このブログについて
『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
※なお、コメント等については、承認後の掲載とさせていただきますので、ご了承ください。
染五郎さんの怪我、ホントにビックリしました
生で観劇されてた方は、なおさらだと思います。
一日も早い回復、元気な姿での復帰を祈るばかりです。
奈落への転落といえば、一番に河合奈保子さんを思い出すのですが…
(これって年代ですよね)
舞台・劇場って、考えてみれば危険と隣り合わせですよね。
最近、特にミュージカルが大型化し、セットも大掛かりになってきました。
見ている方は楽しいんだけど、時には「大丈夫かな」と思わせるほどハラハラするような仕掛けや舞台転換があったりします。
東宝の「レミゼ」や「ミスサイゴン」なんて、セットが大がかり過ぎて、怪我がないのが不思議なくらい。
(そういえば、本田美奈子ちゃんも盆に足をはさまれて大怪我したよなぁ…)
歌舞伎だと、空を飛んだり、舞台から飛び降りたり、早替えで奈落を走り回ったり
(福助さんも公演中に奈落に落ちて、手と肋骨を骨折したんだとか)
ジャニーズだって、階段落ちがあったり、スピード感あふれる激しい殺陣があったり。
宝塚も、盆はくるくる回るし、セリは高いところで数メートル
そんな上でお芝居したり、ダンスを踊ったり。何より、幅24センチの大階段の上で踊ってるんだから、時々ヒヤヒヤしますよ
たまに、「休演」のお知らせを見ると、心配になります。
実際、セットが原因で怪我を負った生徒もいましたし…
さらに遡れば、大変な事故もあったようで
(悲惨すぎるので書きませんけど)
激しいパフォーマンスを一日2回、しかも毎日同じキャストで演じてる。
それに加えて、過密スケジュール、たとえ慣れている劇場でも疲労が蓄積してたら…
(染五郎さんも実際、かなり多忙だったようですねぇ)
「一人の休演者もなく、無事千秋楽を迎えることができました」
という、組長の挨拶の言葉は、考えてみれば、心からの本音なのかもしれませんね。
どんなに稽古を積んでも、スタッフとの息が合っているとしても(スタッフも大変)、緊張感が漂う中でのパフォーマンスになるし、演じている側もお客さんが入れば「より良いものを」という欲がきっと出るだろうし…
普通に生活してる人間には想像もできない、まさに「命がけ」の仕事なんでしょうね。
(とはいえ、普通に生活してても何が起こるかわからない毎日、気を付けないとね)
だいたい、「地面」に大穴が開いてたり、ワイヤーで「空を飛んだ」り、「高所」で作業したり、日常生活じゃあり得ない「職場」
演劇って「文化系」だけど、もしかしたらスポーツ以上に「体育会系」かもしれない。
そう思うと、「体を張ってる」と声高に言ってるお笑い芸人さんの「瞬間的」な番組は、言ってるほど大したことない (極論過ぎ?)
またまた地元ホールで、広響の演奏を聴いてきました。
でも今回はこちら↓
「坂本龍一 スコラ特別編 音楽の学校」
そうあの「教授」こと坂本さんが来る
もうそれだけでチケット確保
でも、彼のライブではありません。
以前、ETVで放送されていた「スコラ 音楽の学校」の特別版ということで、クラシックの音楽、歴史を彼流の解説で聴かせてくれるということ。(とはいうものの、未見でして)
前回の徳永さんのコンサートもそうでしたが、クラシックを解説付きで聴けるというのは、素人には本当にありがたいことでして
ちなみに、演奏曲はこちら↓
バッハ マタイ受難曲「憐れみたまえわが神よ」
ベートーベン 交響曲第3番「英雄」第1楽章(一部)
ベルリオーズ 「幻想交響曲」第5楽章(一部)
ブラームス 「ハイドンの主題による変奏曲」(一部)
ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ」前奏曲
ドビュッシー 「海」第2楽章
ストラビンスキー 「火の鳥」終曲
ライリー 「In C」(一部)
坂本龍一 「ボレリッシュ」 映画『ファムファタール』
「replica」
「ラストエンペラー」
音楽家・音楽の歴史を追いながら、その曲の一部を弦楽器部分、管楽器部分などに解体して聴かせてくれ、オーケストラの総合的な演奏をわかりやすく解説してくれました
やはり、ワーグナーやベルリオーズ、ストラビンスキーなど、激しく壮大な交響曲が好きなんですが、今回心揺さぶられたのはドビュッシーの「海」。
解説のとおり、「波」「水」の動きが感じられる、まとまりがない中にも美しく心地よい音色が素敵でした。
全楽章聞いてみたいな~と。
それから、坂本さんと言えば「戦メリ」の印象が強いですが、はぎおはやはり「ラストエンペラー」ですね。
映画も好きで、何度か見ました(確か、「日曜洋画劇場」で)
それが生で聴けたので、嬉しかった
また改めて映画も見たくなりました。
坂本さんは朴訥で照れくさそうに語る、穏やかそうな方。 (逆にテレビで見るような行動力があるようには見えなかったなぁ~)
ホントに学校の先生、大学教授のような語り口でした。
一緒に解説していたのは、音楽評論家の小沼純一さん。坂本さんをうまくサポートしながら、もう一つ突っ込んだ解説で、2人の掛け合いがとてもよかったです。
今回も、とても貴重な体験ができて、ホントに良かったです。
さらに、音楽に興味が持てるようになったかと…
と、とても心地よく聴いていたんですが…
ツイートでも書いた通り、隣の女性がねぇ
2階の最後列で聴いていたんですが、とにかく落ち着きがない。(若い子ならともかく、同世代な印象でした)
ミュールを引きづりながら脱いだり履いたり、挙句には座席に膝をついたり胡坐をかいたり。
目立つ扇子を開いたり閉じたり、それで大きくリズムを取ったり…
それでいて、音楽に造詣があるのか、広響の演奏のことや、ホールの音響のことなど、結構意見があったようでして…
はぎおは坂本さんの熱烈ファンというわけではないので、大目に見るとしても…
とにかく目について、気が散って仕方ない
音楽の聴き方は自由なんでしょうけど…
ま、今回はテレビ収録があったので、気が散った分は、放送された時改めて見直したいと思います。
あの「ミス・サイゴン」が全国公演
この告知を聞いて、胸が躍りました
帝国劇場の規模でないと実現できないスケールの大きさだと聞いてたから。
そうそう、以前見たのは2004年。確か当時、92年の衝撃のロングラン終了後、キャストを変えての再演だったはず。
タイトルにつく通り、ベトナム戦争当時の「サイゴン」が舞台。
アメリカ兵と現地の娘との、いわば現代版「蝶々夫人」。
それをベースに、戦争中たくましく生きるサイゴンの人々、長く続く戦争にうんざりしている兵士たち…アジアの「湿度」「熱気」が舞台上から伝わってくる、熱く激しいストーリー。
実は、地方公演は広島が初めてで(嬉しいねぇ~)これから来年1月まで全国を回るそうなので、詳しくは差し控えたい・・・・けど、書いちゃいます
次からネタバレ注意
実は、2004年当時、とにかくストーリーを追うのに必死で、正直「レミゼ」ほど心に響かなかったんです、実は
当時、はぎおが見たキャストは↓
キム 松たか子
クリス 井上芳雄
エンジニア 市村正親
ジョン 今井清隆
エレン 高橋由美子
だったと思う…
この時は一人を3人~4人のキャストで演じ分けたことも話題でしたが、はぎおはこのメンバーが見たかった。
初演時にキムを演じた、本田美奈子ちゃんの「命をあげよう」の熱唱がまだ耳に残っていて(テレビで拝見)、松さんからイマイチその熱さを感じられなかったというか…
それに、キムを迎えに行かずに本国で別の女性と結婚したクリスに共感できなくてねぇ…
でも、随所に「実物」が登場する壮大なセットは圧巻でした。
今回のキャストは
キム 知念里奈
クリス 山崎育三郎
エンジニア 市村正親
ジョン 岡幸二郎
エレン 木村花代
キムは新妻聖子ちゃんで見たかったんですが、スケジュールが合わず断念。山崎君も期待してました。
二人とも熱演でしたが、やっぱり市ちゃんが場をさらっていきますよね~もうさすがです。
確かに年齢は感じましたが、生い立ちとか心情とか、以前よりも伝わってきました。
岡さんの歌声も素敵~
四季退団後の木村さんも、夫の気持ちが理解できない複雑な心境を好演していて、素敵でした。
たしかダンサーだったと記憶してますが、素晴らしい歌声でした。
規模は小さくなってるのに、今回の方が胸に応えたと言いますか、感動しました。(最近の舞台技術はすごいね~)
以前より展開もスピーディな印象で、3時間弱という長さも感じさせません。
「生オケ」感も、今回の方がビンビン伝わってきました。
考えてみれば、豪華な舞台だったかと…
それと、自分が年齢を重ね、それぞれのキャラクターの思いを実感こもってみることができた気がします。
キムの女性、母としての思い、エンジニアの生い立ちから来るたくましさ、エレンの夫に対する漠然とした不安…
若い頃には感じない心情をくみ取ることができたような気がしました。
一幕の最後「命をあげよう」を聴いたときは、なぜか素直に号泣…最近めっきり涙もろくなりました。
(でも、やっぱりクリスの行動は…・)
結構激しくて、きわどかったりするので、「皆さんにお奨め」できるものかどうかはわかりませんが、あれだけの舞台を地元で見ることができるのは、貴重かもしれません。
興味があったら、ぜひ!
久しぶりに、地元のプロ楽団、広響こと「広島交響楽団」の演奏を聴きに行きました
学校での演奏会を含め、何度か広響の演奏を聞いたことはありますが、今回のように本格的なクラシック演奏会は初めてで、しかも指揮は、はぎおが唯一名前を知っている、(元)N響コンサートマスター、
徳永二男さん
クラシックは完全「素人」ですが、それだけで「行こう」と決めてしまった始末
なぜ徳永さんの名前を知ってるかと言いますと…大好きだった「宇宙戦艦ヤマト」サントラ演奏が
しかも、当時のコンマスが徳永さんだった、ということです。
何度も書きますが、アニメのBGMでホントに贅沢な演奏だったなぁと
前置きが長くなりましたが演奏曲はこんな感じ↓
料理のメニューに見立て、一曲ずつ徳永さんが解説しながら演奏を進めていく、というまさに「よくばり」なコンサートでした
素人なもので、これを見てもどんな曲かほとんど思い浮かびませんでしたが、前菜1と食前酒は、知っている曲でした。
「これ、ベートーベンだったのね」的な
前菜2と副主菜はお初。
でも、徳永さんのバイオリンの演奏が生で聞け、昔レコードで聞いたときの感動した記憶が蘇りました
写真からもわかるようにお顔はちょっと強面なんですが、演奏はとても繊細で美しいんです
モーツアルト協奏交響曲は、バイオリン&ビオラの超絶技巧が楽しめる、なかなか素敵な楽曲。
徳永さんの真骨頂が堪能できた気がします。
「ジュノム」は全く初めて聴くものでしたが、あまりに心地よすぎて、思わずウトウト…
そして、ベートーベンの名曲、
交響曲第5番「運命」全4楽章
です。
もちろん、冒頭の「ジャジャジャジャジャ~ン」からしばらくの間は知ってるメロディですが、全楽章を聴くのは恐らく初めてかな?と。しかも、生ですから。
その迫力は圧巻でした
やはりはぎおは、モーツアルトのような心地よい音楽よりも、ベートーベンやワーグナーのような、壮大で迫力のある楽曲の方が魂揺さぶられるなぁ
改めて感じたことは、何でも「一流」のものは、心地よい。
本当に素敵なコンサートでした
で、生演奏だから実感できたのは、
ここで「休符」が入るんだ
とか
ここは滑らかな演奏なんだ
とか、知っている名曲が指揮者の指揮棒によって、ちょっとだけ楽譜が見えた気がしたこと(って楽譜が読めるわけじゃないですよ)
やはりそういう意味では、生演奏っていいですね
また、徳永さんの解説や、チラシの解説文から、演奏された楽曲の裏話がたくさん知れたことは貴重でした。
この「運命」の演奏で、世界で初めて
ピッコロ
コントラファゴット
トロンボーン
が使用されたとのこと。
ちなみに、今回は地元のホールで開催されたのですが、これが数年前にオープンしたホールでして、今回改めて
音響が素晴らしい
ことを実感しました。
去年の錦織健さんの時も感じたのですが、特にクラシックで効果を発揮するんだなぁと。
例えて言うなら、CDではなくて、レコードを聴いているかのような、包み込むような音と残響…かな?
何にも自慢できるものがない地元なんですが初めて胸を張れるものができたかと(言い過ぎ
)
それと、ここのホールの館長がなかなか面白い人で、こういう珍しい企画を毎年いろいろと発表してくれます。
これが「市民会館」時代にはなかったことで、お陰ではぎおも恩恵に与れるかと
ちなみに、次回は
です。あの世界の「教授」がこの田舎に来るんです
もちろん行きますよ~
なにしろ、交通費がかかりませんから
気がつけば、子供の頃からテレビで舞台を見ていました。
別に誰が出ているからとか、有名なものだからとか、そういうことではなく、
面白いなぁ
という単なる関心からでした。
振り返れば、商業演劇、新劇、歌舞伎、宝塚…渋い子供ですよね
そうそう、学校での演劇鑑賞も好きだったなぁ…
小学校の頃は
東京演劇アンサンブルの「走れメロス」
(いや、もっとたくさんあったけど…)
中学の頃は、
狂言の「附子」
どれも興味津々で見た記憶があります。
それだけ、テレビでは感じたことのない「リアル感」がたまらなかったんでしょうね
で、実際、足を運ぶようになったのは、社会人になってから。
一番最初に見たのが、
宝塚月組の「グランドホテル」
これは、当時のトップ涼風真世さんのサヨナラ公演ということで見に行ったのですが、演出がブロードウェイで活躍していた
トミー・チューン氏
だったこともあり、とても斬新で、宝塚というよりも「ブロードウェイミュージカル」の面白さが衝撃的だったことを今でも覚えています。
宝塚ファンからは賛否両論の舞台でしたが、はぎおにとっては演出・音楽全て、忘れられない演目の一つです
地方在住者にしてはたくさん見に行ってると思われるはぎおですがすっかり見たことを忘れたものもあれば、強烈に印象に残るものもあります。
そう、
「鳥肌が立つ」
ほど感激した舞台。例えば…
ハムレット
蜷川幸雄演出、真田広之・松たか子主演 初めての「シェークスピア」の世界、初めての蜷川作品にどっぷり。
エリザベート
何度も上演されていますが、やはり一路真輝主演の初演には、仰天でした。「すげぇ」とつぶやいたことが昨日のことのよう…
レ・ミゼラブル
これは文句なく。念願かなって実際見て、「民衆の歌」を聴いた時はもう号泣…3時間もある、全体的に重いテーマなのに、全く飽きさせない。新しい演出ってどうなるのかなぁ
ジキルとハイド
表情もですが歌声だけで「二面性」を表現できる鹿賀さんに超感動。
ロミオとジュリエット
フランス発ミュージカル。音楽もコスチュームも斬新。「シェークスピア」の世界観がちょっと変わった、新しい感覚でした。
薔薇とサムライ
舞台ではなく、「ゲキシネ」で見ましたが、海賊とサムライなんて、その発想のエンタテインメント性が最高!心が躍るような舞台でした。
ここに挙げたのは、たまたま「大作」となりましたが、今はなき「シアタートップス」くらいの、小劇場の公演も楽しかった
やはり、
ライブ感
これに尽きます。
声とか息遣いとか汗とか、実際に生で見ていると自分もその舞台の中にいるような…
この辺が映画とはまた一味違う魅力なんですよね。
映画と一緒で、舞台も見る人によって評価・好き嫌いがわかれるものですが、やはり自分の感性で受けた、身動きができないほど鳥肌ものの作品が、自分にとって思い出の舞台になるんでしょうね。
残念ながら、舞台をテレビで見る機会ばかりが増える一方で、「超感動」する舞台になかなか出会えないのですが、チャンスがあったらまた、大阪や東京へ遠征に行きたいものです
長くなると思ってたけど、文字数が多すぎてUPしたら途中で削除されてた
これだけ整理しても、まだ実際に見てないことには、印象がつかめませんね
まぁ、これだけの大異動ですから、いい方向に動けばいいな~
異動になると、また更に過密スケジュールになるそう。
少しは彼女たちのハードさ、何とかならないかしら。
そのうち「過労〇」なんてことにならなきゃいいけど
さて、これで100周年に向けていろんなことがスタートしたわけですが、ファンとしては宝塚はいつまでも「夢の世界」であってほしいわけです。
そのためには、やっぱり
作品が第一
だと思ってますから。
来年も期待してますよ~
ウッチャンナンチャンって、なんか好きですね。
同じ番組で人気だったダウンタウンとは一味も二味も違う、スマートだけど何事にもどん欲な感じ。そのスタンスがずっと変わらないところがいいなぁ~って
特にウッチャンって、淡々としてるところがいい
ナルシストでストイックな印象もあるけど、若手の面倒見もいいですよね。
そのウッチャンが「一人芝居」をするというので、楽しみに見ました。
ストーリーはこちら↓(ネタバレあり)
内村光良が、自身で脚本を執筆し、初のひとり舞台に挑戦。
内村と同じ、東京五輪の年(1964年)に生まれた、「何でも一番になりたい男」半生を、当時の流行歌を交えて描く。
(wowow HPより)
テンポが良くて、身が軽いウッチャン。見ていてこっちまでワクワクしました
2時間なんて「あっ」という間。
面白かった~
「何でも一番になりたい」ために、可能性のあるありとあらゆることにチャレンジし続ける…
笑いながらも、どこかみんな持っている「欲」なんじゃないかな~なんて、思っちゃって。
結局何もうまくいかずに、段々哀れにも見えてくる。
でも、みんな「夢」や「希望」ってどこかに置き忘れてきますよね…
それに挑戦し続けられる「意欲」ってすごいなぁって。
別人物とは言え、この役が、何にでも貪欲に挑戦する「ウッチャン」に重なって見えた気がしました。
元気がもらえたかも
久々に、じっくり見ました。
伊東さんと三宅裕司さんのコンビが演出し出演もする、昔の本格的な「コント」を見せてくれる、毎年恒例の一座公演。
ここに、真矢みきという異色な女優が入って、どうなるか
ストーリーはこちら↓(ネタバレあり)
市が経営にかかわる、倒産寸前の遊園地。
入園者を盛り返すため、市役所の課長と遊園地の園長、そしてスポンサーが企んだ計画が、思わぬ方向に…
いつものごとく、劇団SETやコント赤信号、小倉さん、春風亭昇太さん、東貴博さん…お馴染みのメンバーが舞台を縦横無尽に駆け回り、息の合った掛け合いで笑わせてくれます。演者がホントに楽しんでやってるのが伝わってくるから、見てる方も楽しくなってくる
そこに、みきちゃんが大真面目にやってるから、何というか、ずれた感じが面白くて。
あんなにカッコいいイメージのみきちゃん、案外「天然のコメディエンヌ」かもしれないって、改めて思いました。
今後もこの一座に参加してほしいなぁ~
ただ、歌あり、ダンスありのいつもの公演が、今回際立って華やかになりました。
そこはさすが、元タカラヅカの大スターです。
毎回感じますが、本当に楽しい舞台
みんなが笑っちゃって、グズグズになるんだけど、それも楽しみで、それが舞台の醍醐味かな。
観客も参加してる感じで。
家族そろって無条件に楽しめる「喜劇」って、こういう時代だからこそもっともっと上演してほしいなぁ~って思いますねぇ。
観劇後、すでに2週間近くなってしまいましたが、ようやくUPします
正直、ホラーは苦手。この作品もジョニーデップの映画でなんとなく知っていたので(見てませんけど)、行くのにためらいましたが…市村&大竹、2大実力派の競演が見たくて、思い切って
ストーリーはこちら↓(ネタバレです)
18世紀のロンドンに実在したという恐怖の理髪師の、痛快で哀しい復讐の物語。
無実の罪で流刑にされ、長い服役の果てに脱獄、ロンドンに戻った理髪師スウィーニー・トッドは、自分を陥れた人々への復讐を誓う。パイ屋のお茶目なおかみミセス・ラヴェットと手を組み、理髪師としての腕をいかして彼が考え出した大胆で奇想天外な復讐の方法とは…?
(公式サイトより)
やっぱり、怖かった
とにかく復讐の方法が、趣味が良いとは
でも…なんか、なんかわからないけど感動しました
主役の市ちゃんと、大竹さんの競演は見応えがありあり(勝手に”ちゃん”付けで呼んでます
)
復讐のためだけに生きているといってもいい、スウィニートッド。
孤独と悲壮感が体からあふれる生き様が、市ちゃんのパワフルな迫力でより増したような気がします。逆に言えば、ジョニーさんがどう演じたのか、ちょっと興味がわきました。
もう還暦を越えている市ちゃんですが、全く衰え知らずいつも思いますが、こちらまで元気がもらえます。
同居人のパイ屋のおかみさん、大竹さんの歌声を初めて聞きました高音はちょっと苦しいかな~と思ったけど予想以上に上手くて、貪欲だけどお茶目で、意外に純な可愛い女性は、大竹さんの力技を見た気がします。さすが
強烈な市ちゃんに、全く引けを取ってない、迫力の競演でした。
店のバイト?の少年に、武田真治。
チラシには名前があったのに、どこに出てるんだか途中まで全く気づきませんでした
それだけ、インパクトのあるメイクとお芝居・そして歌の巧さに驚きです
さすが「エリザベート」のトートを演じているだけのことはありますね。
いや~テレビの印象以上に役者さんでした
トッドの実の娘にソニンちゃん。今回ちょっと驚きました。もともと巧い人ですが、3年前に見た時とは全く違う歌唱法になってたんです。すっかり「クラシック」の歌い方
今回の作品にそれがあってるかどうかはよくわかりませんが、もともとの熱いお芝居に加えて、強烈な印象を受けました。
「エリザベート」のタイトルロールとか、「ファントム」のクリスティーヌとか、もっと主役級の役を見たい気がします。
あと、久々に、斉藤暁さんの憎らしい悪役ぶりを見て、思わず笑みが
最近ほんわかした印象が続いていただけに、真骨頂を見た感じ。
全体的なアンサンブルも本格的。
何より、セットが大がかり。地方でこんな大作が見れるなんて、思いもしませんでした
何の予備知識もなく見たので、まずは大掛かりなセットと生オケに驚き、後半になるにつれ手に汗握る展開にドキドキ。
そして、衝撃のラスト…
広島会場はとても盛り上がっちゃって、カーテンコールも3回あったかな。
そのたびに、市村&大竹コンビが笑わせてくれまして
後味の悪さを帳消ししてくれる、楽しいエンディングでした。
ただ、ミュージカルだけど、ソンドハイムの曲はあまり耳に残りませんでした。だって、メロディが難しいから
それだけに、役者さんも大変だったろうなぁ~なんて。
3月に開催予定だった
震災直後だったこともあり、延期になっていましたが、2か月後の5月、ようやく開催されました。
地元に一流のテノール歌手が来るし、価格もお手頃だったということもあり、すぐにチケットを手に入れたんですが、実際会場に着くと
「やっぱ敷居が高かったかなぁ」
とちょっぴり不安にも…
でも、始まった途端、そんな気持ちも吹き飛びました。
面白かった
テレビで拝見する錦織さんも結構楽しい方ですが、それ以上の面白さ。かなりのおしゃべり&サービス満点のパフォーマンス
延期になった分、根っからのサービス精神が爆発したようでした。
彼の熱い思いがあふれ出るトークが続き、ちょっと羽目を外したところも
それをユーモアで弁解するところもかわいらしい感じで、観客の心をグッとつかんだような気もしました
もちろん、歌も素晴らしかったですよ
手前味噌ですが、地元の文化センター『ポポロ』の音響が素人が聞いても結構高いレベル。
後方の席を購入したのですが、彼の美声は響かせてくれました。
曲目はこちら↓
人々よ慰めなさい (ヘンデル)
もろもろの谷は高くせられ (ヘンデル)
オンブラマイフ (ヘンデル)
泣かせて下さい (ヘンデル)
恋はやさし野辺の花よ (スッペ)
宵待草 (多忠亮)
この道 (山田耕筰)
松島音頭 (山田耕筰)
からたちの花 (山田耕筰)
荒城の月 (滝廉太郎)
花 (喜納昌吉)
島唄 (THE BOOM)
休憩
何というやさしさ (ドニゼッティ)
空はほほえみ (ロッシーニ)
私の名を知りたければ (ロッシーニ)
誰も寝てはならぬ (プッチーニ)
踊り (ロッシーニ)
タイム・トゥ・セイ・グッバイ (サルトリ&クァラントット)
ネッラ・ファンタジア (モリコーネ)
You'll never walk alone (ロジャース)
アンコール
オーソレミーヨ
We are the chanpion
Stand By Me
途中、クラシックリサイタルにはまずないであろう、何曲かギターの弾き語りで客席を回るというパフォーマンスもあって、とても盛り上がりました。(このギターもかなりの腕前)
そのせいか、珍しく観客のボルテージも上がって、アンコールも3曲。
アンコールラストの「スタンド~」では手拍子に乗せての熱唱で
いろんなコンサートに行ってるはぎおですが、クラシックのソロリサイタルは初めて。でも、錦織さんの楽しいパフォーマンスもあって、気楽に楽しめました
マイクなしの生声の迫力、力強さに感動。ちょっぴりボーカルを学んでいたので、余計に素晴らしさを感じたのかもしれません。
ピアノ伴奏の多田聡子さんのレベルも相当高く(著名な方だったらごめんなさい)、2曲ほどソロ演奏もあって、2時間たっぷり、クラシックを堪能した一日となりました。
年配の方が多かったですが、クラシックの入り口として、老若男女、誰もが楽しめるライブだったと思います
どうも最近、以前ほど「エンタメ」系に足が向かなかったんですどうしてもねぇ…
興行自体が全体的に自粛ムードということもありましたから。
例年、春以降は、地方にもたくさん興行が来ます。今年もいろいろとラインナップがありますが、ようやく出かける気分になったせいか、5月以降のイベントチケットを取ってみました。ただ、今のところこの2本で
実は、広島市内に行くのが1年以上ぶりなんですよ…いかに行ってなかったか
「黒い瞳」は10年以上前の、月組作品。真琴さんトップ時代でも、一番好きだったなぁ。
音月&未涼の同期対決が今から楽しみ
あとは映画かなぁ…
「シチリア、シチリア」
「ザ・ファイター」
「阪急電車」
「SOMEWHER」
「白いリボン」
「トスカーナの贋作」
「ブラック・スワン」
「ダンシング・チャップリン」
…選んだラインナップをよく見ると、結構暗いテーマ・暗い作品が多かったりしてそういう心境なのかな
いやいや、たまたまそういう作品が多いってことで。
まぁ、どれだけ行けるかわかりませんが…
とりあえず、宝塚の「ロックオン」と「薔薇とサムライ」ではじけちゃおう
足を運ぶことが少なくなってきた観劇
DVDも販売されてますが、家にはBS&CSがあるし、それなら「おうち観劇」という手があるじゃないかと、HDDにとにかく「舞台」そして見に行けなかった「映画」をひたすら撮りためたら…
逆に「いつ見るんだよ」というほどの量になってしまいました
2/10現在、これだけあります↓
[舞台]
・宝塚雪組 「バレンチノ」
・ロマンス
・江戸の青空
・印獣
・バンデラスと憂鬱な珈琲
・海をゆくもの
・上海バンスキング
・2人の夫とわたしの事情
・ビリーバー
・シティボーイズライブ
・イリアス
・THE LEFT STUFF
・錦繍
・こまつ座「国語元年」
・こまつ座「人間合格」
・カエサル
・夢の遊眠社「半神」
・歌舞伎「勧進帳」
・新春歌舞伎
・新春浅草歌舞伎
・歌舞伎「三人吉三」
・歌舞伎「黒手組曲輪達引」
[映画]
・エディットピアフ
・マンオンワイヤー
・オペラ座の怪人(劇団四季吹替え版)
・勝手にしやがれ
・ブエナビスタソシアルクラブ
・扉をたたく人
・博士の愛した数式
・新しい人生の始め方
・クヒオ大佐
・人間失格
・僕たちのワンダフルデイズ
・食堂かたつむり
・・・・どうしましょ書き綴るだけで一苦労
これでも結構消去して整理してみたんですけど、この状況ではどれから見ていいかもわかりません
撮りためすぎも、案外見る機会を失ってしまうものかもしれませんね。
撮ったらすぐ見る⇒これがコツなんでしょうけど