いっぽいっぽ・・・そろばん教室日記  

こどもの笑顔と一言で”こころ”をポカポカに出来たらいいな・・ 笑顔のステキな天使たち 

ちびっ子と珠算式あんざん力

2021-02-11 | soroban
一年生になる前に計算力を少しでも身につけておきたいと、今年に入り年中さんや年長さん達の体験学習や入塾が増えています。
頭の中がまだ真っ白なキャンバスで、他の計算方法に染まっていない為指導した事が乾いた土に染み込む様に学んでくれます。頭の中で、素直にそろばんの珠をイメージ出来る様になります。
そろばんを習う前に10になるように数字を組み合わせて行う計算方法などを身につけてしまうと、そろばんの珠を頭にイメージしながら計算する、珠算式あんざんが中々難しくなります。
イメージして計算しなさいと言っても、答えを合わせたい一心で、珠算式あんざんになっていません。学年が上がる程初歩指導を「こんなの簡単!」と珠を動かすイメージトレーニングを面倒がり答えを合わせる事ばかり気にします。すると、上級になっても珠算式あんざんが上達せず暗算力が育ちません。
そろばんの力は、何と言っても将来に渡って使える珠算式あんざん力だと思っています。
それを学び育てる事が出来ないのは残念で仕方ありません。で、「うちの子は珠算式あんざんには向いていないのでしょうか?」と
向いていないのではなくトレーニングを怠っていただけなのです。💦
限られた時間内に正確に、計算量をこなすのは、珠算式あんざんが一番だと思っています。大学の合格報告に来てくれた子達が一様に話してくれるのは、計算力があるから、試験の時間を他に回せて助かった!と。✌️
で、その子達の計算力とは、やはり段位クラスです。
1級ではほどほど。
3級程度では計算力が無いとは言えない程度でしょうか。
学年が上って入塾されたお子様や、他の算数教室にも通っていると言われるお子様達の指導には、まず他の習い事で学んだ計算方法を消す作業に時間がかかります。その点幼児はまだ真っ白なキャンバスなので、珠算式あんざん指導をしっかりと描けます。
他の計算方法を学ぶ前に、是非珠算式あんざ力を身につけさせてあげてください。
珠算式あんざん力は、必ずお子様の将来に渡って役立つ力になる事でしょう。😊
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