きょう、起きたら5時3分。しまった。「暴れん坊将軍」見逃した。目覚まし時計をONにするのも忘れていた。今回は北原佐和子がゲスト女優だっただけに外せないと思っていただけに、すぐに朝ジョグに出掛けたが、悔しさというか、情けなさがこみ上げた。
このごろ、なんか眠い。朝も昼も。夕方以降は、缶チューハイ飲んで粗末な食事をとり、ネコの世話をして睡眠薬を飲んで9時前には寝る。決して深酒や夜更かししているわけではない。ちなみにこの睡眠薬は公立のちゃんとした病院から処方されたもので、「睡眠導入剤」というらしい。不眠で通院したことはないのだが、内臓疾患で入院した時にでも始まったんだろう。数か月に一回、血液検査とか胃カメラとか、エコーとかで通院しているが、その時に処方され続けている。オレって実はカラダ弱いんだよな。この睡眠薬がすごく効く。10分以内には意識がなくなる。
横道にそれたが、眠い話に戻る。朝は「暴れん坊将軍」のために通常は目覚ましで起きるんだが、その時からだるく、吉宗を見ながら寝たことはないが睡魔が来るときもあった。次が通勤の電車。なぜか座れることが多いので、乗り越さないかとヒヤヒヤだ。オレって実は小心なんだよな。そして、11時半ごろ。これが一番キツい。小心だから周りの目が気になるので、ウトウトしては、ハッとしてわざとらしい動作で引き出しを開けるとか、トイレに行くフリで廊下を散歩したりと必死だ。それでも天網恢恢疎にして漏らさずで、ウトウトが深まったときに限って、仕事絡みで話しかけられたりして「しまった!」となる。その一方で午後は全く眠くならない。
少し前に、2、3日エアコンつけて寝たので、朝のだるさはそのせいかと思い、幸い一人部屋で寝ているのでエアコンつけずに窓全開で寝るスタイルに戻したが、あまり関係ないみたいだね。
前の大麻の話の続きのようになってしまうが、この睡眠薬のような処方薬に取り付かれる病気もある。覚せい剤や大麻なんかの違法薬物と同じく依存するのだ。実際に若い女性の中毒者に出会い、どんなことになるのかを聞いた。
処方薬は医師の処方箋がなければ薬局で売ってくれない。どうやって手に入れるのかというと、電話帳なんかで手当たり次第に精神科や内科の個人医院(クリニックというやつか)を探して、初診として診察を受ける。そこで「最近よく眠れない。確か前に〇×・・何とかいう薬を出してもらったら、すぐに良くなった」という筋書きで処方箋を手にする。ホントーは薬の名前なんてよーく知っているくせに素人を装うのだ。「それを一日10回くらいするの。医者によって違うけど、大体1週間から4週間分くらい処方してくれるから、一軒一軒違う薬局でゲットする」とあっけらかんと言う。医院も薬局も相互の連絡はないから同一人が一日どれくらい買ったのか知る由もない。マイナ保険証が完全導入されれば、出来なくなることだろうが。
そうやって溜め込んだ睡眠薬を一回10、多いときは30錠まとめて飲むのだそうだ。効果は睡眠剤だからダウン系で、大麻みたいなもんなんだろう。ボーっとして、ハダカで近所を歩いていて警察に保護されたことが2回あるとも言っていた。
なんともすごい世界だ。オレは小心者だから、寝る前に1錠だけありがたくいただいているが。