電車広告の衰退

　景気悪いな。これも電車ネタになってしまうが。なにしろ、早起きしてテレビ見てジョグして、歩いて駅まで行く間に女子高生の自転車姿楽しんで、電車を乗り継いで、つまらん仕事（仕事と言えるかは知らん）して、逆の経路で帰って、歩く途中で買った缶チューハイ2本買って、部屋でそれ飲んだ後、バカ妻の作るまずいご飯をいただいて、寝るだけの生活だから許してほしい。

　ホント、終わっているな。で、話を戻すと、景気は一向に良くなっている様子にない。世の中で今や最もいらない業種に広告があるが、それでも昔ながらの固定観念を持つ馬鹿ジジイどもは「広告打って売り出そう」と思うらしい。だから、広告業界ってしばらく賑わってたよね。ようやく世代交代が進んだのか、テレビのスポットCMが減り、番宣や通販主体になった。淘汰された番宣以外のCMも商品のCMというより、出演タレントのCMになっているよね。それが、電車にも来た。荷物棚上の広告掲示スペースに空きが極端に増えた。

　この写真では、広角に限度があり、表現しきれていないが、８枠連続広告が掲示されていなかった。何も特別なことではない。ほかの車両でも広告枠はスカスカで、憐れみを感じるほどだ。吊り広告にしても、片面しか張ってなかったりが目立つ。

　いらない産業であるという考えに変わりはないが、ここまでくると、日本の衰退、感じるよね。

菊川怜さん、温泉に入る

　菊川怜さんの二時間サスペンス再放送を見た。本放送は10年近く前みたいだった。菊川さんは温泉旅館の若女将。彼女主役のこの設定は前にも見た覚えがある気がするが、今回は石和温泉が舞台だった。

　こないだ、旅番組で見たことを書いた気がするが、このころは東大卒女優としてずいぶん経験を積んだのか、演技はコメディーっぽいのからシリアスな場面まで、表情豊かに魅せてくれた。女将は三田佳子さん。貫禄十分で美しかった。事件のカギを握る女優役に大河内奈々子さんが出ていたが、二人の入浴シーンというサービスカットもあって、おもしろかったな。

　二時間サスペンス枠が各局から全滅して久しい。こうやって、昼の再放送を録画してみるくらいしかないんだが（ほかに方法あるのかもしれないが、知らん）、やっぱ、出演者が手を叩いてワッハッハと笑うバカ・バラエティよりも数千倍面白い。昔の時代劇と同じだが、お金もかけているよね。

　正月明けに、どこの局か忘れたが、松本清張ものを2夜連続やるらしい。楽しみにしたいものだ。

吉宗、前田亜季の訴えに応える

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　けさの「暴れん坊将軍」の主役は前田亜季さん。当時13歳くらいだろう。もっと小さいころから子役として活躍していたのは、みんな知っているだろう。

　忠助に義父の無罪を訴える

　ストーリーは、油問屋の娘で、人殺しの罪をかぶろうとする義父を何とか助けようとするもの。実の兄が現れたりして少々込み入ってくるが、その辺は前田さんの可愛さでカバーだろう。

　吉宗と並ぶと、子供っぽさが目立つよね。今でも活躍しているのはすごい。

　吉宗の胸を打った前田さんの言葉がこの話のキーになった。「御上のなさることに間違いはないと思います」というものだ。吉宗、忠助の再捜査で、義父の無実は証明され、黒幕の勘定奉行は、一悶着あった忠助が珍しく一刀両断で成敗した。

　忘れてはいけないのが、密偵たる「御庭番」の捜査力。こんなところで、さりげなく成果を報告している。左が皐月。