早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

「旅サラダ」新人アナ

2023-09-02 10:33:10 | 日記

 テレ朝土曜朝の「旅サラダ」。神田正輝が老獪な司会をして、松下奈緒がフォローするという落ち着いた番組だ。毎回、豪華なゲストが旅するのがメインだが、「日本全国コレうまの旅」という局アナがアポなしという設定で各地のウマい店をリポートするコーナーも好きだ。こないだ本欄でも紹介したように、長くやって来た東瑠香アナの後任として、大仁田美咲アナが初登場した。

 2000年生まれの新人だそうで「食リポは初めてです」とか言ってたが、ヘンにはしゃいだり、物怖じするところもなく、いいスタートだったね。なんでもおサケが好きだということで、今回はビールをグイっとやっていた。

 ちなみに、きょうのゲストは松崎しげるで「オレは君の3倍以上生きてんだよ」とからかっていた。松崎はもともと好きな歌手だったが、しわは増えたものの、バイタリティは変らんな。旅先でも酒の飲み放題だった。


住田沙里アナ=2

2023-09-02 08:22:25 | 日記

 きょうもテレ朝の住田沙里アナは朝に会える。土曜朝は城島さんの「週刊ニュースリーダー」で存在感見せてたね。前にも本ページで書かせてもらった。 

 話はそれるが、平日、「暴れん坊将軍」が終わるとすぐに始まるのが「グッドモーニング」だ。住田さんも月曜から木曜まで出ている。この番組はニュースとお天気の繰り返しに、企画コーナー、芸能・スポーツコーナー、クイズもある。情報番組を謳っているが、フツーに言えばワイドショーだな。この番組は堅めの部類に入ると思うが、硬軟合わせると、ウィークデーの昼はテレ朝のドラマ再放送を除けば、夜のバカ騒ぎ番組までほぼこの種の番組ばかりだね。

「グッドモーニング」で好きなコーナーは「新井恵理那のあらいいな」と4つのクイズコーナーだ。「あらいいな」は街の話題(たまに広告的なものもあるが)を10分くらいでリポートする。新井さんのコーナーながら、実際に新井さんが取材に行くのはまれで、ほかのアナやリポーターが現場に行き、新井さんは進行と締めというイメージだ。今は新井さんが産休のため、斎藤ちはるさんや森千春さんが代わりを務めている。ずっと休んでいてもコーナーが残ってるってことは、産休明けに番組復帰することは既定路線なんだろう。

 4つのクイズは全部三択で、テレビの「dデータ」ボタンから参加して、正解するとポイントがもらえ、月ごとの合計で、30、60,120のポイントランクにより、それぞれのプレゼントに応募できる。オレは2年以上は応募していると思うが、1度も当たったことがない。

 4つと書いたが、1つはとてもつまらない。時事問題を5分くらい、ヘタクソな若い男アナが読んだ後、それに関係あるような、ないような、何のひねりもない問題が出る。オレの正答率はかなり低い。考えよう、推理しようがないからだ。あとはお天気と芸能。ヒントが出ることが多いので、大体当たる。そして最後にあるのが「林先生のことば検定スマート」だ。林修先生が数日代わりの女子アナと掛け合いをしながら〇月×日にちなんだうんちくを披露した後、ヒントなしのガチクイズに入る。選択肢の1つはネタなので、実質2択なんだが、難しい。これは考えごたえがある。

 そして、女子アナも回答するのだが、オツムの善し悪しがモロに出る。一番デキるのは住田さんだと思う。   ベルギーに住んでいたことがあるらしく、林先生もたまにワザと英語を話させる。まさにネイティブ。森さんあたりは答えた選択肢にトンチンカンな理由付けをしたりするが、住田さんは林先生と話がかみ合い、見ていても小気味いい。台本はないと思うよ。

 


忠相と吉宗を狙うオンナ

2023-09-02 06:11:34 | 日記

 一日遅れとなったが、きのうの「暴れん坊将軍」はある意味、大岡忠相が主役だったかもしれない。吉宗と忠相は吉宗がまだ紀州にいたころに隣藩を治めていた忠相の思い切った政策に共感し、相照らす中となったとされている。今回の騒動の端緒は、そのころにさかのぼる。ある悪幕臣が、当時の忠相の領域で大水害があり、農作物への被害を食い止めようと作業していた庶民を忠相が斬り殺した、といううわさを流したのだ。そいつは次の町奉行を狙っており、まいない(賄賂)で地盤を強めて行ったが、その原資は両替商などへの火付け盗賊で得たものだった。そして、それを治安を守れない忠相のせいにしてしまおうとしていた。

 忠相には、腑に落ちないことがあった。幕府で弟のように接していた市之丞という目付が火事のある時にいつもそばにいることだった。市之丞は悪の組織にだまされた挙句、親しかったからこその親近憎悪から忠相失脚に手を貸していたのだ。

 話は長くなったが、ここでいよいよオレにとっての主役、おみわが絡んでくる。紀州の山中で殺された人物の女房だ。夫の仇憎さに悪事に巻き込まれるが、次第に忠相がそんなことをする人物ではないと思うようになる。そのおみわを演じたのが、栗田よう子さんという女優で、どこか陰のある、上品な美しさを醸していた。

 最後は、吉宗の茶会で吉宗に毒入りの茶を飲ませる役を命じられたが、いざその場になったときに「できません」と断り、悪の陰謀が露呈、成敗されるという結末だ。市之丞はその場で切腹した。

 栗田よう子さんは、出演当時、30過ぎか。でも、オールド層には名前を憶えている方も多いのでは。彼女は、19歳で日活ロマンポルノでデビューして、しばらく人気を得たあと、本格的に女優に転じたという経歴を持つ。日活ロマンポルノは、今の「激しくヤリャいい」というAVとは違い、ちゃんとしたストーリーがあった。だからこそ、今から見れば物足りない濡れ場でも我が身は天を突くほどの反応を見せていた。出演作も「女生徒」「桃尻娘」など、当時のトップブランドだ。そのころのエッチな画像を見たい方はご自由に。

 本格派女優になってからは、時代劇が多かったように思えるが、若いときは薬師丸ひろ子の映画「セーラー服と機関銃」や国営の朝の連ドラに出たりと、活躍していた。今でもテレビドラマに出ているよ。

 今ではAV女優崩れが「元セクシータレント」とか言う肩書で、バラエティなるただの時間つぶし番組でさらされているが、栗田さんのように女優をまっとうしてくれる人物は出てこないのかね。