はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

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『はぎおの「ツボ」note』は、ドラマ・エンタメ系の感想、旅行記etc. 自由気ままな「日記」です! 内容はかなり偏ってますが (^-^; お気軽に楽しんでください♪
いま関心があるのは「昔の時代劇・刑事ドラマ・サスペンス」「お芝居(宝塚中心)」「神社・仏閣」かな (^.^)
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アーカイブってすごい 。

2025-02-13 08:53:25 | 気になる:音楽
先日の休日、母が「3時間の歌番組を見る」と言っていたので、なにかな?と思ってたら、懐かしのNHK紅白歌合戦。それも、生まれる前の1969年、第20回
 
この歌知ってる、この人知ってる。。。
その程度で見始めたんですけど。
 
これが、とんでもなく素晴らしく豪華な「コンサート」でした。
劇場も、NHKホールじゃなくて、昔の東京宝塚劇場だったんですね。

詳細は、NHKさんからちょっとお借りしています↓
 
総合司会=宮田輝アナウンサー 紅組=伊東ゆかり 白組=坂本九
会場/東京宝塚劇場  放送/後9:00〜11:45  出場組数/紅23/白23

※数字は出場回数です。

紅組
3青江 三奈 池袋の夜
いしだ あゆみ ブルー・ライト・ヨコハマ
2小川 知子 初恋のひと
カルメン・マキ 時には母のない子のように
15越路 吹雪 愛の讃歌
奥村 チヨ 恋泥棒
5水前寺 清子 真実一路のマーチ
由紀 さおり 夜明けのスキャット
7伊東 ゆかり 宿命の祈り
6岸 洋子 夜明けのうた
森山 良子 禁じられた恋
13島倉 千代子 すみだ川
6弘田 三枝子 人形の家
3黛 ジュン 雲にのりたい
9西田 佐知子 アカシアの雨がやむとき
7梓 みちよ こんにちは赤ちゃん
高田 恭子 みんな夢の中
8中尾 ミエ 忘れられた坊や
2ピンキーとキラーズ 星空のロマンス
11ザ・ピーナッツ ウナ・セラ・ディ東京
3佐良 直美 いいじゃないの幸せならば
5都 はるみ はるみの三度笠
14美空 ひばり 別れてもありがとう

白組
3布施 明 バラ色の月
2千 昌夫 君がすべてさ
6西郷 輝彦 海はふりむかない
10アイ・ジョージ ク・ク・ル・ク・ク・パロマ
15春日 八郎 別れの一本杉
ザ・キング・トーンズ グッド・ナイト・ベイビー
6三田 明 サロマ湖の空
7デューク・エイセス 筑波山麓合唱団
3菅原 洋一 潮風の中で
9坂本 九 見上げてごらん夜の星を
2鶴岡雅義と東京ロマンチカ 君は心の妻だから
12三波 春夫 大利根無情
10橋 幸夫 京都・神戸・銀座
3佐川 満男 今は幸せかい
9村田 英雄 王将
6水原 弘 君こそわが命
2美川 憲一 女とバラ
12ダーク・ダックス あんな娘がいいな
内山田洋とクール・ファイブ 長崎は今日も雨だった
13フランク永井 君恋し
7舟木 一夫 夕映えのふたり
7北島 三郎 加賀の女
2森 進一 港町ブルース


ほぼ、知ってる人。(私も年だねぇ
知ってる、というか、懐かし映像でしか聞いたことない方もいる。
それを、3時間一気見って、なかなかないことで、なんか本当に「上質なショー」を堪能した気分。

とにかく、

全員歌が上手い

 
紅白だから当たり前・・・じゃないんです。
今のようなヒット曲メインじゃなくて、知らない曲もあったけど、どの曲も聞き入っちゃう。

ジャンルも、今ブームの「昭和歌謡」より少し前。
歌謡曲、ポップス、演歌、コーラス、ジャズなどなど・・
そうそう、昔はジャンルレス(という言葉があるのかな?)でしたよね。
 
物心ついた頃から見ていた時代は、アイドル全盛、ロックや演歌もにぎやかで、まさにお祭り騒ぎ。
どの局の音楽番組自体がそうだったので、紅白が年末最後の「集大成」みたいな感じでした・

今は、演歌もあるけど、ほぼアイドルかポップス中心。それも、ダンスがメインかな?
それも、時代・・・とは思うけど。

 
お気づきかもしれませんが、3時間で男女合わせて46組も!しかもキッチリ歌い上げる。今ほどお祭り感もなく、本当に「歌」を聞かせる「コンサート」。
もちろん、余興もあるし(またこれが当時のスター勢ぞろいで超豪華)、審査員へのインタビュー(浅丘ルリ子さんとか、前の団十郎さんとか、こちらも超豪華)もあって、時間通りに終わらせる。さすがNHK。淡々として無駄がなかった。
今もこれくらいでいいんじゃないですかね。
 

ま、今見ると、なんというか「大人の世界」。
歌もそうだけど、会話も、立ち振る舞いも、ファッションも。
コメントなんか、今だといろいろ問題があるんでしょうけど皮肉には皮肉で返すユーモアとか、成熟した大人たちの世界だなぁと。
ほとんどの方たちが、今の自分より若いはずなのに。
 


一番興味深かったのは、出演者全員が舞台上にいて、後ろで見守ってる、というか、すっごく楽しんでる。
もちろん、正装で。



パフォーマンスもよかったけど、歌手の皆さんの「素顔」も見られて、それも含め、すごいものを見せてもらった感じ。
見てる方もすっごく楽しくて、あっという間の3時間でした。

どの方も素晴らしかったんですが、ザ・ピーナッツの「ウラセラディ・東京」は特に素っ晴らしかった
作曲の宮川泰さんが、指揮でオーバーアクションしてたのも懐かしく・・・
佐良直美さんの「いいじゃないの幸せならば」も好きでして


だけど、最初はチラ見だったから、出演者がわからなくて、あとで、越路吹雪さんが「愛の賛歌」を披露したって聞いて、見逃したことにすっごくショック

 

これ、本当に永久保存版ですよ!
もう一度放送してもらえないかなぁ・・・・

 

 

テレビ局も頭打ちな感のある昨今。
最近、NHKが貴重なコンサートを放送したり、こうやって紅白のアーカイブ放送したりして、過去のお宝映像を掘り起こして放送してくれている。
テレビで育った世代としては、ありがたいなって。
深夜でもいいし、地上波が無理なら各局BSもあることだし、ドラマでも歌番組でも放送してもらえないかなぁ。
昔の方が、なんでも破天荒で楽しかった。
一番アーカイブを出さないのは日テレさんじゃないかと。CSまで持ってるのに、昔の代表的な番組さえ放送してくれない。番組って見てもらってなんぼ。宝の持ち腐れのような気がするなぁ。。。

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