歌舞伎と言うより、とにもかくにも『玉三郎好き』の私。
小学生でファンになってから、ん十年の長きに渡りず~~~っとお慕いしておりまする♪
いつも株主優待のチケットをくれる母の友人から(アリガタヤ~)「ヒロエちゃん、歌舞伎行く?玉三郎と仁左衛門だよ♪」という電話に、またもや即決でバレエをサボっちまいました。
もともと混んだ電車が大嫌いの上に高齢の母が一緒なので、新横浜から新幹線で東京駅に行く、というお大尽遊行。(スポンサーはもちろん母で。)
新横浜では、当然帰りの土産に崎陽軒のシュウマイを買います。
我が家は中華街のどんな高級店のシュウマイよりも崎陽軒!家庭のシュウマイより崎陽軒!何は無くとも崎陽軒!!ぐらいの崎陽軒好きなので、帰りには閉店してしまうのを恐れて行きに買いました。
ただ、マンちゃんの会社は新横浜の隣だし、町田駅にも売ってるのになぜかいつも横浜では崎陽軒。
(それも一番ポピュラーなタイプが一番美味しい!!)
余談ですが、崎陽軒の工場見学は6月まで予約でいっぱいという人気ぶり。
ファンは多いようです。
以上、シュウマイレポートでした♪
ウソ。
ここからがレポート。
【御名残三月大歌舞伎】歌舞伎座さよなら公演
さよなら公演と言うだけあって、いつもの二部制ではなく三部制。
タクシー運ちゃんの話によると二部制で1日の売上が○○(←スゴイ)だから。。。以下自粛。
<午前の部>
・加茂堤
・楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
・女暫(←これ「おんなしばらく」と読むんだけど、玉三郎が巴御前で大薩摩連中の演奏だからすっごく面白そう!!大薩摩ってカッチョイイからねぇ~♪)
<午後の部>
・筆法伝授
・弁天娘女男白浪(知らざぁ~言って聞かせやしょう!のアレですね♪弁天小僧菊之助は尾上菊五郎です。菊五郎・吉右衛門・左團次・幸四郎という豪華キャスト!)
<夜の部>←私が観たのはコチラ
道明寺
美しいということの代名詞に使われるほどの美貌の坂東玉三郎。
後にも先にもこんな美しい女形は現れないに違いないと断言したい。
あぁ。。。同じ時代に生まれてヨカッタ~!!!
さてしかし、今回の役は仁左衛門演じる菅丞相の伯母である覚寿。
(ものすごい荒いあらすじ)
太宰府に流罪となる菅丞相(菅原道真)と養女の刈谷姫を最後に一目合わせようとする姉の立田の前(←秀太郎だった)。その立田を暗殺する夫(←藤原時平の手下)。で、その真相を見抜いて仇討する覚寿。
危うい菅丞相を何度も救う木像のお陰で、無事出立の時に刈谷姫と対面する菅丞相。
という、めでたいようでめでたくない。。。。悲しく重い物語♪
でね、昔だったら刈谷姫だったわけですよ。当然。玉サマは。
この演目は十三代目片岡仁左衛門の十七回忌と十四代目守田勘弥の三十七回忌の追善狂言だから、二人が主役になるのはわかるんだけどさ。。。
やっぱり刈谷姫の玉三郎が良いな~♪と思ったりする。
だってせっかくのチャンスに老婆。。。いやいや、演技は素晴らしいよ。でも、姫姿も見たいのがファンのわがままなところかな。
それにしても仁左衛門のハンサムぶりは大したものだと思う。
20年前となんら変わりない男前。
仁左衛門の細面が菅丞相の悲運に重なって、溜息の出るような美しさ。
アッパレ!
石橋
こちらは舞踊もの。
石橋と書いて「しゃっきょう」と読むのは、長唄地唄の人々には常識ですね♪
こちらは当然長唄だろうけれど、地唄とどう違うのか興味津津だったので、一応三弦の楽譜を持っていく。
楽譜の解説と同じく(当然?!)、獅子の姿をした文殊菩薩の使いの精霊である中村富十郎と童子の中村鷹之資(たかのすけ)が牡丹に戯れて舞う。
その親子(本当に親子なんだけど、鷹之資くんは上手い!親父より上手いぞっ!!)に出会う寂昭法師の幸四郎は、ちょっぴり影が薄い。。。(出番が少ないせいかな?)主役は完全に鷹之資に取られている大人たち。ま、子供には勝てないんですよ~どの世界も~。(笑)
あ!違う!!!私にとっての主役は三味線!!!
補曲が杵屋栄津三郎さん(←へヴィメタ三味線で有名なの?そうなの??)なので関係ある方かもしれないけれど、社中の真ん中でソロを演奏した三味線方のなんと素晴らしい演奏!自然にわき起こる大拍手なのだけど、私の周りでは私が一番デカイ拍手!スタンディングオベーションでも良いくらい。
(駐太郎さん!素晴らしかったよ~。長唄って良いねぇ~~~)
写真は2階席から撮った桟敷の提灯。
新しい歌舞伎座は3年後に高層ビルの一部となって、客席も1.5倍になるらしいけれど、まぁ雰囲気は変わらない様子。(タクシー運ちゃん談)
こちらのこけら落としも絶対行くぞ~!!!!
という長い長いレポートでした。読んでくれてアリガト♪
【オマケ】
こちらは本日いただいた夕食『歌舞伎膳』(3500円。はいはい、スポンサーはもちろん母よ。)
美味しかったけど、次はシュウマイ弁当にしよう♪と誓う母と娘。どんだけ崎陽軒好き?
こちらは歌舞伎座で買ったかりんとう。
かりんとうの上に更にザラメがかかっているんだけど、柔らかくて美味しかったです。
本日のコーディネイト。
鶯色のつけ下げです。こんな色が似合う歳になったのね♪としみじみ。
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小学生でファンになってから、ん十年の長きに渡りず~~~っとお慕いしておりまする♪
いつも株主優待のチケットをくれる母の友人から(アリガタヤ~)「ヒロエちゃん、歌舞伎行く?玉三郎と仁左衛門だよ♪」という電話に、またもや即決でバレエをサボっちまいました。
もともと混んだ電車が大嫌いの上に高齢の母が一緒なので、新横浜から新幹線で東京駅に行く、というお大尽遊行。(スポンサーはもちろん母で。)
新横浜では、当然帰りの土産に崎陽軒のシュウマイを買います。
我が家は中華街のどんな高級店のシュウマイよりも崎陽軒!家庭のシュウマイより崎陽軒!何は無くとも崎陽軒!!ぐらいの崎陽軒好きなので、帰りには閉店してしまうのを恐れて行きに買いました。
ただ、マンちゃんの会社は新横浜の隣だし、町田駅にも売ってるのになぜかいつも横浜では崎陽軒。
(それも一番ポピュラーなタイプが一番美味しい!!)
余談ですが、崎陽軒の工場見学は6月まで予約でいっぱいという人気ぶり。
ファンは多いようです。
以上、シュウマイレポートでした♪
ウソ。
ここからがレポート。
【御名残三月大歌舞伎】歌舞伎座さよなら公演
さよなら公演と言うだけあって、いつもの二部制ではなく三部制。
タクシー運ちゃんの話によると二部制で1日の売上が○○(←スゴイ)だから。。。以下自粛。
<午前の部>
・加茂堤
・楼門五三桐(さんもんごさんのきり)
・女暫(←これ「おんなしばらく」と読むんだけど、玉三郎が巴御前で大薩摩連中の演奏だからすっごく面白そう!!大薩摩ってカッチョイイからねぇ~♪)
<午後の部>
・筆法伝授
・弁天娘女男白浪(知らざぁ~言って聞かせやしょう!のアレですね♪弁天小僧菊之助は尾上菊五郎です。菊五郎・吉右衛門・左團次・幸四郎という豪華キャスト!)
<夜の部>←私が観たのはコチラ
道明寺
美しいということの代名詞に使われるほどの美貌の坂東玉三郎。
後にも先にもこんな美しい女形は現れないに違いないと断言したい。
あぁ。。。同じ時代に生まれてヨカッタ~!!!
さてしかし、今回の役は仁左衛門演じる菅丞相の伯母である覚寿。
(ものすごい荒いあらすじ)
太宰府に流罪となる菅丞相(菅原道真)と養女の刈谷姫を最後に一目合わせようとする姉の立田の前(←秀太郎だった)。その立田を暗殺する夫(←藤原時平の手下)。で、その真相を見抜いて仇討する覚寿。
危うい菅丞相を何度も救う木像のお陰で、無事出立の時に刈谷姫と対面する菅丞相。
という、めでたいようでめでたくない。。。。悲しく重い物語♪
でね、昔だったら刈谷姫だったわけですよ。当然。玉サマは。
この演目は十三代目片岡仁左衛門の十七回忌と十四代目守田勘弥の三十七回忌の追善狂言だから、二人が主役になるのはわかるんだけどさ。。。
やっぱり刈谷姫の玉三郎が良いな~♪と思ったりする。
だってせっかくのチャンスに老婆。。。いやいや、演技は素晴らしいよ。でも、姫姿も見たいのがファンのわがままなところかな。
それにしても仁左衛門のハンサムぶりは大したものだと思う。
20年前となんら変わりない男前。
仁左衛門の細面が菅丞相の悲運に重なって、溜息の出るような美しさ。
アッパレ!
石橋
こちらは舞踊もの。
石橋と書いて「しゃっきょう」と読むのは、長唄地唄の人々には常識ですね♪
こちらは当然長唄だろうけれど、地唄とどう違うのか興味津津だったので、一応三弦の楽譜を持っていく。
楽譜の解説と同じく(当然?!)、獅子の姿をした文殊菩薩の使いの精霊である中村富十郎と童子の中村鷹之資(たかのすけ)が牡丹に戯れて舞う。
その親子(本当に親子なんだけど、鷹之資くんは上手い!親父より上手いぞっ!!)に出会う寂昭法師の幸四郎は、ちょっぴり影が薄い。。。(出番が少ないせいかな?)主役は完全に鷹之資に取られている大人たち。ま、子供には勝てないんですよ~どの世界も~。(笑)
あ!違う!!!私にとっての主役は三味線!!!
補曲が杵屋栄津三郎さん(←へヴィメタ三味線で有名なの?そうなの??)なので関係ある方かもしれないけれど、社中の真ん中でソロを演奏した三味線方のなんと素晴らしい演奏!自然にわき起こる大拍手なのだけど、私の周りでは私が一番デカイ拍手!スタンディングオベーションでも良いくらい。
(駐太郎さん!素晴らしかったよ~。長唄って良いねぇ~~~)
写真は2階席から撮った桟敷の提灯。
新しい歌舞伎座は3年後に高層ビルの一部となって、客席も1.5倍になるらしいけれど、まぁ雰囲気は変わらない様子。(タクシー運ちゃん談)
こちらのこけら落としも絶対行くぞ~!!!!
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【オマケ】
こちらは本日いただいた夕食『歌舞伎膳』(3500円。はいはい、スポンサーはもちろん母よ。)
美味しかったけど、次はシュウマイ弁当にしよう♪と誓う母と娘。どんだけ崎陽軒好き?
こちらは歌舞伎座で買ったかりんとう。
かりんとうの上に更にザラメがかかっているんだけど、柔らかくて美味しかったです。
本日のコーディネイト。
鶯色のつけ下げです。こんな色が似合う歳になったのね♪としみじみ。
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