本日の授業での一コマ

10級のプリント練習の生徒がいました。普通に棚から本日の練習プリントを数枚出して来て、計って直す。
とっても簡単な作業で、特別難しい事でもないと思います。
付け加えれば、その生徒、彼は、プリントでの計りは、先週もやっています。
音声タイマーでの計り方も先週計ってますから、知っています。
で、彼が「今日は何をしますか？」と聞きに来たので、「プリントを計ればいいよ。」と答えました。で指導を受けに来る生徒に手を取られていると。
「先生！あの子ずっとプリントの棚の前にいるよ？」と、他の生徒が教えてくれました。
「何をしてるの？プリントを計ればいいんだよ。」
半ベソになりながら彼は言います。
「何級をやればいいのかわかりません。」「いやいや、前回と同じ級をやればいいだけだけど。」

「前は、9級の見取算だけやりました。」
？えっ！？
何言ってるの？そんなわけないでしょ～～？まだかけ算教えてないのに？

「で、その前は10級を計りました。だから今日は何級をやればいいのかわかりません。」
「何を言ってるのかわからないけど、まだ9級はやってないから！」
「でも、裏も表もこの9級の見取算だけのプリントをやりました！」
だから、それは10級のプリントだから‥‥
「10級は9級の前の日にやりました。今日はどれをやればいいのか‥‥」
う～ん！ ？？？
他の生徒達も一緒に彼に説明してくれます。毎回同じ級を練習するんだよ！
でも何故か彼は納得出来ないようすです。でも、でも‥‥‥
そこで、6年生のKちゃん。
「今日はこの見取算だけが、裏も表にも付いている9級のプリントをやって下さい！」「はいわかりました。」
何故か納得してくれた彼は計りを始めてくれました。

ここまで来るのに約20分経過
何がどうしたら、こうなるのかなぁ？
彼に一生懸命練習説明してくれた他の生徒達。ありがとうね。