何日か前に「シャッター商店街の・・・」という題で、衰退まっしぐらの商店街で夏祭りをするようだ、と書いたが、きょう月曜日、その通りを歩いてみたら、連なっていた店の名の入った提灯の列はなくなっていた。小さい広場には布がかけられた大きいとは言えない太鼓がたたずんでいた。この土日くらいがお祭りだったんだろう。”それなり”でいいから盛り上がったことを願っている。
歩を進めると、ちょっと商店街から外れたところに提灯ががひとつ残されていた。
でも、こないだ見たお店の名前入りの小さい提灯の行列吊りとはちょっと違う大きなものだった。取り忘れか。違う祭りのモノか。いずれにせよ、なにかもの寂しく見えたことは否定できない。
週末の話だが、なぜか、チラとしか報じられなかったのが、陸上競技での二つの日本新記録だった。
「ダイヤモンドリーグ」という世界のトップ選手が出場する年間14戦のシリーズがある。スキーのW杯ツアーみたいなもんだな。その第13戦が、ブリュッセルで行われ、女子やり投げで、8月の世界選手権で金メダルに輝いた北口榛花選手が自身の持つ日本記録を30センチ以上上回る67メートル38で優勝した。今季３勝目だって。すごいね。
そして、女子5000では田中希実選手が、これも自身が世界選手権で記録したばかりの日本記録を9秒近く塗り替える14分29秒18で３位に食い込んだ。
しかし、週末ニュースではスポーツ枠でもスポット的な尺で、選手コメントあったかなというレベルだった。時間帯の違うニュース番組での繰り返しはあったのかな？ まあ、スポーツビジネスの世界だから、国際映像の使っていい尺とか、回数とか決められてて、その度にカネ取られるのとかもありうるけどね。
一方で、ニュースのスポーツ枠なのに（情報番組じゃないのに)、試合出てない大谷騒ぎを続けたり、バスケの振り返りをやったり、ラグビーのアオリやったりで、北口さんと田中さんによって従来の記録を大きく更新する日本記録が1つの大会で2つも出たことへの、日本マスコミの注目度は異様に低かった気がする。しかも、二人とも著名人なのに。
本人や関係者たちは、どんな気持ちだっただろう。
暑い、暑いと言っていたが、もう秋の気配だね。夜は虫の声が聞かれるようになったし、日の出はどんどん遅くなっていく。今朝見た、日の出前の不思議な色の空だ。
こう見ると、電線って無粋だね。でも、これがないと電気が来ない。地中化なんか妄想だし、これはこれと思うしかないね。
もう一つ季節ものだが、小さいころから夏の終わりを感じていたツクツクボウシの声を、こつぃは聞かなかった気がするな。
