ピンバッジ製作実例・新着情報
ピンバッジ 大波日記
ピンクリボンこうやくん2
P-1(ご当地ピンクリボンバッジ)グランプリが
6月27日~29日に開催されました。
先日、ご紹介しました
乳がんいのちプロジェクトさまによる
「ピンクリボンこうやくん」は参加全44団体中10位に入賞しました!
私としては、実はたいへん思い入れのあるピンバッジとなりました。
今日は、その思い入れを書きますね。
ちょっと長いです。
乳がんいのちプロジェクト担当大谷さんから、製作のご相談をいただいたのは今年3月末のことでした。
日本乳癌学会で「P-1グランプリ」が開かれることを知ります。
そこに応募するピンバッジが、このピンクリボンこうやくんです。
出場者募集の締め切りは
忘れもしない、4月30日(火曜日)。
この日までに、数個のピンバッジを事務局へ送ることが参加条件となります。
大谷さまから、その時の提出分はバッジの実物サンプルを製作し、それを送りましょうというご指示です。
で、その後、量産に入りましょうと。
もちろん、かる~く余裕を持って提出できる日程だったのです・・・・・、
(通常、サンプルは型から起こすので2~3週間かかります。)
うまくいかない時ってありますよね----。
工場から入荷した箱を開き
ピンバッジを手にした時に感じたいや~な汗
↓
↓
↓
ピンクリボンこうやくんが
パープルリボンこうやくんに変身しています!!!
ぎゃあ~。
どうしよう。困ったな~。
なんでこんなことに、なっちゃたのかな・・。
どうしよう。
どうしよう。
ど・う・し・よぉ~。
もちろん、ピンクに近い紫色です。
それでもと思って、最後の悪あがき。
スタッフ一人一人に、りぼんの色を尋ねます。
「紫りぼんになったの?」って言われて
だよね~。絶対、ピンクリボンじゃない・・よ ね~。
腹をくくりました私。
すぐさま事情を説明し、サンプルを作り直すことになります。
もちろん、再サンプルの日程なんて無い状況でしたが
(ん?)
そうです。
今だから言えますが、4/30には間にあわない日程でした。
4/30がGWまっただ中というのも、流通においてネックでした。
あの時、大谷さんが受け入れてくれなかったら
どうなっていたかなと、ふと今でも思い出します。
とっても優しい方です。
ミスしているのに、手を差し伸べてくれたんです。
怒られるって思ってましたから、驚きました。
「私ができる事は何ですか?何をすればいい?」
(逆の立場であれば、私はできるかな。そんな態度)
これが、正直すご~い頑張れたんです。力になりました。
やればできますね!
工場は少し早めに出荷。
通関などもスムーズに進行。
最後は車を飛ばして、約5時間!空港までピックアップです。
当社は長野。国際空港は無いです。
私たちにとって、空港までいくことは半日作業なんです(笑)
そして、良いこともあったんですよ。
再サンプルで気をつける事は、もう一度ミスをおかさないよう
想定されるすべての事に気を配ること。
「1種類じゃだめだ。数種類のピンク色があれば、選べる。決められる。」
工場としては、毎日毎日うるさいな~って、思った事でしょうね、きっと。
その結果、3種類のこうやくんが誕生しました。
皆さまの深いご理解とたくさんのご協力のおかげで、無事に量産発注をいただき納品できました。
心から「ありがとうございました!」
その後、
発売3日間で、600個が全部売り切れてしまい
現在、追加のご注文をいただいております。
↓↓↓学会での出展ブースの写真です。
「くまがやピンクリボンの会」のみなさんと大谷さんです。
そして、机の上には【売り切れ御免】の文字がぁ!!
(あっ、見えませんが……)
学会の様子が、HPに掲載されています。ご覧下さい。
乳がんいのちプロジェクト