失敗から学ぶこと

教えている中＆高校のクラブ紹介がありました。
新入生へのクラブ勧誘のために演奏をします。
『世界に一つだけの花』スマップのあの曲です。

演奏は2分、準備は1分という超過密スケジュールでの演奏は、実は最初から「ちょっと無理じゃないのかな？？」と思っていました。
いや、厳密にはかなりカットしたものの演奏は2分半なので、準備は30秒です。

無理無理。。。。。

そして想像どおり失敗です。
私は最初から無理を踏んでいたのですが、まぁ毎年の経験から若干許していただけたり他の部の子に手伝ってもらえたりするので、今回も生徒が決めたスケジュールの中で出来る限りのことをしてあげよう！と思っていました。
演奏に関しては結構出来上がっていたので、そこの不安はそれほどなかったし♪

しかしやっぱり予想を超えたことは起きるもので、結果は『準備の悪さが演奏に超悪影響！』という最悪の事態に。

部長は涙涙だし、4人しかいない部員の空気は悪くなる。。。。


でもね、私は良かったと思っているのです。
成功から学ぶことは実はそれほどたくさんは無いんだもの。
反対に失敗から学ぶことはた～～～～くさんあります。
そして、社会に出てからの失敗はかなり痛いけれど、学生のうちの、しかもクラブでの失敗は言ってしまえば「ラッキー♪勉強になった！」くらいに受け止めてほしいのです。

事実、彼女たちとの反省会はちゃんと秋の文化祭に生かされるでしょう。

ただ一つだけ怒りました。
部長と副部長だけで、係りの先生に謝りに行こうとしたのです。

それは無い！
それはダメ！！

責任を取るということは、繰り返さないということ。
今回悔しかったらちゃんとみんなで反省をしなければならないんです。

自分たちだけで責任を取るつもりで恰好をつけたって駄目！
原因を作った子も、ちゃんと頑張った子も、部長も副部長も私も、み～～～んなで謝りに行って、そして反省会すればいいんだから。

あぁ。。。青春だなぁ。。。。