかも
ま、こんな感じです。
体調と相談しながらなので、全部行けるかどうかはわかりませんが、音楽聴いてお笑いで楽しんでそして宝塚を堪能して・・・何とかクリアしたいものです
最近、(ミュージカルの宣伝も兼ねて)トーク番組で鹿賀丈史さんをよく見ます。
このブログの初期から書いていますが、ホントに30~40代の彼が大好きだった。
何というか、生活感のない、飄々とした、でもどこかクールでスマートで、色気があって
シリアスでもコメディでも個性的で、ホントによく番組を見ていた。
もちろん、その当時は田舎者過ぎて、「舞台」などという芸術文化など知らないので、彼が「劇団四季」のミュージカルスターだったことなど全く知らなかった
だから、日本のミュージカル界を大きく変えた「レ・ミゼラブル」の主演をすると聞いて、ちょっとビックリした記憶がある
最近のトーク番組で、「映像に憧れて劇団を辞めた」と聞いたのだけど、その映像の分野で経験を積み、地位を築いても、やはり結局ホームグラウンドの「舞台」へ戻るんだなぁ~とつい感じてしまった。結局、今は「ミュージカル界の大御所」になっちゃって。
それはそれで素晴らしいことなんだけど(舞台での存在感は際立ってますから)、映像の方でも「ミュージカル並みの声量の重厚感のある口調」が出てきた頃から、ちょっと遠い存在になってしまった。(まぁ最初のきっかけは「料理の鉄人」の主催になったころからですが)
前置きが長くなりましたが、舞台出身の方は、一度は映像で活躍しても、結局ホームグラウンドの「舞台」に戻ってくるんだなぁ~って。
天海祐希さんも、宝塚辞めた後は、映像に専念して、宝塚のOGイベントで先輩から「また舞台に戻っておいでよ」と言われても、若干お茶を濁す答えをしてたけれど、今じゃ、三谷作品には欠かせない舞台女優になりましたよね。
黒木瞳さんも退団して20年くらい経ってから戻ってきたし。
映像の世界で活躍してても、コンスタントに舞台に出てる方も大勢いる。
やはり、「生の緊張感」「リアルタイムでのお客さんの反応・喝采」って、経験した人にしかわからない、独特なものなんでしょうね。
それがまた懐かしくなって、最終的に戻ってくるのかな
逆に、映像からデビューした役者さんって、なかなか舞台に立たないですよね。
記憶違いでなければ、渡瀬恒彦さんは「1度立ったけど、あまりいい印象がなかった」と言ってたような気がするし、佐藤浩市さんは「自分は映像出身だからそれに専念したい」とおっしゃってた。
特に映画は、また独特な(職人気質的)雰囲気があるんでしょうね
芸人さんも、やはり劇場でお客さんの反応を直に聞いて経験を積んでる人たちは、やっぱり面白い。
テレビだけの【タレント】よりも、「舞台」「劇場」「映画」というホームグラウンドで下積みから経験を積んでる方って、息が長いですよね。個性的だし。
きっと下積みの頃は『死に物狂いで取り組む』時期だったと思うんですが、それが体に染みつくような「土台」「基礎」になってるわけで、そういう時期って、芸能人だけでなく、普通の生活でも必要なのかもしれませんね。
なんだか、取り留めのない話になってしまいましたが
6月のお話で申し訳ないですが…
一度は見たいと思っていたものの、なかなかその機会がなかった「文楽」 。
それが、地元に来るとあって、これは行かないほかないでしょう!ということで、行ってきましたよ~
文楽には全く疎いはぎお…
実は、地元が浄瑠璃作家「並木宗輔」所縁の地、ということで、今回の公演が実現したそうです。
お恥ずかしいことに、全く知らない方ですが、近松門左衛門亡き後、文楽の「菅原伝授手習鑑」「義経千本桜」「仮名手本忠臣蔵」の合作者の一人として活躍した方だとか。
ホールロビーにて、並木宗輔及び人形浄瑠璃の展示があり、一応若干の下調べをして会場へ。
早大教授の内山美樹子先生公演の後、いよいよスタート
忠臣蔵の中でも、上演されたのはこちら↓
「山崎海道出会いの段」
「二つ玉の段」
「身売りの段」
「早野勘平腹切の段」
基本的に、「おかる勘平」あたりを中心に演じられたのかな
以前、徳島で人形浄瑠璃を見たことはあります。
その時よりも大きなホールで、「どうかなぁ」と若干の心配がありましたが…
義太夫が始まり、人形が動き始めた途端、もう「忠臣蔵」ワールド。
もう人間が演じるドラマにしか見えませんでした
表情は大きく変わることはないものの、動きや仕草で、微妙な心境の変化が伝わってくるのに感動
それに、指先の一つ一つなど、本当に細かいところまで動くのに驚きです。
良くはわかりませんが、義太夫も、人形遣いの方たちも、かなりの方々だったようで、やはり、迫力の生演奏・実演は見応えがありました。
義太夫(豊竹希大夫、鶴澤清公、竹本三輪大夫、鶴澤清丈、鶴澤咲甫大夫、鶴澤清志郎、鶴澤英大夫、鶴澤清介)
人形(豊松清十郎、吉田幸助、吉田勘市、吉田玉佳、吉田清五郎、吉田蓑一郎、桐竹紋臣、吉田文哉、吉田玉勢、吉田玉誉、吉田玉志)
はやし(望月太明蔵社中)
学生さんたちも大勢来てたみたいですが、意味は分からないかもしれないけど、きっと、あの迫力は心に残ったと思います。
パンフには床本(台本)まで掲載されていて、考えてみれば安価で贅沢な公演でした
一度は、大阪の国立劇場で、本場の文楽を堪能したい…そう思いました。
やっと、やっと見てきました。
劇団四季の代表作ともいうべき
「CATS」
はぎおにとっては「鬼門」のような作品だったので・・・
それは後ほど 。
実は、来週広島公演が千秋楽を迎えるということで、ギリギリセーフのタイミングでした。
ストーリーは皆さんご存知かと思いますので割愛しますが、はぎお的には、今まで見てきた「ミュージカル」の概念を越えて、
「ストーリー性のあるエンタテインメント満載のダンスショー」
という感覚で楽しみました
ホントにざっくりとしか内容を知らなかったんですが、久野綾希子さんが演じて好評を得た「グリザベラ」と、加藤敬二さんを一躍スターダムに押し上げた「ミストフェリーズ」というキャラがいることだけは知ってました。
こんなに登場人物(猫)がいるんですね
ネコを主人公にしてますが、こんな人もいる、あんな人もいるかも、ふと、「人間世界」を垣間見た気がします。
そこが、実に巧いところで
セットといい、メイクといい、ホントに何というか、斬新で、初めて見た人は衝撃だっただろうな~と今見ても感じます
それにしても四季の皆さんはダンスの切れが抜群惚れ惚れします
そのダンスはもちろん、空中ブランコあり、手品あり、大掛かりなセットあり。
開場にもネコさんたちが降りてきてくれて、前が通路だったので、間近で見て、こちらが照れたりして
大人はもちろん、子供も騒ぐことなく、みんな食い入るように見入ってました。
ただ、「夜のゴミ捨て場」が舞台なので、若干暗くて、ついついウトウトしてしまったりして
でも、ホント楽しかった~
実は、ちょうど10年前にも、広島でロングラン公演があり、その時もチケットを買いました。
なんと1番前!
なのに、会場に着いたとたん具合が悪くなり、始まってすぐ退席して、全然観ずに帰ったという、苦い思い出があったんです・・・
念願かなって見ることができて、それだけでうれしかったですね
開場に着いてすぐ、こんなものを見つけてしまった↓
広島を代表するお菓子メーカー、「アンデルセン」と「にしき堂」、そして「CATS」がコラボした、お菓子。
パッケージが可愛かったので、ついつい買ってしまいましたが、箱の中にはこんな絵が↓
セットと、キャラクターのデザインがでしょうか。
一匹一匹に名前まで記載されてて、これで、誰が誰だかよく分かります。
パンフ買わなかったので、助かりました
そういえば、我が家のご近所も、夜になると数匹のネコさんたちが、ワーワーギャーギャー言ってます。
どんな会話が交わされてることやら、観劇しながら、ふと思い出しました
続きまして同盟軍バージョン。
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キャストはこちら↓
ヤン:河村隆一
ジェシカ:馬渕英俚可
ラップ:野久保直樹
ムライ:大澄賢也
キャゼルヌ:天宮良
ポプラン:中川晃教
シェーンコップ:松井誠
シトレ:西岡徳馬
フレデリカ:はねゆり
トリューニヒト:井田國彦
パトリチェフ:金澤博
アッテンボロー:荒木健太朗
ユリアン:桑代貴明
コーネフ:中村誠治郎
フォーク:樋口夢祈 他
急にキャストが豪華になった(年齢層が上がった)印象がありましたが
あの、河村隆一がヤン と驚きましたが、始まってみると、鳥肌が立ちました
河村さん、アニメ版のヤンにニュアンスがそっくり言い回しなんて、普段の彼とは全く違ってました。
ファンと聞いていましたが、かなり影響を受けたんでしょうね。
彼が演じるなら・・・続編も見たい気がします。
他の主要キャストも作りこみ過ぎることなく、キャラが似合ってた気がしますが、はぎお的には、堅物ムライさんの大澄さんと、不良中年シェーンコップの松井さんが逆だったらもっとお似合いだったかな~って思いました。(というか、松井さんだけが若干違うような・・)
キャゼルヌさんの天宮さんも、いいんだけど、もっと嫌味な感じでも良かったかな~
(悪くないんだけど、思い入れが強いだけに、この2人については、どうしても辛口になっちゃうなぁ・・・)
シトレ元帥が(なぜだか)西岡さん。さすがに舞台が締まりますね。
でも、ご本人がどんな作品だかわかってたかな~なんて邪推してみたり
一番際立ってたのは、ポプラン役の中川さん
歌手・ミュージカルのイメージが強いんだけど、ポプランを原作よりも軽い、そして強い男に、見事にオリジナルに作り上げていて、とても面白かったですね。
トリューニヒトは、いつもテレビでよく拝見する井田さん。
結構好きなんですけど、あのキャラには合ってなかったかなぁ。
顔色も悪いし(ドウランのせい)、単にガラの悪そうなおじさんに見えちゃって
そういえば、やたらとジェシカとラップが出てきましたね。
あのラップは誰だろう・・・・って最後まで気になっちゃって。
「羞恥心」の野久保さんだったんですね!
役者さんとしてとても好印象でした。
全体的には、コロスが出ない代わりに、急にSFっぽい演出が増えて、どうしたんだろうって思っちゃって。
同盟軍の照明は、全体的に明るいし。
これは帝国軍と対比して、あえて違った演出をしたのかな
最後に、全員で歌い始めた時は、「それはないだろう」って若干ひいてしまいましたが
でも、こちらも、原作を丁寧に追っていて、なかなか見応えのある舞台でした。
いかも、ヤンが思った以上に良かったので。
春の続編は、ついに帝国軍・同盟軍が同時に描かれます。
演出はどちらの方式になるのか、ちょっと興味湧きますね~
アニメ、原作、宝塚版と来て、やっと舞台版を見ることができました↓
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キャストはこちら↓
ラインハルト:松坂桃李
キルヒアイス:崎本大海
ヒルダ:宇野実彩子[AAA]
ミッターマイヤー:中河内雅貴
キルヒアイス:東山義久
メルカッツ:ジェームス小野田
ラインハルトの父:堀川りょう
オーベルシュタイン:貴水博之
アンネローゼ:白羽ゆり
フリードリヒⅣ世:長谷川初範 他
こちらは完全にセリフだけの舞台版。
そして、こちらも後々重要な役割となるヒルダがすでに登場しています。
さすがに、「帝国軍」に絞ったシナリオだけに、主演二人と、双璧のエピソードがいろいろ盛り込まれ、丁寧な作りの印象を受けました。
全体的に「舞台が暗い」印象を受けたのですが、これは演出でしょうか。
まだブレイク前の松坂君と、崎本君の二人、衣装に負けてる感じで、若干地味~な印象でしたが、実年齢にあった、若々しいコンビという感じでした
双璧の二人は、完全に「オリジナリティ」が感じられて、好印象です。
一番印象的だったのは、やはりショパンさんこと、長谷川さん。
今まで、スマートな役どころが多かったですが、こんな老け役もこなせるとは
原作では本当に「帝国に思い入れのない、老君主」な感じですが、この舞台では(も?)ラインハルトに影響を与える役どころになってました。
アニメファンとしてのツボは、ラインハルト役の堀川さんが、父親役で出演されていたこと
舞台での姿は初めて見ましたが、力入ってましたね~
ただ、コロスのダンス&説明セリフが多くて、全体的にちょっと冗長な感じが。
それに、あのメイク。さまざまな役柄、役割を持っているということで、無機質な印象を与えるためだったのかな?
でも、テレビで見ると、単に怖いだけで
そう思うと、かなり割愛され、初心者が見るとわかりづらくなっていたものの、一度の舞台で「帝国側」「同盟側」両方が、対比されて描かれていた「宝塚版」の方が、ドラマ的に盛り上がったかなと。(衣装も豪華だし)
捕虜交換の場面とかがあったことで、キルヒアイスの人柄が強く描かれ、ラストのクライマックスが盛り上がった気がするんですが・・・
あとは、貴族連合(特にブラウンシュバイク公)は宝塚版の方がキャラが立ってたかも
この舞台版を見て、宝塚版を見ると、原作を読まなくてもよりよく分かるかも?
同時に、帝国軍外伝の2本も見ることができました。
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双璧編は、原作の外伝に反った感じ。
はぎお的には、双璧編のお二人は、結構好印象だったので、外伝もとても興味深く、面白く見ました。
が、如何せん、「劇場」が狭くて、急に「狭い世界」な印象を受けてしまって。それが残念だったかと。
ワンポイント的に登場するアンスバッハは、第1章と同じ方。気真面目そうな印象が原作に似ていて、それがとても面白かったかも
オーベルシュタイン編は完全なオリジナルで、彼の忠実な執事がストーリーテラーというところ。
オーベルさんは謎の部分を持った人なので、謎のままにしておいてほしい・・・というのが正直なところで
原作・アニメに思い入れが強すぎて、多少の違和感はありますが、基本的に原作に沿っているので、様々なエピソードを思い出しながら、面白く、興味深く見ました。
今年の春、続編があるようなので、それもまた展開が気になるところです。(もう松坂君は出ないみたいだけど)
今年はいつ観劇に行けるかな~って感じなんですが、ようやく1公演取りました
毎年恒例の春の宝塚…ではなくて、OGたちの公演。
OG公演と言えば、1年強前、地元で行われた「DREAM FOREVER」を観に行きました。 (これはこれでツレちゃんワンマンショー的で面白かった)
若干メンバーは似てますが(初風緑、風花舞、星奈優里、大和悠河…など等)やっぱり雰囲気が違う感じ。
原案が、最近メディアでかなり頑張ってる真琴つばさ。
それが楽しみの一つかな。
単に、名曲の数々を歌うだけじゃなさそうだし、OGであるまみさんが、どんなストーリーを描くのか・・・
それから、湖月わたる、桐生園加のダンス、夢輝のあの歌声・・・現役時代に得意としたものを、生で観劇できるのがうれしいですねぇ・・・
宝塚とはまた「違う華やかさ」が体感できそうです。
席次は17列と、若干中途半端ですが、ま、オペラグラスがあるから
これを当分の「お楽しみ」として、頑張りましょうか。
でもなぁ・・・雪組のベルばらもまだ未練があるんですよね…
見たい、見たいとずっと思ってる映画「レ・ミゼラブル」
まだ行けてないんですよねぇ・・・。
(ずっと「断舎利」してるからだよ)
舞台版はガラコンサートを入れて(少ないですが)4回見た・・・と思います。
(今考えると、あのコンサートは本当に貴重だったなぁ)
バルジャンが鹿賀さん、山口さん
ジェラールが村井さん、今井さん、今さん
かな。
ストーリー以上に、やっぱり「音楽」にはまりまして、10年以上前に、調子に乗っていろんなバージョンのライブCDを購入してしまいました
グレーが初演あたりで、エンジが2003年版。
同じ楽曲なのに、キャストが違うとこうも印象が変わるかな~というのが実感です
ぱっと聞くと歌の上手い下手は明らかなのですが役者さんの持つ味とか、「お芝居」の熱さとか。
お芝居だとわかってるんだけど、何というか・・・人間どうしの「魂のぶつかり合い」みたいなものがCDからでも伝わってきて、「どのバージョンが良いか」というのは一言では言えないと感じます。
もちろん、個人的に好き嫌いはありますが、もうこれは好みですよね。
キャストを見てると、アンサンブルから主演クラスへ「出世」した方もホントに多いんですよね。
まさに、実力主義の世界。
あ~早く映画版も見たい
演出が変わったという舞台も、いつか見に行きたいですね。
そういえば、山口さんが降板されたとか。
一日も早い復帰をお祈りしています。
10月に入り、急に涼しくなりました。
日中の日差しはまだまだ厳しいですが、そろそろ「芸術の秋」ですね。
広島も、秋~冬にかけて舞台公演がたくさん来ます。
はぎおもいつも楽しみにしてるんですが…・
近年、平日夜の公演が多い
劇場のある広島市内在住ではないので、車or電車だと行くだけで1時間以上かかるんです。新幹線で行けないこともないですが、かなりギリギリ。なにより交通費がもう1本別の作品を見られるくらいかかりますからねぇ。。。
10年くらい前までは、午後から休暇を取って観に行ってました
でも今そういう状況ではないし、その都度休暇を取るってのもねぇ…
それに、体力的にもね
ちなみに、今わかってるだけでも…
10月30日(火)宝塚月組『愛するには短すぎる』『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』
11月6日(火)・7日(水) 「悼む人」
11月20日(火)ヨーロッパ企画第31回公演「月とスイートスポット」
11月22日(木)東京セレソンデラックス「笑う巨塔」解散公演!
12月5日(水) 「こどもの一生」
12月20日(木)大人計画「生きちゃってどうすんだ」
13年1月29日(火)井上ひさし作 「組曲虐殺」
13年2月16日(土)・17日(日)ミュージカル「100万回生きたねこ」
13年4月9日(火)・10日(水)音楽劇「探偵~哀しきチェイサー2・雨だれの挽歌」
…
地方にしては、結構なラインナップだと思いますよ~
天童荒太原作「悼む人」は本が出版された時から興味があったし、「こどもの一生」は'98とは違うバージョンが見てみたいし、ヨーロッパ企画は最近とても興味があるし…
ぜひ見たいもの、どうかな?と思うもの、いろいろありますが、これだけ平日ばかりだとウンザリ
土日開催の「100万回~」は、これまた市内からさらに西にある劇場なので、これはちょっと考え中
他にも海老蔵さんの舞踊公演、美輪様のコンサートなど休日にありますが、結構なチケットのお値段で…
11月に東京に行くし、何とかして大阪の「エリザベートガラコンサート」にも行きたいし(チケット取れればの話だけど)やはりここは「自重」すべきですかね
12月から開催のロングラン公演「Cats」だけは、見ないといけない。 (この公演は因縁があるので(それは行ったときにまた書きましょう))
普段は今の環境で充分だけど、やっぱりこういうの考えると「都会への憧れ」が増長しますねぇ…