はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

29年 。

2024-01-17 20:43:39 | 雑感

今日は1月17日。
阪神・淡路大震災から29年が経ちました。来年で30年。あっという間のような、昨日のことのような。

早朝6時前。
経験したことのない揺れ。
初めての海外旅行を満喫し、時差ボケでまだベッドにもぐりこんでいた時間。
最初は自分が寝ぼけてると思ってました。

でも、すぐにそれは違うと。
揺れはとても長く感じました。

落ち着いた後、出勤の準備を始めてると・・・テレビでは見たことのない光景が映し出されて、驚愕したことを今でも忘れません。

以下、今から14年前、2010年の記事を再掲します。
そのあと、今の思いも書き足してみます。

****************

あれから15年・・・

2010-01-17 19:01:55 | 雑感
今日はあの震災から15年。

うちは兵庫県よりも200km以上も西ですが、それでも震度2~3位あり、滅多に地震が起きない地域なだけに、恐くて起きることができませんでした。
あの地震以降、ちょっとした揺れでも「まさか」と考えてしまいます。

また、兵庫に親戚がいるのですが、連絡がなかなかつかず何日も心配したものです。
(幸い無事でしたが・・・)

あの光景はテレビで観ながら呆然としました。
その日は仕事中もテレビがついていて、親戚のこともあり仕事が手につかなかったっけ

日が経つにつれ、被害の大きさにまたあ然として・・・

ちょうど震災の1年前に神戸に行ったばかりでした。
あの場所はどうなっているだろう・・・そんな思いがよぎったり。

それから8ヵ月後、宝塚へ天海祐希の「ミー&マイガール」を観劇に行きました。
電車から見る光景は、まだまだ被害の爪あとが大きい状態。
正直、8ヶ月経ってるから、少しは復興してるかなと思った自分が情けなくなり、ショックでした

更に、宝塚へ着いた時、もっとショックを受けました。
見慣れた老舗のお店がことごとくなくなっていたんです。

公演は楽しいコメディだったけど、行き帰りはとても寂しい思いでした。

被災者ではないし、なんのお手伝いもできなかったので、思い出を語る資格はないかもしれないけれど、今でもあの時の事は神戸へ行くたび、宝塚へ行くたび、ふと思い出します。

あれから15年経ったんですね・・・
今でも昔のようには完全復興していないと聞きます。
それだけ甚大な被害だったんだと、改めて感じます。

亡くなった方のご冥福、完全な復興を心から祈ります・・・

 

***************

この記事を書いた翌年、東日本大震災が発生しました。
その後も、各地で相次いだ災害。

そして、2024年の年明けに起きた北陸の大地震。

1995年の経験から、災害復旧・復興支援の形態が進化したと思う反面、被害状況を見ると、同じことが何度も繰り返されるような気がしてならない。
そして、「忘れたころにやってくる」。
油断してはいけないな。起きた時にどう対応するべきか。考えさせられます。


入り組んだ地形とはいえ、3週間経っても未だに被害の全容がわからないなんて。
何度も書いてしまいますが、AIだの、ロボットだの、技術が進化しても、結局緊急事態には役に立たないんだなって。


災害への備えについて、改めて考えなければ。
そして、北陸の寒波が穏やかになって、一日も早く復旧しますように、心から願っています。


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2 コメント

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Unknown (はぎお)
2024-01-18 22:35:37
>かしまし娘さん
コメントありがとうございます。
震災といえば、甚大な被害だった東北の震災が忘れ難いですが、私的には、実際に揺れを感じた阪神淡路の方が今でも強烈な印象です。あんなに長い揺れは、あの時と、その後中国地方で起きた「芸予地震」だけでしょうか・・・

1年経っても、まだまだブルーシートが数多く残り、更地も増え、復興の難しさを肌で感じたのもこの震災でした。

能登半島。あの独特な地形が、今回は仇となってしまったといいますか、救援やボランティアが現地になかなか入れない状況が、見ていて本当にもどかしい。

本当に、結局は「人の力」ですよね。
でもそれも、もう限界を超えているような気がして。過去の経験が活かされている部分と、全く足りない部分と、改めてわかりました。
人口も減っていくし、こういう部分の「人手不足」解消に対して、技術開発を進めてほしいなぁと・・・
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Unknown (かしまし娘)
2024-01-18 16:09:08
はぎお様
阪神・淡路の時に、揺れたのですね!!
東日本の時は東京も震度4で揺れましたから、離れた県でも無縁ではないのですよね…。
阪神淡路から1年ほど経って、阪急西宮北口駅近辺を今津線の車両から見た時、
更地ばかりで…復興にはまだまだ時間がかかるのだと…泣きそうになりました…。

あれから29年。今年は元旦からまさかの能登半島大地震!驚きました。
そして失望したのが、備蓄の不足です…。
阪神淡路の教訓を経て、変わっているものと思っていたのですが…。
陸の孤島になってしまうと、外からの支援に時間がかかることを思い知りました…。

本当ですね。AIやロボットより、人の力が無いと!何も出来ないのですね。
様々な業種のプロの方々が尽力して下さっていますが、少子高齢化で、10年、20年後
(いつ起こるか判りませんが)にまた震災が起こった時に、
こういう方々がどれくらいいて下さるのか…。不安を覚えました…。
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