早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

奇妙な広告

2023-09-04 18:25:29 | 日記

 地下鉄の車内で奇妙な吊り広告を見た。

「『偏愛東京』がこの沿線にまつわる『偏愛投稿』を募集しています」

 小さい字で、

「この沿線の隠れた魅力や、ちょっと『偏』な沿線情報などを、自由に投稿してください。あなたの偏愛情報が、誰かの観光情報になる」

 と書かれている。なんでも、87日から109日まで沿線投稿キャンペーン中で、商品もあるという。平日は毎日地下鉄に乗っているが、ひと月前からやっているにしては、初めて見た。

 都のキャンペーンかとも思ったが、ちょっと違和感。職場に戻ってホームページを見てみると、エヌケービーという会社とレッツエンジョイ東京という会社が今年1月に立ち上げたプロジェクトのようだ。HPのニュースリリースによると、初代応援隊長として世界的建築家の隈研吾氏の名前を掲げ、JR東日本や東京メトロ、航空会社などが協力企業として並べられている。文中には「『東京という都市は、世界一面白い文化の発信源になる』という思いから立ち上げました。東京を世界最高峰の都市として浮かび上がらせるためのプロジェクト」とある。

 どうやら、サイトを作って、そこで東京の名所や面白いところ、うまいものを紹介したいらしい。サイトを見てみた。ん~。感想は敢えて避けとこう。「注目の偏愛人」なる方々のフォロワーは一桁から最高でも60くらい。オレのブログよりも見られていないんじゃないかとさえ思ってしまった。

 みんな、「偏愛」を送ってね。

 


ホーバス監督

2023-09-04 13:03:07 | 日記

 バスケ、単なるオリンピックの一つの予選大会だったのだが、オレ的には盛り上がった。でも視聴率は試合の裏でやってた24時間テレビのほうが良かったらしい。あんなクソ番組、まだ見る人いるんだね。

 日本は、前回2019年大会では5戦全敗、開催枠出場の東京オリンピックでも3戦全敗だったというから、3勝2敗の今回は頑張ったと言っていいと思う。

 ケガを抱えて出続けた渡辺やホーキンソン、河村、富永、主将の富樫ら、名を上げた選手も多かったが、ホーバス監督の手腕を讃える専門家も多い。

 バスケ見た方ならおわかりと思うが、つるっパゲで、日本語ペラペラ、感情をあらわにする、という覚えやすい人だ。東京オリンピックでは女子を銀メダルに導き、その次は低迷続く男子をどうにかしてくれとの任務を課せられていた。

 彼の戦術は女子監督時代から変わっていない。速攻と3ポイント狙いだ。それなら、体格で圧倒的に劣る日本人でも世界で戦えるというのは女子で証明した。今回も河村や富永ら、'"小兵"だけでなく、208センチのホーキンソンまで大事なとこで決めたね。3ポイントは前回大会のシュートは3ポイントシュートは94本だったが、今回は163本に増えたという。これもあり、1試合の平均得点は66.8点から83.2点まで増えた。 速攻では、ゴールされたあとにゴール下からパスを受けた選手がそのままドライブで持ち込んでシュートというシーンが何度もあった。

 彼の自負が感じられたのは、新聞記事からだが、「ハチムラがオリンピックに出るかどうかは彼次第。彼がいなくても立派なチームを作れる」と、言ったところだ。NBAの来季契約交渉がどうのとか言って、今回、拒否ったのは、やはり気に食わなかったんだろう。


寝坊と依存

2023-09-04 06:07:44 | 日記

  きょう、起きたら5時3分。しまった。「暴れん坊将軍」見逃した。目覚まし時計をONにするのも忘れていた。今回は北原佐和子がゲスト女優だっただけに外せないと思っていただけに、すぐに朝ジョグに出掛けたが、悔しさというか、情けなさがこみ上げた。

 このごろ、なんか眠い。朝も昼も。夕方以降は、缶チューハイ飲んで粗末な食事をとり、ネコの世話をして睡眠薬を飲んで9時前には寝る。決して深酒や夜更かししているわけではない。ちなみにこの睡眠薬は公立のちゃんとした病院から処方されたもので、「睡眠導入剤」というらしい。不眠で通院したことはないのだが、内臓疾患で入院した時にでも始まったんだろう。数か月に一回、血液検査とか胃カメラとか、エコーとかで通院しているが、その時に処方され続けている。オレって実はカラダ弱いんだよな。この睡眠薬がすごく効く。10分以内には意識がなくなる。

 横道にそれたが、眠い話に戻る。朝は「暴れん坊将軍」のために通常は目覚ましで起きるんだが、その時からだるく、吉宗を見ながら寝たことはないが睡魔が来るときもあった。次が通勤の電車。なぜか座れることが多いので、乗り越さないかとヒヤヒヤだ。オレって実は小心なんだよな。そして、11時半ごろ。これが一番キツい。小心だから周りの目が気になるので、ウトウトしては、ハッとしてわざとらしい動作で引き出しを開けるとか、トイレに行くフリで廊下を散歩したりと必死だ。それでも天網恢恢疎にして漏らさずで、ウトウトが深まったときに限って、仕事絡みで話しかけられたりして「しまった!」となる。その一方で午後は全く眠くならない。

 少し前に、2、3日エアコンつけて寝たので、朝のだるさはそのせいかと思い、幸い一人部屋で寝ているのでエアコンつけずに窓全開で寝るスタイルに戻したが、あまり関係ないみたいだね。

 前の大麻の話の続きのようになってしまうが、この睡眠薬のような処方薬に取り付かれる病気もある。覚せい剤や大麻なんかの違法薬物と同じく依存するのだ。実際に若い女性の中毒者に出会い、どんなことになるのかを聞いた。

 処方薬は医師の処方箋がなければ薬局で売ってくれない。どうやって手に入れるのかというと、電話帳なんかで手当たり次第に精神科や内科の個人医院(クリニックというやつか)を探して、初診として診察を受ける。そこで「最近よく眠れない。確か前に〇×・・何とかいう薬を出してもらったら、すぐに良くなった」という筋書きで処方箋を手にする。ホントーは薬の名前なんてよーく知っているくせに素人を装うのだ。「それを一日10回くらいするの。医者によって違うけど、大体1週間から4週間分くらい処方してくれるから、一軒一軒違う薬局でゲットする」とあっけらかんと言う。医院も薬局も相互の連絡はないから同一人が一日どれくらい買ったのか知る由もない。マイナ保険証が完全導入されれば、出来なくなることだろうが。

 そうやって溜め込んだ睡眠薬を一回10、多いときは30錠まとめて飲むのだそうだ。効果は睡眠剤だからダウン系で、大麻みたいなもんなんだろう。ボーっとして、ハダカで近所を歩いていて警察に保護されたことが2回あるとも言っていた。

 なんともすごい世界だ。オレは小心者だから、寝る前に1錠だけありがたくいただいているが。