日曜も暮れるころだが、あしたからまた、くだらない仕事が待っている。
先週からやってる仕事は、ムック本レベルの字数数え。今時、ありえない仕事だ。文字数に応じて書き手に原稿料払うとのことだが、一字づつ数えなきゃいかんのだと。「本になっているんだったら当然データで文章はあるわけだから、フリーソフトでいくらでも文字数を数えてくれるのありますよ」と言ったが、聞き入れられなかった。
組んだ後、別行になって空いた分を勘定に入れるとか、そういうのではなく、純粋に文字数を数えろという。
()や「」や句読点も1字とみなすというが、「１行規定文字数で〇行、行途中終わりでの改行はそこまでの文字数を数える」と言われたが、印刷屋の都合で、1行当たりでも、()や句読点の関係でばらつきが出るのは当然。そんなこと言っても通じないバカが命じているんだが、そう言われれば命令は絶対だ。
本当にバカらしい。先週20ページ終えたが、月末までに150ページやれという。いつの時代の話だ。
オレは、落合博満さんが好きだ。現役時代はどんなに活躍しても「記者席で弁当食ってるヤツに言うことはない」と、それ以上無言だった。
でも、試合での存在感は別格だったよね。今さら功績は言わない。
ここ数か月か、「サンデーモーニング」のスポーツコーナーにしばしば出ている。相方は同い年の中畑清さん。丁々発止のやりとりもあるが、落合さんの言葉には重みがある。きょうも出ていたが、プロだなというコメントをしていた。
ちょっと、昔の話になるが、WBCで大谷がバントヒットしたシーンに「チームのため」とスタジオが盛り上がる中で、「オレはやらないね。クリーンアップだもん」と言ったのが、落合さんらしいなと思ったことを覚えている。
中山里奈さんって、地味だけど、知ってるかな。東大卒の国営放送のアナだ。前は午後7時前の首都圏ニュースに出ていた気がするが、そのときは、和やかな話題もあったりして穏やかな表情もあったが、今見るのは週末昼のニュース。
難しい話題が多いから、どうしても硬い表情になってしまう。すごいと思うのはは、15分間、しゃべり続けることだ。もちろん、オンで現地民のコメントが入ることもあるが、それも数秒。15分、同じスピードで同じ口調で話す技量はたいへんなものだと思う。
週末は「暴れん坊将軍」がないので、録り置きの二時間ドラマを見る。きょうは「おかしな刑事」。ご存じの方も多いだろうが、伊東四朗と羽田美智子が親子なんだが、父は東王子署のヒラ刑事、娘は警視で警察庁刑事局長とも対等に話をするレベル。署員の皆さんにはお互いの関係を隠しているが、なぜか本庁勤務の警視が東王子署の事件に首を突っ込んでくる。ドラマから見ると、本放送は6年くらい前だったようだ。
お話はシリーズ安定してわかりやすく面白いんだが、今回は、羽田さんの入浴シーンがあった。
昔のアイドル時代はもうちょっと、見せてくださっていたけど、目の保養になった。
伊東さんの年齢を考えると、もう続編は難しいだろうが、典型的二時間ドラマとしてずいぶん楽しませてもらった。羽田さん、またどこかで会いましょう。
